goo blog サービス終了のお知らせ 
日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



 

 

この本の構成は、以下のよう。

 

1. 始める

どうやって「最初の1歩」を刻めばいいのか?―心の「壁」を取り払うための起業家の公式

リスクには「正しい取り方」がある―不安と闘い、挑戦を続けるための5つの戦略

チャンスは「カオス」のなかに―逆境を乗り越えるための5つの戦術)

 

2. 成長する

自分を知らずに成功はつかめない―強みを最大化するためのアントレプレナー「4つのタイプ」

成長のために何を行い、何を諦めるべきか?―迷いを断ち切るための「ホワイトボード6か条」失敗を糧に進化するチームをつくるために―これからのリーダーに求められる4つの「A」

メンターは多いくらいがちょうどいい―「厳しいアドバイス」を手に入れるための5つの方法

 

3. 成功する

いちばん大事なのは「働きがい」―創造力と活気に満ちた「いい会社」をつくる4つの方法

起業家こそ、「仕事も、家庭も」―本当の意味で「夢を叶える」ための3つの秘訣

 

 

だが読んでいくうちに悟る(汗…)

 

「圧倒的に、1. 始める が面白い!!!」

(と、 2. 成長する の前半)

 

 

そりゃ当然といえば当然。

先日紹介した、Airbnb 創業も、超・面白かった。

最初の発想 =「コンベンションの時って、需要が多すぎてエリアが対応できてないね」

「じゃ、その期間だけの民泊はあり」で、まずは自分の部屋から実験開始!

たまたまあったエアマットから「エアベッド & ブレックファースト(朝食つき)」(笑)

 

 

とまでもいかなくても、冒険心が溢れる一方、リスクの取り方までしっかり享受してくれる。

中でも当ブログ的に刺さったのは…

「事業を始めた時に、家族や友人に製品を売ったこと」が最大の後悔、とな!!!(汗)

これはタメになる(汗)

 

 

結論:スタートアップを考えるヒトに向けての、最新版の必読書。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 

 

 

Airbnb は、一度だけ使ったことがある。

NY シカゴ NY と移動した時に、NYへ戻った数泊で利用してみた。

 

web上では家を所有する人物がいて、炊き出しのボランティアも行なっているという。

これを手伝うと宿泊費を割り引く、という話だったので、どんな人物か会うのを楽しみにしていた。

 

ところが到着してみると、その本人は居らず(ていうか一度も会うことなく、終了)

そのアパートの一室は実に変わった構造で、部屋の中にまた、家というか小屋が建っている(笑)

一畳ほどのベッドだけの小部屋が20ほど、という不思議な構造。

どう見ても、消防法とか絶対無視してるな、と(笑)

 

マジソンスクエア・ガーデンに近く便利なロケーションだったが、2度と泊まるつもりはない。

(予算をケチり過ぎたこともそんな状況に陥った大きな理由のひとつ、ではあるが)

 

この本を読んでいくと、このへんの背景がリアルに登場する。

まず理解したのは、Airbnb にとって New York は立ち上げ時に重要な転機を生んだ都市。

一方で、私の体験の延長上にある問題点が New York で注目され、現在 Airbnb の立ち位置を揺るがしかねない問題にある。

このへんは後ほどゆっくりと...

 

 

 

このサービスの最初の発想 =「コンベンションの時って、需要が多すぎてエリアが対応できてないね」

「じゃ、その期間だけの民泊はあり」と考えたのが、ブライアン・チェスキー、ジョー・ゲッビアの2人。

2人は元々、そういうアイデアの種を発想することに喜びを見出していた。

まずは自分の部屋から実験開始!

たまたまあったエアマットから「エアベッド & ブレックファースト」(朝食つき)という名でサイト制作。

 

何度かの失敗を繰り返す一方、重要な人物との出会いが。

その人物は、既に成功していた企業家の相談役だったマイケル・サイベル。

彼が紹介した資本家は、チームが3度目の正直、民主党党大会狙いで仕掛けた奇怪な企画を知り投資を決める。

奇怪な企画とは = 既成のシリアルのパッケージを変えて高く売ろうとした、オバマシリアル!

投資者のコメント「君たちゴキブリみたいだな。絶対に死なない」(笑)

 

そしてサイベルにその成功を報告する2人にサイベルは聞く。

「ユーザーはどこにいるんだ?」

2人「ほとんどがNYです」

「こんなところ(サンフランシスコ)で何をぐずぐずしてるんだ?!」

 

で2人は3か月間毎週末NYへ飛び、ホスト・ユーザーについての大事な知見を貯めていく。

ここで重要な気付きポイントが。

一緒にプロのカメラマンを同行させ、きれいな写真にすることで、双方にとってメリットがあったのだ!

