光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

雨空とカマキリ

2008-09-03 18:56:11 | 虫、その他
  雨がまた強くなってくる。きのう一昨日と暑く、今日は少し涼しいお天気にもどって嬉しいが、なかなか喜べないのも事実。また局地的に、しかしあちこちで短時間に大雨が降る可能性がある。すでに、大雨ののニュースも聴いているし、被害も出ている。

  今年は雨は少なかった。雨というと、冬は雪が降るこの辺りは、春の雨は待ちどおしい。ただ、お隣の長野県とはかなり感じが違う。長野県も広いから、これまた場所によって違う。長野市のお天気を見ることが多いが、ちょうど真東というと、今地図を見ると、それはなぜか長野市が一番妥当なところである。松本などは、もう少し南に位置する。この辺りの気温、冬場だとマイナスで2、3℃まで下がって、一番ひどい時でマイナスの5℃だが、
  お隣の長野市だとそれより4、5℃くらいいつも低いようである。これは寒い。それに比べると、かなりましな気がして、多少の寒さにも耐えられる気もするが、だんだん雪かきもしんどくなる。早く春の風が吹き、雨が降って欲しいと思う。だから、一番いい雨は雪が雨に変わる雨で、次には雪を溶かす雨であって、あとはこんどは生き物の生長のための雨が必要となる。雪にもいいところはたくさんあるが、それはもう春も半ば、半分暑くなるころに、思い出すものである。

  今年の夏は7月の最初から始まって、これではまた、余計雨が少なく、これまでの雨の少なさから旱魃も予想される感じがした。これは四国地方では本当のことになっていて、雨は降っても、それが水瓶であるダムに溜まらないと意味はない。まったく意味はないわけではないが、やはり雨はダムに流れ込む水系のその上流辺りでたくさん降らないといけない。今年もといってよさそうだが雨は、ダム湖には溜まらず、海に流れていったようである。
  この辺りだと、まずは山に雪があって、ありがたいもの、夏場の水はかなり安定的に供給される。で、ことしがひどかった、ピンポイント的な大雨、超大雨はどうかというと、これが崖崩れや流木をまねいて、まずは家屋が被害を受けた。一部は田んぼに泥として流れ、道路は寸断され、さらに流れ出た木々やゴミは、港や海岸に打ち上げられ、大変なことになった。その大変なことがまだ続いているようである。それでどうする、といわれると困るが。

  カマキリは時々見かける。このカマキリも今年見るのはかなり少ないと思う。探してもいない。去年くらいだと、アジサイなどを見るとそこにカマキリが待っていた感じだ。今年は、カマキリもそうだが、他のよくいる虫も、まだまだよくはわからないが、見かけることは少ない。チョウも、トンボも、その他の虫も。ほどほどにいたものというと、カメムシくらいかな。虫もいないと恋しい。居すぎるとこれはこれで困る。チャドクガなどはこれはいてほしくない。いないほうがいい。このチャドクガなどが今年いないのは、まずは食べる葉っぱがなくなったことがある。徹底した防除策も効果があったようだ。
  カマキリは害虫なのだろうか。食べ物は他の虫、あまり害虫のイメージはない。なんだか愛敬もあって、ときに人おもにらみ付けて面白いと思う。小さなカマキリなどは蜘蛛の巣で最後という場面が数あるようだ。最後まで大きくなってというのは限られるようで、これは虫は大概そうゆう運命にある。
  

  朝のカマキリで少し暗め。




  体の色も、いろいろありそう。翅は灰色がかった茶色で、胴体は緑?。




  頭の後からこんにちは、違ったおはようございますである。とがった顎がなかったら、トンボに似る。




  丁寧にカマをそろえているところが、愛敬がある。残念ながら餌の虫はいない。




  後、左ときて、最後は右から。目玉だけ見ていると、いつもこっちを向いているように見える。これが本当かどうか、ちょっとわからない。たぶん、こっちをにらみ付けてはいないようだ。

9月も、夜と朝

2008-09-03 16:15:48 | 散策
  小雨と強い雨、ほどほどの温度。

  小雨だったし、気温も上がっていない。
  自然と、帰り道、遠回りをすることにした。
  ムクゲの花が今頃、きれい。何度目かの開花。
  花は結構大きめ。
 
  ワンちゃんの顔を見たいと思ったのが、遠回りの最大の目的
  だったが、最初のちょっと老犬に思える、そのワンちゃんの方を
  見るのを忘れた。しかし、そこにあるサルスベリの花は見た。
  居なかったのかも知れない。

  もう一人、こちらはというと、ベッドに横になっていたが
  ちゃんとこちらを振り向いて、一瞥してくれた。そのように見えた。
  おっ、久しぶりじゃないか、そのくらいのことを思ってくれたのではないか。


  いつもの夕景と朝の様子。




  9月1日、この日の夕景はなかなか壮大なものがあった。




  2日の夕方は本曇り。しかし少しだけ雲が赤い。




  今朝の様子。まだ、雨はなかったと思う。その後はほどほどの雨で
  助かっている。

雨の朝

2008-09-03 06:44:01 | 散策
  朝のお天気、東の空は晴れ模様、真上辺りは雨で、西の空は、雨がひどい、そのような感じがする。風がない。アメダスの6時の気温、24.4℃、気圧は1004.7hPa。室温26℃、暑めで、慣れた。

  静かな夜。特に建物がギシギシいうこともなく、妙な人の声のようなものも聞こえない。夢は見ていて、なんだかよくはわからない。
  セミも、ほとんどがアブラゼミだが、まだまだいる。茶色いものが飛んでいる。盛んに鳴くときもあるが全体量は減った。網戸に張り付いて、バタバタっという音をさせながら、それから鳴き出すアブラゼミの声のうるさいこと。多少は帯域を持っているのだろうけれど、それで浪花節のようにも聞こえる。しかし最後はそのうるささに耳を塞ぐ。どこであんなに増幅できるのか、ちっちゃいのに感心する。

  今日も朝が来て、温度計を見ると26℃もある。きのうから今朝にかけて、曇りのお天気。暑かった。外の温度は25℃台、ただ風がなかったような気がするから、歩いていると暑く、踊っていると大汗をかくことになる。一晩中踊るとか、三日三晩眠らず踊るとか、いろいろ聞くが、大したものである。
  朝日が出た。その前に少し橙色に空が色付いた。薄い雲は妙な色に染まった。それからしばらくは、雨もなかったが、外に出てぽつんと頭に当たったのは木の葉のしずくではなく、雨粒。シトシト泣くように雨が降る。

  アゲハの幼虫がサナギになって、もうかなりの日数がたった。しかし、もう石のようになってその後の変化もなさそうである。その前のアオムシの状態を見てすぐにアゲハとわかった。まったくの柔らかな曲線があちこちにあって、しかしそのものを齧る辺りは、これはちょっとトドかアザラシの口元を想像させる。見ていても気持ちのいいものではない。それが華麗なチョウに変身する。が、このサナギは、凍っている。アオムシを少し移動させた。そちらのほうが、安全と思われた。それがダメだったのか。

  雨で、シトシトでジトジトで、なんだか調子も出ない。