日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 






佐藤可士和さんといえば、お会いしたことはないが、優れたクリエーターであるだけでなく、企画構造の整理整頓が得意そう、というイメージ。
(まるで、佐藤雅彦氏のように)

その彼が「打合せ」を整理整頓してみようっていうんだから、さっそく読んでみた。



ぐっさりと刺さった部分をメモしてみる、読後評っぽくなくて申し訳ないが(笑)
(順番は当ブログで統一すべく入れ替え)


・打合せは、アウトプットの場

・すべての打合せは、「クリエイティブの場」である

・打合せの質が成果物の質

・本音でやりとりしなければ意味がない
 一対一の打合せを希望しているのに、他の社員の同席を求められることがある
 録音してもらってもいいので、一対一をお願いする。
 それは「本音」が聞きたいから。
 打合せで強く意識しなければいけないのは、どれだけ「ぶっちゃけ」られるか

・どんどん口に出すことで、「思考の輪郭」がはっきりしてくる 
 何かをしゃべって口に出す「言語化」という作業は、思考を具現化する作業です
 たとえ間違っていたとしても、同じようなことを考え、似たことを繰り返すことによって、
 だんだんと思考の輪郭がはっきりしてくる。

・NOと言うなら、どんな立場であれ代案を
 目的はそれぞれの持ち場の役割を果たすことではなく、プロジェクトのゴールを完遂すること

・「つまらない」と言えるか? その理由を語れるか?
 ものをつくる仕事は、思いをぶつけ、意見を正直に表明することに存在意義がある

・目的のない打合せは、ゴールのないマラソン

・「アイデア」という言葉を軽々しく使わない
 打合せを、「イメージしてきたことを出し合う場」にする

・「準備のやりすぎ」にも注意

・仕事が出来る人、忙しい人ほど、早く打合せの場に来ている

・資料・ツールは「イメージ力」を発揮して揃えておく

・なるべくたくさんの「イメージ」を持っていく
 誰かのイメージを断片を拾っていったり、極論をぶつけたりして、場を揺さるようにしている

・「何を質問するか」で打合せの深さが決まる

・打合せ中は、常に「聞きながら考える」

・「極論」と「断片」を、うまく活用する

・感じたことに紐づけて、心のひだに記憶していく習慣をつける

・「その場で思いついたこと」のほうが鮮度が高い
 情報をインプットしておいて、アタマの中にスペースを取っておくのです
 =「身体が温まっている状態」

・「事情のパワー」に押し流されない
 優れた仕事人というのは、その流れを変えられる人なのです
 しっかり緊張感を持って見ていないと「事情のパワー」に流される危険がある

・「今日は無理だな」と思ったら早めに打ち切る

・「ラスト5分」と「終了後5分」が打合せの黄金時間

・「そんな感じで」禁止令
 何を決めたのか、何がタスクなのか、しっかり書いて打合せを終える

・帰りの移動中などに、リマインドを自分にメールする

・大切なポイントをまとめ「自分議事録」を作成する

・ファシリエ―タ―は打合せを「デザイン」せよ
 みんながイメージを出したり、発言しやすくしたりする環境づくりが大切

・「大義」があると、チームのテンションが上がる

・ブレストの人間は多すぎてはいけない
 しゃべらないネガティブパワーは、とても大きい

・会食は「未来を語らう場」として活用せよ
 メモは取らない、資料は出さない
 同様にいつでも「身体が温まっている状態」を作っておく

・社内打合せ、という手法ではなく、常時、密にコミュニケーションを取る

・リーダーに大切なのは、「オープンマインド」と「タイミング」
 ふらりと行き、立ったまま、その場で進捗状況を確認していく
 

ざーっと書いていってみたら、凄い量...
それだけいい内容がぎっしり詰まっているということか。

せっかくこれだけメモったんだから、少しでも近づけるように頑張るしかないな!(笑)


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