暫くは引き気味だったwebデザイナーのネイサン・ブレチャージクも本気になり、画期的なグロースハックを実現。

こうして成功の道を歩み始める。何と9年間で3兆円企業に!

 

とはいえ、一気に人を採用しながら世界に出ていく状況の中、こんなコメントも。

「起業は、崖から飛び降りて、落ちながら飛行機を組み立てるようなもの」(笑)

 

 

そして成長に伴い、ダークサイドも持ち上がってくる。

全てのホスト、全てのユーザーがいい人であるわけもなく、数の増大に伴い、目についてくる。

それらは悪い意味で多岐に渡り、犯罪・破壊・暴力事件 さらに人種差別も...

 

そして冒頭のパートに(第5章 アンチとの闘い)

個人的に部屋を貸し出す、が Airbnb の大事な原則。

ところが、住んでもいない部屋を借り、貸し出す「プロホスト」が多く存在していたことがわかり、バトルが始まる。

この業態を敵視し始めたホテル業界を中心に、NY州で2010年から続く法廷闘争に発展している!

 

 

今日出たニュースにも、その争いが登場。

ニューヨーク市ホテル協会が、抗議テレビCMの放送を7/31日から開始。

テロ事件の犯人がAirbnbを利用していたと告発する内容!

 

超人気サービスになったがゆえの闘いがこのサービスが誕生したNYで起こっているわけ。

 

 

というわけで、

結論:大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法、はNYに始まり、NYで闘争中。

   New York は人種のみならず、ニュービジネスでも究極のメルティング・ポット(そこが結論かよ! 笑)



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 

 

 

タイトルの通り、著者はNYの地下経済(ミッドタウンとはいえ危ないエリア、ヘルズキッチン中心...)に潜入。

で、まずオープニングで驚く。

お金持ちの銀行マンの御嬢さんが、ポン引きの元締めとなることを決意(!)

全く罪の意識もないまま(汗)

自分がNYで成功するために、ということを理由に。

だけでなく、ヤクの売人と商売を開始(!)

 

 

 

NY好きとしては、読まずにいられない本。

の一方、上の冒頭の内容のように全編ポン引き・ヤクで満載。

読み進むのがつらくなってくる(笑)

 

本の中で点在する、この街をグッサリ表現していると判断した箇所を以下、抜粋。

(改行:当ブログ)

 

NYに関して相反する2つの考え

1つ目の考えは、グローバルな都市NYは無限のチャンスが転がっている街。

で、ろくに稼げない移民でも、のし上がってよりよい生活にたどり着ける

 

2つ目の考えでは、グローバルな都市NYは情け容赦ない階級社会の街。

で、勝ち組には社会的に大きな報いがあるが、負け組には二度と立ち上がれないかもしれない、

くらいのダメージを与える。

 

NYはチャンスはくれる。でも、なにも約束してくれない。

 

NYでは結びつきは目が眩むほどの速さでできていく。

でもその結びつきは長くは続かない。

成功のカギは、その場その場でできた社会的な結びつきを、使ったり捨てたりする能力にある。

 

実のところ、浮かぼうとした人の大部分は結局沈む。

成功というのが階級を移ることだったり経済的に豊かになることだったりする

ならなおのことそうだ。

 

シカゴでは、情け容赦なく野望を追いかけると、ご近所さんにふさわしくないと眉をひそめられる。

ニューヨークは違う。

ここではそういう行動にお墨付きがもらえてもっとやれと背中を押されるのだ。

この街は、おまえはそれでいいのか、自分に問いかけろとそそのかしてくる。

 

 

結論:NY好きとしては、読まずにいられない、この街のダークネスが浮かび上がる一冊。

   (だが、読んでいる時は勿論、後味は「超悪い」ことは付記しておかなければならない 笑)



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 

 

本のタイトル、シンギュラリティと言えば、カーツワイル。

 

当ブログは早い段階から、レイ・カーツワイル は追っかけてきたつもり。

 

2006年11月05日 アップ

NHK 未来への提言 レイ・カーツワイル 加速する技術の未来を具体的に語る。超刺激的。  

 

2007年08月11日 アップ

読後評:The Singularity is near (邦題:ポストヒューマン誕生)  

 

そしてそれからあっという間に10年が経過していた(笑)

 

 

一方で、こんな本も。

2016年10月13日 アップ

読後評:ビッグデータと人工知能 可能性と罠を見極める  文系・理系という分断を越え「シンギュラリティ狂騒曲」を超越せよ、という主張。  

第3章「人工知能が人間を超える!?」では正面から、カーツワイルが主張する「シンギュラリティ」を真っ向から批判。

明確に「シンギュラリティ狂騒曲」と切り捨てている!

