日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 





ドキュメント映像の部屋 第五室の奥は、いよいよ目玉のひとつ、The Swimming Pool 1952
見たプールのイメージを、カットアウトで再現しようとした野心作!

奥はプールサイドの人物たち
右手は泳いでいる人たち?
左手は、プールに上がる しぶき?

イマジネーションが広がる....



この作品は、マチスの家アトリエの食堂の壁沿いに設置されていたもの。
かなり痛みが激しく、5年間かけてリストラクションして、この展示会で披露されている。

ただこれが目玉!とは言い切らないのは、まだまだ凄い作品が待っていたからだ!


(続く)



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第三室の右手奥は 教会モチーフ集だったが、真っ直ぐ進むと、そこは第五室。

ここでは作品ではなく、マチスの作業をドキュメントしたフィルム上映。
ここはここで沢山のヒトを集めていた。


というのは、
マチスが大きめのハサミを持ち、紙を滑らかにカットしている様子、
弟子に、絵の中のどのる場所へ、そのパーツを貼付けるかを指示している様子、
そして弟子のインタビュー、などが登場するから。


ここではマチスの作業風景の写真を貼付けておきます。

 

(続く)



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第三室の右手奥。
この部屋のテーマは、教会のステンドグラス。


写真の左が、絵で指定したもの、右が実際のステンドグラス。
その他にも、その過程でのスケッチや、司祭が羽織る衣装など。

興味深い!



(続く)



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続いて、第二室へ。
この部屋では、マチスのアトリエの壁に貼ってあった作品群を中心に。
(このシリーズ その1の写真の左側10点をはじめとして、部屋中に展示)

この部屋はそんな感じで大小、大量の作品が展示されている。
そのカラフルさに、目を奪われる!



先に述べたように、珊瑚礁を表現したモチーフが、あちこちに登場する。
だけでなく、部屋の右側に展示されている大型の2点は「オセアニアの海」が テーマ(写真)

Oceania the-Sea 1946

これはこれで、素晴らしい!
(本物はもう少しバックの茶が強いです)


この部屋だけで、かなり満足させられつつ、その右奥には、第三室...



(続く)



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さて、第ー室の説明。

入場すると、まず右側に解説。
そしてその横に、The Dance, 1931-33 が。

あの有名な The Dance (1909 同美術館所有) のバリエーション。
いろいろバージョンがあるが、こちらはフィルデルフィアの屋敷用のもの。
その製作過程のラフ・スケッチが数点展示されている。

面白いのは、当初は「スケッチ」だったものが、後半に「切り絵」Cut-Out に変化すること!

解説を読むと、屋敷の仕様が何度も変更になり、その繰り返している間にマチスが手法を切り替えた、と。
カットアウト Cut-Outs 切り絵 に目覚めた瞬間、ということになる。


次に、入場した正面にあるのが、Two Dancers 1937–38 =(写真)
その気づきがあってから4年後、バレー劇場のステージカーテン用にデザインされたもの。

これをみてよくわかるのは、幾つもの小片が、ピンでくっ付けられて形になっていること。



このようなイントロがありつつ、第ー室の奥で、早くも、有名な本のシリーズ、 Jazz が登場!

その周辺に、同時代に作成された作品も飾ってあるが、その中の一点にまたショックを受けた。
その作品は、Lagoon 1944。
珊瑚礁を表現するのに、切り取った内側だけでなく、その外側も大胆に?仕様している(ようにみえる)
このモチーフはその後、海の作品にこだわらず、次々と登場するようになる!

(続く)



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