光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

コスモスはまだ

2008-09-06 18:49:56 | 散策
  暑いし、どうもやりにくい世の中のことばかり見える今時だが、やはりたまには、暑い中を歩くことも必要。暑いときは、火鉢。そうゆうことはないが、首に濡れたタオルハンカチ、さらにTシャツも少し水に濡らして、真夏同様のスタイルにする。でも、水は冷たいのである。この量が少し少なかった。忘れものがあって、これをまずは返しにゆく。
 
  コスモスの花が、チラッとだが見えている。そうゆうところ、ここは実際にいってみるが後回しにした。もっと見ていないところがある。そこにゆくと、まずは目に付いたのが、サツマイモで、たしかに去年もそうだった。結構雑草があって、いいことだが、これはこの夏の天候でうまくゆかなかった野菜の収穫と関係があるのではないか、と思われた。どんな人でも、あれだけ手をかけて、それ以外にもお金をかけて育てても、うまく実がならないとがっくりする。たぶんそのはず。
  私の場合は、ほっておいてそれで確実においしいものがなるというものしか、育てないことにしている。そうゆうものは今はなく、よってせいぜいヒゲナデシコと、大輪ヒマワリを植えることしかやらない。ヒゲナデはタネも取って新聞紙に載せたまま。ゴマより小さいタネがたくさん、たぶんたくさんある。そのままである。

  それで、そこにいくとキバナコスモスがにぎやかで、さらにシジミチョウ。それからモンシロチョウがくっ付いたまま飛んでいる。先に、止まった。そのときに前と後に頭があって、そうゆうことか合点した。そばに近寄ると当たり前だが飛び上がる。そのままである。他にはタテハチョウ、それとセセリチョウがいる。タテハチョウが問題だが、なぜならなかなか彼ら、彼女らは、こっちが正しいようだが、止まらない。翅の表を見ると白い斑紋があってこれはアカタテハかなと思う。タテハチョウにも色々あるようだが、アカタテハ、ヒメアカタテハが多いようだ。今調べると、これは「ツマグロヒョウモン」かも知れない。
  このチョウは、平気で人のそばに寄ってくる。人とは思っていないのだろう。アカトンボなどもそうだが、シオカラもそうだ、人に近寄ってなんだか人をもてあそぶような振りをする。翅をさほどはパタパタやらず、滑空状態ですいすい来る。来ることは来るが、そばの花には止まらず、すぐに10m以上離れて消えてしまう。しばらくするとこっちも少し移動する。次はコスモスの咲いているところ、先ほどの道に戻る。そこにコスモスは咲いていそうでしかし数は少なく、このコスモスはまだ咲く時期になっていないようだ、残念である。小さなハムシのようなものがいる。多少の花があって、さらに緑があると、小さな虫は必ずいるようだ。そうゆうところがある。
  そこに先ほどと同じに見える茶色いが翅の表に白い斑点のあるチョウが来る。先ほど目の前を通過したものではないか。そう思うがしばらくすると、そのようなチョウが2、3いる。やっぱりタテハチョウはいる。しかも複数。それで、数少ないコスモスの花に止まる。そのチョウの翅を見て、こんどはこれはアカタテハだと思う。さっき見た、翅の表に白い斑点のあるものとは違う。混同しやすいというか、簡単にだまされる。そのチョウもこちらに来るようで。しかしやはり今はさほどお腹がすいていなしらしく、近寄ってくるがそのあとはさっさとどこかにゆく。

  あとはその久しぶりに来たところの花をポツポツ撮っている。風があるが、露光を短くするとほどほどに止まっている。白い花があった。この花などは、もっとたくさんチョウが止まっていいはず。そのためにあるような花だ。この花があそこにあってここにもある。そこをやっぱり、翅の表に白い斑点のあるチョウが近付いて、ぐるり私の周りをまわって、またどこかへ消えてゆく。
  元気なチョウだと大体が遊ばれておしまいのようだ。まだまだ秋も始まったばかり。夏が戻ってきてチョウは元気そうである。元気のないモンシロチョウもときどき見る。しかし、なにかに止まってというときは少ない。まったくもってチョウの謎は多い。少しくらい花に止まってくれてもいいじゃないか。じっと待ってただただ時間を過ごした私は思う。