 機械はあくまでも「伝達作用」で、クオリア(感覚質)は機械には獲得できないと主張。

 

あるいは去年ベスト本に挙げた「インターネットの次に来るもの」のケヴィン・ケリーも講演で、切り捨てはしないが「多分無理では」と発言していた。

 

 

という状況の中、現在2017年視点でシンギュラリティをアップ・トウ・デイトして捉え直す。

 

当ブログがこれまで認識していたシンギュラリティのキーワードは主に、

1.「加速」accelerate

2.「特異点」Singularity 

3.「寿命」人類永遠のテーマ

 

第1章 シンギュラリティとは何か はこの復習的内容。

 

第2章から、シンギュラリティの10年後が見え出す。

先ずは、Xプライズ。

(昨日の日経の書評に「Xプライズ 宇宙に挑む男たち」があり、早速読破予定)

賞金レースという構造で、人類を次のステップに進めようとするプロジェクト。

 

Xプライズの主催者ディアマンテスは「六つのD」を提唱している。

1.デジタル化

2.潜行

3.破壊

4.非収益化

5.非物質化

6.大衆化

 

iPhoneが誕生し10年で現在に至っているのがいい実例だろう。

この6つのDは、エクスポネンシャル exponential の6D とも呼ばれている。

 

このエクスポネンシャル は 第5章で更に掘り下げられる。

タイトルは「エクスポネンシャル思考でなければ生き残れない」

 

 

そして第6章 

カーツワイルとディアマンテスが筆記人となって出来たシンギュラリティ大学!

大学とはいえ、ベンチャー企業の育成やベンチャーキャピタル機能も揃えている。

最も大学的な機能としては、GSP(グローバル・ソリューション・プログラム=夏季)、EP(エグゼグティブ・プログラム)

更にこの2つより実戦的な AP(アクセラレーション・プログラム=秋季)もある。

これらの基本スタンスは「人類の課題はテクノロジーで必ず解決できる」「10%アップを目指すより、10倍を目指す」

世界最先端をプッシュすることで、シンギュラリティを大きく推進させようという意気込みが伝わってくる...



結論:現在2017年視点でシンギュラリティの現在・未来をアップ・トウ・デイトしてくれる点で有効な一冊。


コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )




 

 


カラー340ページ超の大著。

デイヴィッド・ホックニーと美術評論家の議論を、古今東西の名画とともに。

 

 

まず驚くのが、あらゆる名画でさえ「画像」扱いだということ。

まえがき、からして、こう立ち上がる(改行は当ブログ)

 

いたるところに画像あり、

ノートパソコン、携帯電話、雑誌、新聞、本(これもそう)

ばかりか、今でもまだ壁にかかっているものまである。

私たちは、考えたり、夢を見たり、人や周囲の状況を理解しようとするとき、言葉と同じくらい画像に頼る。

 

ところがこれまで、画像自体が独立したものとして考察されたことはほとんどない。

さまざまな種類の画像、例えば絵画、写真、映画の歴史ならいくらでもある。

 

ところが画像全体の歴史となると、そうはいかない。

ちなみにここでいう画像とは、立体を平面、例えばカンヴァス、紙、映画のスクリーン、スマートフォンのディスプレイ上に表現したものを意味する。

そうした多様な種類の表現の間で行われるやりとり、受け継がれるものが、本書のテーマとなる。

 

ここで、サブタイトル「洞窟壁画からiPadまで」が一気にリアル化する。

美術・絵画側にいる2人が繰り広げる、過去聞いたことのない角度からの解釈。

カラヴァッジョ、広重、ウォルト・ディズニー、写真、地図 etc… この視点から切り倒す。

 

驚きは、名画の多くが実はまだ発明されたとされる前の時代にもかかわらず、何らかの光学的装置を使い、デッサンをしていたのではないか?という議論。

美術を冒涜するのか!という声が聞こえそうな、凄い議論…

 

 

という驚きの視点を提供しつつ、締めの章のメッセージは以下。

 

今こそ画像の歴史のワクワクする瞬間だ。

 

340ページまで到達した今、そのコトバがとてもリアルに響く。



結論:2017年のテクノロジーから俯瞰した、美術への価値観を揺さぶる「総合芸術論」



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 

 

まず、第1章 世界の極秘情報を暴いた「パナマ文書」

このパートが素晴らしく秀逸。

何冊かのパナマ文書本を読んできたが、どれも読後評を書くまで至らなかった。

が、この本の第1章だけで、OK

 

世界の調査報道記者たちが立ち上がり、暗号化キーを入手し、取材参加。

この「史上最大の作戦」の結果、この世界的な極秘情報が暴かれた。

ニュース速報が各国で連発され、結果、首相が辞めた国、無視を決め込むアノ国、etc...

