光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

風のない時間

2008-09-01 18:48:34 | 散策
  夏の時間が戻ってきて、暑くてかなわない。

  ラジオを聴いている。どうもあやふやな聴き方で、これに集中することも出来ないが、そうでなくても、あれ、この声もしかして風邪の引き始め、ってな感じがするときがある。何しろ、24時間とは言わないが、話し続けないといけない。声がまずは命で、風邪を引いたときのアナウンサの方、DJの方は大変である。風邪だけは引きたくない。どこかに行っても、首にタオルを巻いて眠る。クーラが欲しいが、声のことを考えると、眠るときは避けたい。スタジオの気温はずいぶんと低い。
  といっても実際のところはわからないが。色々な機械、機材やらがあるし、まずは機械のための冷房、ついで、人の声のための冷房、そうゆう考えはあるのかどうか。いったいに、何度くらいのスタジオでいつも話されているのだろうか。ひざには、毛糸のマフラ、それから上はサマセータそんな感じの光景が目に浮ぶ。

  先週の週末に近い時間、あれこの声は鼻声だな、と思うときがあった。しかし、そのアナウンサの声を今日久しぶりに聴いた。三日ぶりになる。すると、声はもとに戻っている。どうゆうマジックを使われたのか知らないが、ごく普通のいつもの声になっていて、なるほどアナウンサはそれだけ声については、プロ中のプロでこれはよくないとわかると、秘法なり自己流なりの鼻声撃退術を持っておられるのだ、という気がした。
  さらに、少し話しに聴き入ると、どうも休みのときには、これまた栄養たっぷりな芸術観賞にも行かれているようで、なんだか要らぬ心配をして損をした感じになる。ただ、感じになるだけで、今日もまた元気な声がラジオで聴けたことはまことに喜ばしい。もう少し考えると、どうもまだまだお若い方、そんな簡単に風邪を引くわけもない。さらに鍛えているから、トレーニングも欠かさないから、自動的に、あるいは自身の治癒能力がちゃんと働いているのだろう。

  夏はバテるものだ。しかし体重は減らない。きのうか、一昨日かいつもと少し違うお腹の状態を再発見した。ずいぶんと出っ張っているようだ。なんでかなって、それは食べすぎ。なんでもかんでも押し込んでいた。朝は食べないと、お昼も食べないと、そうしないと夏バテする、そう思って食べた。
  いつもと違うのは、歩く距離が減ったこと。たぶん三分の一くらいに減った。一時は心的にも歩こうとゆう気もなかった。せいぜい必要な距離だけを歩いた。さらに、くたびれていると思うと、ゴロゴロもした。これで、食べているものが同じなら、そりゃ太るというかお腹は出っ張る。動かない。ごろり怠ける。それで、食べるものは食べる。こうなると、あるときを境に一気にどっと出るものは出る。それがお腹で、あーどうしようか、これは少しひどい。ものすごくひどいかも。

  時代は秋になっている。太陽暦で9月は秋。涼しい秋、何でも出来る秋。過ごしやすい時期である。秋は読書。それから芸術、そして何だろうか。スポーツの秋。それから、旅行の秋があって、さらには収穫の秋がある。秋にはお米も、果物も、野菜もお魚もすべてがおいしい。あー、秋は食欲の秋でもある。なかなかにやりにくい。
  食料品の値上がりは激しいでは済まない。とんでもないはねっ返りの状態にあって、今まで、100円だったのが150円は当り前。消費税も、5円から、7.5円に値上がり。その税金はどうなるー!。これによる食欲抑制効果はなかった。メタボンはメタボンボンになった。

  風の盆、おわら風の盆の始まり。今日はたぶんいいお天気で、雨の心配はなさそうである。ただいまも風が弱いか、あるいはない。暑い暑い夜になりそうな気がする。


  雨の日の、続き。




  オクラの花がまだ咲いている。雨で、暗め。今年の夏は本の少ししか食べていない。向こうに見えるのは、これはたぶんヒャクニチソウの花。これも美しい。




  スクリュウのような花弁の出方をしている。この花の中央の様子は、目で見ているとはっきりしていたが、写真ではうまく出ていない。




  中央上は、蕾?、左は花。下側のものはこれから実が大きくなる感じ。あのネバネバはどうして作られるか、謎の一つである。

透明な夜と、透明な朝

2008-09-01 16:05:35 | 散策
  暑い、汗がじりじりの暑さ。
  風は少しだけだがある。あるような気がするが、
  暑さを和らげるものではない。

  去年のメモを見ていると、8月25日からだと、
  最高気温、ここの赤いアルコール温度計のものだが、
  32℃、暑いとある。26、27、も同じ。
  28日は曇りから、後は雨、29日は曇り。暑さに関する文字はなし。
  30、31は雨で、涼しいとある。 

  今年の8月の最後は去年と比べるとどうだったか。ほどほどでよかった?。
  8月31日は晴れて、夕日が見えた。しかし夕焼けはなかったようだ。




  雲があるが、それ以外は大体透明な空。太陽がかなりまぶしく、
  顔をそむけながら、斜め方向を向いて撮っている。




  雲と低めの山が、接近してあって、その向こうに太陽があって、
  今、雲から少しだけ隙間のある空間に太陽は出ようとしている。
  この後は、雲がまた出てただ暗い空があった。

  朝も明るく透明。




  日の出る時間が、遅くなった。
  空が赤く燃えることはなかった、と思う。雲が切れて、まぶしい朝日が出た。

9月は、晴れで始まる

2008-09-01 06:49:18 | 散策
  朝のお天気、晴れ。快晴といってもいいくらい。すでに暑い、風も感じられない。煙突の白い煙だと、弱い北風があるようだ。アメダスの6時の気温21.7℃、気圧は1007.4hPa、室温25℃、これは夏。

  残暑で9月は始まりそうで、これはこたえる。「あせも」もなくなった。体調も、体の重さの程度も一時、あまりよくはなかった。何かあればごろんと横になっていた。その回数が少し減って、当たり前か、それでもやっぱり普通ではない。夏がもう一度やって来ると思う。どうするか。

  星が見えていた。4時ころだった。なにかの音で目が開いて、同時にトイレにもいった。その後、星は出ていないか窓から外を見る。いい星が出ている。特に、まぶしくもない。よかった。夜空に薄い雲。それと昔からあまり変わらない、明るい星。ふたご座、それからオリオン座も十分な高さ。さらに高いところにおうし座。冬の三角も見えていて、これはほぼ正三角形。
  そのうちのシリウス、おおいぬ座のα星、が地平から十分に上にあって、それでしばらくこの星を眺める。色がときどき赤くなる。そう見える。この星、変光星だったかな。恒星である以上理屈からだと必ず変光するはずだが、それが目でわかるような大胆な変化はまずはわからない。太陽だって今は安定して、光を放射している。シリウスの色は白か、少し青が混じるくらいで、まずは白い、ただの明るい点だが、それがときに赤くなる。面白い現象。変光と関係ないか、色の変化だった。ベテルギウスこそ、変光星の代表だが、この星を見ているとこの色は昔のまま、赤い。大気の中の何かが、いたずらをしているのだろう。

  朝になった。太陽が顔を出す。まぶしい朝、気温はそこそこ下がっているが、涼しさはない。
  カマキリが、もう中に入ろうと思ったときにいた、茶色で大型。まだ少しスマートでじっとしていて、一回だけぴくっと動いた。メガネをはずしてその顔の辺りをよく見ると、目玉は透明であった。しかしこの虫の目に魅力を感じるかというと、これは否。よかった。後をいつもチャリンで走ってゆく人がかけていった。