  それで、今日の花。




  いかにもどこにでも咲いていて、それでチョウが止まっていていい感じの花で、名前はわからない。たくさん咲いていて、それゆえかどこを撮るかとなるとむつかしい。




  花一つを代表させるそうゆファイルも少ない。その一つがこれで、よく見ると小さな虫がいるようだ。

  思いがけず、バラの花。




  雰囲気はなかなか伝わらないようだ。今、バラの咲いているところは、知らない。車の走る道から撮っていて、自由がきかない。危ないので、短い時間でおしまいとなった。

夕景も残暑

2008-09-06 16:10:51 | 散策
  今日も暑い。雨が降りそうで降らず、
  ジリジリしている。日も出て、汗も出る。冷や汗も出て
  体にはよくない。

  どんより雲だとあまりパッとしないが、
  雲に変化があると夕景は映える。ただし、今は暑い。
  これを見て涼むことは出来ない。
  しかしたぶんもうしばらくすると、秋の風が吹くはず。
  その先は、いうまでもないか。
  早く涼しくなれ。




  さほど見たくもないが、記念に、記憶のために。




  雲から太陽が出る。汗がダラと出る瞬間でもある。たぶん30℃以上はあった。
  首に水タオル。




  これくらいだと、雄大とか壮大とかそうゆう感じが強い。こうゆう絵は、
  絶対に描けそうにない。無論最初の二枚も同じだが。
  暑い暑い一日だった。

朝靄

2008-09-06 06:49:46 | 散策
  朝のお天気、曇り。西の方は、地平まで灰色の雲に隠れている。靄が出ている。霞や、霧ではないようだ。風が今はない。きのうも風のない暑い一日だった。アメダスの6時の気温23.9℃。気圧は1016.3hPa。室温26℃、ムッと来る。

  水蒸気の温室ガス効果はかなりなもので、これで地上の温度も下がり過ぎないようになっている。もっとも今頃だと、気温が下がらなくてムッと来る。湿気というのは、ありがたいようでそうでもないときが多い。しかし水のないところ、生き物はいない。きのうの夜に、明るいものがあってそれが雲にだいぶ隠れていて点に見えていた。それは少し膨らんだ月。ずいぶんと南にある。

  いよいよ蚊取り線香に頼らないといけない時期である。蚊はどこからともなくやって来る。それだから、いようがいなかろうが、一回は線香をたく。この線香は、まずはある長さに切る。この線香、ぐるぐる巻きだが、面白い曲線である。どうしてこんな曲線を作ることが出来るのか、まずは不思議だ、この長さを求める問題がすぐい思い浮かぶ。むつかしそうだな。
  それで、この線香、金属の台みたいなものに挟んでいる。反対側は燃え残る。それが落ちて、溜まる。しかし、ある条件だとこの折れた短い線香を燃え盛っている方にちょこんと乗せておくと、勢いで折れたものも燃えるときがある。暑いとよく燃える。乾いていると、さらによく燃えてかなり煙たい。これをやると、完全に近く線香を燃やすことが出来る。しかし、なぜか数多く、短いものは灰の中にまだまだあってそれが減らない。これからは気温が下がる。さらに今だと湿気てもいるから、これを乗せると燃えているものも消えてしまう。

  外に出てみる。暗い朝、どんより体も重い。それでも少しずつ空が明るくなってくる。走る人は走り、歩く人は歩いている。モズはかなりうるさく鳴いて、カラスとヤマバトが、空を舞う。まったくいつもと同じ朝がある。