OECDはその2週間以内に緊急会合を開き、タックスヘイブンの透明性を高める施策を実施することで合意。

ジャーナリズムによって、大きく歴史が動いた瞬間となる。

抜きん出てまとまった内容で、この時点で既に満足させられる。

 

続く第2章では、アゼルバイジャンやイタリアのマフィアの裏側を暴く記者たちの活動を。

そして3章では、世界各地で立ち上がっているNPO系の報道機関を紹介。

・歴史のあるIPOでカルフォルニア設立の調査報道センター(CIR)ー西の大関

・ワシントンにある社会健全性センター(CPI)はエンロンの不正をスッパ抜いたNPOー東の〃

・横綱は「プロパブリカ」 WSJの元編集長が立ち上げ、カトリーナ取材で一躍有名に。

    この取材で、ピューリッツァー賞報道部門賞獲得。これで多くのプロが「転職したい」会社に(笑)

NYの「インサイド・クライメット・ニュース」は、小粒ながらも気候専門性でこちらもピューリッツァー賞。

・オランダの「コレスポンダント」はインターネットでの寄付からスタートし、8万人有料読者を集めている。

・フランス「メディアバルト」は風雲児。サルコジ大統領をはじめとしたトップの不正追求でおおいに気を吐いた。


報道の心得(記者による記者のためのスクープ教室、他)を説く 第4章 に続く最終章のテーマは日本。

個人情報の保護縛りがキツ過ぎる結果、何でも「匿名」となり、調査報道を阻んでいる現状を、「日本の壁」とする。
海外でも当然プライバシーの扱いは厳格だが、日本のそれは行き過ぎだと説く。
日本の報道姿勢にはやや偏りがあることが、この傾向に拍車をかけているというのが当ブログの見解。
 
 
結論:「パナマ文書」パートから一気に読ませる、国際視点からのジャーナリズムを理解できる一冊。
   当ブログ的に強いて言うと、このパートをもう少し拡大しメインテーマ化しても良かったかも?というくらいの内容。
 


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 

 

 

まず、ゼロデイとは何か。

いよいよ大事件が起こってしまう日のことを言っているのかと思ったら、全く違った!

 

ゼロデイとはOSなどのソフトウェア(windowsをはじめとした)の公開されていない脆弱性のこと。

1回限りだが、その脆弱性の「穴」を活用すると、そのソフトウェアを使用している組織をハッキングできるのだ!

それを「ゼロデイ攻撃」と呼ぶ。

upgradeで「穴」を埋めようとする企業側の一方、この分野は何と闇ビジネス化。

アンダーグラウンドで高額取引されているとのこと…

 

続き登場するのが、実際にイランの核燃料施設をの遠心分離機を破壊した「ゼロデイ攻撃」が実際に2009年にあったという事実。

この攻撃は「スタックスネット」と呼ばれているそう。

もはやスパイ合戦は昔のように生身ではなく、サイバー空間で行われているわけだ!

 

こうして各国のサイバー・スパイ合戦が紹介される。

スノーデンの暴露でNSAのやっていることが世の中に露出したアメリカはもちろん、多くの国が。

それらは、北朝鮮、中国、イラク、イラン、ロシア、イスラエル、アフリカ…

 

さらに現在の世界中の最新の関心事、トランプ大統領とロシアによる民主党へのサイバー攻撃にも一章を割いている。

ロシアは少なくとも6つのゼロデイ攻撃を仕掛けたとする。

あまりにタイムリー過ぎる内容!?

 

結論:今知っておくべき、サイバー攻撃にさらされる国際ネット社会の現実




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 

 

 

GW読書。

野口悠紀雄が著者なので、いつものようにわかりやすく解説してくれるかと思って読み始めたら…

 

かなり難解(笑)

で、かつ300ページ超(涙)

 

その訳は、ブロックチェーン技術自体が在来技術型とは違うこと。

流行?のフィンテックでさえ、旧来ゾーンに属する。

その記述部分を少々引用しよう。

 

フィンテックは革命的変化ではない

ほとんどは、クレジットカード・システムの上に築かれているから(=決済)

フィンテックの中には、送金コストをゼロ近くまで引き下げるサービスも登場している

が、これは「フリーミニアム」によってコストを引き下げているに過ぎない。

(基本的なサービスは無料で提供するシステム。高度な技術は課金)

 

 

ではブロックチェーンならどうなるか。

ここで新キーワード登場。

本では236ページに登場するが、当ブログはここで出したい。

 

DAO = Decentralized Autonomous Organization

 

