ヌーヴェルヴァーグの巨匠、ジャン=リュック・ゴダール(88)の最新作。
前作「さらば、愛の言葉よ」(3D)でも過激度を増していたが、今作はその数段上をいく!
一言でいうと、ラディカルの極み(笑)
怒りをぶちまけたような映像がモンタージュされ続ける。
基本は文明の「暴力・残虐」「紛争」「戦争」「差別」etc…をえんえんと(汗)
一応、5章構成ではあるが。
5本指のごとく、5章からなる物語、って何よ!(笑)
しかも映像のクオリティは低い(ていうか、低くしてある:写真)
スマホとかでゴダール本人が撮影してるし。
ゴダールはナレーションもしており、こちらも叩きつけるような声?でボソボソしゃべっている。
字幕を追っかけるのだが、映像のインパクトが凄すぎ、セリフの意図を理解、までたどり着けないシーン続出(汗)
だからといって退屈するかというと、その真逆!
(個人差アリ:注)
ネガティブランドというバンドが昔あったが、そんな感じ。
84分の「ネガ万華鏡エンタテイメント」?!?
カンヌで史上初、【パルムドール】を超越する賞として特設【スペシャル・パルムドール】を受賞。
結論:ゴダールが怒りをぶちまけ続ける、84分の「ネガ万華鏡エンタテイメント」