日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 





毎月 × 1のお楽しみ、MET ライブ・ビューイング 。 
2006年からはじまり既に8期めに突入、アメリカNYにある代表的オペラハウス、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(MET)のライブ・ビューイング。
最新のオペラ公演を、高品質のHD映像と最新の音響で収録し、映画館で上映、というシリーズ。



今回は、ヴェルディのトスカ。
実は2年前にNYで生鑑賞しているが、細かいニュアンスが理解できるライブビューイングは貴重。
だし、今回はメンツが違っており、気になっていたのでいそいそと。


その理由はなんたって、 ロベルト・アラーニャ = カヴァラドッシ役(写真:右)だからだ!
(2年前の生鑑賞ではマルセロ・アルヴァバレス。もちろんカウフマン版も観たいけどね)
そして期待どおり、アラーニャは自信たっぷりに美声を聴かせ、正に絶好調。
客もおおいに湧いていた(もちろん画面の中で)

あと良かったのが、スカルピアを演じた ジョージ・ギャグニッザ。
(2年前の生鑑賞ではファルク・シュトルックマン)
第一幕のラストの盛り上がり具合は、これまでに感じなかったテンションの高さ。
リュック・ボンディの演出もこなれてきたせいだろうか?

トスカ役はパトリシア・ラセット(写真:左)
って、おまけのように書いてしまう理由はヒミツ。



あと特筆しておかねばなのが、次回作「フォルスタッフ」の予告部分。
珍しく、出演者が横一列であわせる稽古風景(ビアノ演奏のみ)をライブビューイングでみせる、というのは新しい(くない?)
もちろん、その中央に座して指示を出すのは、ジェームズ・レヴァイン!

一度は引退を覚悟したはずの伝説的人物が、生き生きと指示を出す姿に、ワクワクしてしまうのを止められない。
その稽古風景終了後も、パブリックテレビでのインタビューも少し登場、彼の復活の真実を彼自身が語る。
この部分も必見(かも)

今週の金曜まで上映。




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