中央集権的なシステムで取引を中心としたやりとりを管理するのではなく、分散型。

POW(Proof Of Work)という技術によって成立する。

 

 

ブロックチェーンは仮想通貨を支える情報技術であり、前半は以下のような章立て。

 

第2章:ブロックチェーンの応用(1)ビットコインの成長

第3章:ブロックチェーンの応用(2)銀行も導入

第4章:ブロックチェーンの応用(3)業に革命的変化;通貨と金融をどう変えるか

第5章:在来技術型のフィンテックとその限界

第6章:ブロックチェーンは通貨と金融をどう変えるか

 

と金融系の議論が続く(通貨、ビットコイン、銀行、証券 etc…)

この先に、融規制、法制度、決済 etc…へと話が深化していく。

繰り返しになるが、決済はフィンテック領域で、ペイパル及び他の先行事例も登場。

 

このままその方向の本だと思って読んでいくと、7章からいきなり方向が変わる。

 

 

第7章:ブロックチェーンの応用(4)事実の証明

第8章:ブロックチェーンの応用(5)IoT;分散型自律組織や分散市場がすでに誕生

第9章:分散型自律組織はいかなる未来を作るか

 

IoTまでが登場し、驚く。

ブロックチェーンはそっちにも関係あるのか?!

 

そしてフィニッシュに向かうラスト2章。

第10章:分散型自律組織はいかなる未来を作るか

第11章:われわれは、どのような社会を実現できるか

 

ここでは予測市場、分散市場なるコトバまで登場し、当ブログは完全にケムに巻かれた(笑)

読み終わって感じたのは、この一冊が非常に野心的な一冊だということ。

 

こうした技術革新は常に動いているので一定の理解をしていないとすぐ振り落とされかねない。

という一方、あるチェンジでそれまで最新だったものも一瞬で消えてしまうこともある、

というのが当ブログの認識。

 

なので野心的であることは、実際に進む方向と合致する可能性もある一方、両極にふれがち?

とはいえ、ひとつの可能性を知ることができるだけでも、読んだ価値があったといえよう!



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 

 

著者の 中野信子さんは脳科学者。

パーソナリティ障害を専門とし、現在は 東日本国際大学特任教授・横浜市立大学客員准教授。

東京大学工学部卒業、同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了の医学博士。

フランス国立研究所ニューロスピン(高磁場MRI研究センター)に勤務経験あり(2008-2010年)

 

 

で、まずタイトルの「サイコパス」という言葉に驚く。

それはどういう人物のことを言うのか?!

 

 

が!

実は当ブログは、その心当たりが、ある(汗…)

ここ数年、好まざるも闘わざる得なかった「狡猾な相手」が…

 

だいたいまず、「狡猾」という言葉自体だけで既に強烈な違和感を覚える。

が、あまりの事態に心ならずもこの相手と「対峙」せざるえなかった。

孤独な闘いだったが幸い、すでに完了している(ヤレヤレ)

 

とはいえ、今でさえ 吐き気を覚える(マジ)

大変な目にあったとともに、その反動も未だに大きい。

その時既にこの本があれば、もっと楽だったろうに…

 

 

 

では「サイコパス」の定義を(以下、引用)

・外見は魅力的で社交的

・トークやプレゼンテーションも立て板に水で、抜群に面白い

・だが関わった人はみな騙され、不幸のどん底に落とされる

 

なぜ関わった人が不幸になるかというと…

・他人の痛みに共感をおぼえない

・病的な嘘つき

・ウソがバレても、むしろ自分の方が被害者であるかのようにふるまう

・性的にも奔放であるため、色恋沙汰のトラブルも絶えない

 

あまりに自分の経験とシンクロしてしまい、まるでホラー小説を読んでいるよう(汗)

 

 

結論:当ブログのような経験者が再認識する衝撃の内容、は未経験のうちに知っておくべき。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 

 

まず最初に。

当ブログ、実は先日の習近平会談でトランプが切った「全く予想外のカード」に感心している。

例の晩餐会の途中で爆撃を開始し、デザート時に習近平 に告げ、彼を絶句させた。

どうみても短い時間の中での判断で、これだけのパンチを繰り出せるとは!

 

 

そんな中、2つの方向性で この本(写真:原著の方がカッコいいのでそっちで 笑)を語ろうかと。

それは、

・読み始めて感じた、この本オススメの理由 × 3つ

・読み終わって感じた、この本オススメの理由 × 3つ

 

 

 

ではまず、読み始めて感じた、この本オススメの理由 × 3つ、から。

 

1.著者は、ピュリッツアー賞を受賞のヒト(マイケル・ダントニオ)

   このため記述の信憑性は高いと考えてよさそう。

 

2.  著者は、トランプサイドから求められた最終原稿チェックを拒否したことで出入り禁止。

   取材対象への正しい距離感を保っている点で、好感が持てる。

 

3.  この本の出版タイミングが、トランプが大統領になるかわからない直前のタイミング!

