機内映画で鑑賞。
「The Maze Runner」「The giver」(そのうちアップ予定)と、今のアメリカっぽくイマイチなSF × 2本にゲンナリ(笑)
じゃ次はもっと固めにしようと、タイトルに惹かれ、突入。
すると、タイトルバックが出、音楽が鳴り出すと、やけにウディ・アレン調。
「またアレン・フォロワーか?! タトゥーロのジゴロ映画もあったしなあ~」
と思ったところで、タイトルが出る。
監督・ウディ・アレン
「おっ! 全く事前情報なしで、新作が観れるとは」
ラッキ~!!!
で始まってみるとオープニングだけで既にわかってしまう。
今作はアレンの趣味丸出しパターン。
主人公は、マジシャン。
コリン・ファース(写真:右)が演じているが、彼に与えられるミッションは、偽予言者を暴く事。
マジシャン、偽予言者、と並んだところで、いかにもアレンの好き好きパターンだなと!
で、暴くその相手は、現在 勢いに乗りまくりの、エマ・ストーン(写真:左)
ネタを暴くどころか、次々と予言を的中させ、主人公を翻弄しまくる(笑)
そして…
結論:まー今作はアレンの息抜き的お気楽ムービー。
「ブルー・ジャスミン」の辛辣性、「ミッドナイト・イン…」のパリ愛、そしていつものNY愛、はここにはない。
だが、彼らしい上品なトーンで余裕かましつつ、繰り出される会話を楽しめば、それで良い。