   大統領に当選してしまうと書けなくなってしまうようなことも、このタイミングなら…

 

 

という× 3つから解るように、ドナルド・トランプ について 忌憚なく取材内容が記述されている。

目次をみていくと...

 

クロンダイクからブルックリン、クイーンズへ

少年王ドナルド;見習い時代;恐怖都市

ドナルド、ミッドタウンを救う

トランプ、タワーを建てる

セレブへの仲間入り

だまされる者の国のトランプ

運の尽き;トランプ

見世物になる

ニュー・トランプ;トランプ

出馬する

トランプ、テレビショーに出演する

「私の美点の一つは…」

その悪評は海外でも

 

幼少時代からの父親から受けた影響の元、厳しい教育のあと不動産業界へ。

その環境下でトランプの生きる方向性が固まった。

 

 

さて続き、読み終わって感じた、この本オススメの理由 × 3つ

  1. 不動産業界でのトランプの暗躍ぶりが面白い。  

  何たってその暗躍の場所がNYなので、有名な場所が次々と登場してくる。

  例えば ジャヴィッツ・センター、グランド・セントラル隣のホテル、etc..

      (トランプタワーの位置からして、ここは予想できたところかも)

 

2.  最大のハイライトのひとつは、カジノ破産する一方のテレビ番組「アプレンティス」大成功。

  この絶妙なプラスマイナスが一度に起こったという点で、トランプが強運の持ち主だと理解。

  ここのくだりが丁寧に取材してあるのに好感が持てた。

  またこの番組のキャラは決して正義の味方ではなく、やや悪役っぽい成功者(本人)

  だがトランプにとりメディア露出はプラス・マイナスどちらでも「登場する」ことがマル(笑)

  この考えに彼が至る経緯が、本の中で何度となく登場するので、とても説得力があった。

 

3.  本の最後に用意してあるクライマックスが、目次にはない「エピローグ」

  タイトルは「ドナルド・トランプ を理解するために」(笑)

  30ページに凝縮された、この結論部分だけでも読む価値があると思う。

 

  そしてラスト半ページに凝縮されたメッセージは…

  =彼は現在を生きる我々の誇張された姿に過ぎない

 

結論:(何冊か目を通している中)トランプの本質に最も迫る力作。今年のベスト10入りしそう!



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 

 

通勤 及び 昼間の移動に欠かせない、東京の地下鉄。

誕生してからもう既に90年(あと10年で100年!)

この東京の地下鉄路線網がどのように作られたのか、を掘りまくる一冊。

 

 

この誕生の歴史からして、面白すぎる!

 

パンク状態だった市電にかわる方法論として、ロンドンの先行事例を視察した早川 徳次。

ここで覚醒した彼は帰国後行動を起こし、後には「地下鉄の父」と呼ばれるようになる。

 

最初に出来たのは、銀座線。

まず浅草駅と作り、上野までのわずか2.2キロだったが、2年3ヶ月かかったそう。

 

そして銀座線といえば、ぶらタモリで知ったある疑問。

新橋駅の「幻のホーム」ってなぜ生まれたの?

 

→ 当時の地下鉄2社(早川 vs 五島慶太)が火花を散らした対立がその原因だったと知る(WOW!)

毎日使っている地下鉄に、こんな裏話があったなんて!

 

 

だけでなく、

・ある企業の巨額出資の結果、生まれた駅は?

・東京オリンピックに間に合うよう突貫工事で建設されたラインは?

・戦争で工事が中断した丸ノ内線

・丸の内線に地上区間があるワケ

・かつて存在した荻窪線とは? 

・三田線と東武東上線の乗り入れ計画があった? 

・新宿駅がたび重なる拡張で「迷宮」にワケ

 

  etc… すこぶる面白い!

 

 

結論:都心で通勤 及び 昼間に移動するヒト必読の、地下鉄トリビア読本。




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 

 

 

10年前に約300万円で始めた会社が、8年で売上80億円を超える急成長を遂げ、日本でも六本木に店を持つ会社。


その会社の名は、クラフトビール製造・販売の ブリュードック BrewDog。

BrewDog とは、著者 James Watt氏の愛犬と「醸造」をかけたもの(笑)

クラフトビールは今ブームだとはいえ 2007年創立というと、リーマンショックという大波を突破したわけだ!

というわけで興味津々に読み出した。

 

 

まず一発で引かれてしまったのが、その「語り口」

「パンクとは」と自分の哲学を語りながら展開される経営論。

刺さったフレーズを以下(順不同)

 

・始めるのはビジネスじゃない。革命戦争だ

・人の話は聞くな。アドバイスは無視しろ

・キャッシュこそ絶対王者だ

・あらゆる資金源を絞り尽くせ。それも限界を超えて

・死に物狂いで祖利を守れ

・「はしご」( = 段階価格)をつかめ

・事業計画なんか時間の無駄だ

・物分かりのいい人間は、理想のない腰抜けだ

・ルールなんて忘れろ。自分を見失うな

・許可ではなく、寛容を求めろ

・人脈づくりに精を出すのは間抜けのすることだ

 

ビジネス論として、ベーシックでもあるが新らしく感じる部分がそちこちに。

パンクな精神と、クラフトビールの相性はいいような感覚が湧いてきた。

頑固オヤジが守る「ラーメンの味」のようなものだろうか?!(笑)

 

 

そこで早速、彼らのビール「パンクIPA を飲んでみることにした。

六本木店の場所を昼間にチェックし、夜来伺う機会を伺っていた。

 

が、昨日いたバーであの独特のパッケージを発見し、さっそくトライ。

ホップがめっちゃ効いていて、こりゃ確かに個性的。

確かにパンクだ!(笑)

 

 

結論:パンクIPAを飲み読む、とその事業の根元にある精神にたどり着ける、稀有な一冊(笑)




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 

 

 

表紙からして、ネット・Facebook(色味的に)推奨しまくり!の一冊と思われそう(実際そんな本は多い)

 

だが読み始めると、第1章のメイン・テーマは、SNSに広告費シフトし大失敗したペプシ・コーラ!

2010年に、スーパーボールなどのテレビ広告をすっぱり辞め、SNSで消費者のエンゲージメントに移行したものの大惨敗...

翌年はまたスーパーボールに戻った。

 

続く章も、

第2章 会話の前菜:何が語りたいブランドを生み出すのか? 

第3章 インフルエンサー:会話の中心にいる人たち 

第4章 クチコミとマディソン街の出会い 

第5章 メディア再考:クチコミのプランニング 

第6章 何事もバランスが肝心:ソーシャルメディアの適所 

第7章 チャネルとしてのクチコミ 

第8章 ネガティブなクチコミは警戒すべきものか、それとも消費者からの最高の贈り物か? 

第9章 新しいソーシャル・マーケティングをイメージしよう

 

そう、この本は「クチコミ」マーケティングについて、語りつくした一冊なのだ!

 

よく見るとタイトルも、

The Face-to-Facebook

ではなく、

The Face-to-Face Book

 

つまり、フェイス・トゥ・フェイス、の本(笑)

 

サブタイトルも、Why Real Relationships Rule in a Digital Marketplace

 

 

だからこそ、この本は価値があると評価されていて、

Winner of the American Marketing Association’s Berry-AMA prize(←凄い)

著者のエド・ケラーはアメリカWOMMA(Word of Mouth Marketing Association)の初代会長に選ばれている。共著者のブラッド・フェイとともに、「トークトラック」を開発(消費者間の会話をオンラインとオフラインで並行して測定)

 

 

当ブログで最も刺さった部分が2つ。

どちらもテレビまわりのネタ。

 

まずは、バーでわいわいスポーツ中継を観ることの価値づけ、というよくテレビまわりで登場するネタ(第5章)

その疑問に、クチコミを核にすることで見事に答えているのだ!

 

このバーでのスポーツ視聴(共同視聴)が、クチコミを最大化する、と。

その場でのテレビCMから起因するクチコミの量は、何と3倍!

テレビ視聴率には組み込まれないこの視聴形態がこれほど効果的とは!

 

 

そして2つめ。

こちらは リーマンショック後のアメリカで、広告費を削る・削らない、による影響(第8章)

少なくともクチコミ、という点では広告費を削らなかった企業は早々にネガティブ・スパイラルを脱出。

削った銀行はその後も1年間、ネガティブなコメントに苦しみ続けた。

広告費がこれほどクチコミに有効だとは!

 

 

また全章を通して訴えていたのは…

ソーシャルメディア全盛の時代といいつつ、オフライン、オンラインを「同一視」することへの 異議。

ある部分では、ソーシャルメディアの誇大広告、という表現すら登場する

 

 

結論:SNS時代だからこそ、原点「クチコミ」を重視すべきワケ、を理解できる一冊。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 

 

シェアリングというと、まず思い出されるのはタイトルにもあるように、Airbnb、Uber。

 

 

ところがこの本、10ページくらいから続々と新しいシェアリング・サービスが続々!

 

・love home swap

 映画「ホリディ」のように、休暇の間だけ家を交換する「ホーム・エクスチェンジ」サービス

 

・オーラ(インド)

 オート三輪の手配

 

・滴滴出行(中国)

 バスの席を確保

 

・Getaround(シカゴ、ポートランド、サンフランシスコ)

・ドライヴィー(フランス、ドイツ)

・スナップカー(オランダ)

・イージーカークラブ(イギリス)

・ユアドライブ(ニュージーランド)

 他人の車を使用できるサービス

 

・フィーストリー(NY)

・イードウィズ(バルセロナ)

・ヴィジート(パリ)

 他人の家で食卓を囲むサービス(!)

 

という具合で、これだけで凄い情報量!

こんな具合に、シェアリングエコノミーとは何か、その人的つながりを伝える第1章。

信用のデジタル化が起こり、そのプラットフォームが示す新たな経済構造をみせる。

Jeremiah Owyang による、協働経済ハニカム など参考になる図表も登場する。

 

 

そして第2部では、この新たな経済構造に、どう規制がかかわるようになるのか、消費者保護はどう変わるか、などさらに踏み込んでいく。


第7章と8章は対になっていて、

これからの働き方―課題と論点

これからの働き方―必要な対策

 このパートで面白いキーワードが幾つかあったので、列挙。

(「」は当ブログで付加)

 

・労働力供給の「即時化」

・「作業経済」の出現

・見えざる労働の誕生

・公共交通機関と私的交通がクリエイティブに融合

 

ここまでで感じていただけたかもだが、本の項目だけでその充実ぶりがよくわかる。

初めての著書で、ここまでギッシリ内容をよく書き込んだものだと感心。

読了するのに、けっこう苦労したけど、ね(笑)


結論:シェアリングという、ユーザー主導の新ビジネス の現在とちょっと未来を垣間見れる一冊。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 

 

第1章「なぜここまで溝は広がったか」で元大統領のビルクリントンがいいことを言っている。

「ソーシャルメディアのいいところは、常にせっかちであることですね」

「というのも常に何かをしない理由をみつけてしまうのが、官僚政治の悪い点だからです」

 

著者 ギャビン・ニューサム は、民主党所属の政治家で、カリフォルニア州第49代副知事。

元々は 起業家なので、珍しくネット系に強く、どうすれば政治・役所と新しいテクノロジーがマッチアップできるかを説く。

豊富な事例とともに章が進んで行くのが具体的でマル。

 

 

ここでは当ブログ的に面白かった事例を中心に ピックアップ。

 

一面的な情報にしか頼ろうとしない人々は多い。それは彼らの自由である。

しかし様々な意見を切に望んでいる人々であっても、グーグルや fb などの

検索サイトや SNS によって、その機会を奪われているのが実情だ。

=「フィルターバブル」( 第2章 その壁を打ち壊せ! 69p)

 

SFスタット

原型はボルティモアで始まった、→ シティスタット

NYでは、→ コンプスタット

そしてサンフランシスコで始めたのが、→ SFスタット

市内で発生する犯罪を地図に落とす → 警察は巡回を増やし、人々は近づかなくなり犯罪減少。

( 第3章 ガラス張りの家に住む 85p)

 

オープン311

緊急性のない通報を受け付ける電話を twitter にも展開、サンフランシスコ → USA全土へ。

(第5章 プラットフォームとしての政府 147p)

KISS = Keep it simple, stupid(笑)

 

テキスト・ハイチ

専用電話番号あてに SNS で「ハイチ」の一言を送信するだけで寄付できるシステム

 

ティム・オライリー

政府のサービスのための市場があったらどうでしょう?

人々が「そのニーズなら私が満たせます!」なとと手をあげるわけです。

あるいは「政府のアプリ店」=政府に負けないものを考案して下さい

(第5章 プラットフォームとしての政府 166p)

メイナー市 イノバック

投書箱 → ウェブサイト化するとともにイノバックという仮想通貨を設け、スコアボードを設計。

啓発活動を伴いつつ、誰がトップかわかるようにしたのです。

アイデアが「解決策」に変わるのを目にすると、市民の意識が変化しました。

(第6章 民主主義のためのゲーム 178-184p)

 

ドナーズチューズ.com

公立高校の先生たちが候補を出す、クラウドファンディングサイト。

お金よりも、参加者たちの意識が変わることがこのプロジェクトの最大の意義、と創業者のチャールズ・ベストは言い切る。

(第6章 民主主義のためのゲーム 210p)

このドナーズチューズ.comは 294pにも登場する。

陳情に時間を使うのではなくシンプルで優れた解決策を黙って実行した結果、急成長!

 

クオラ  by 元 fb 社員

政府や政治に関する問題を討議できるQ&A のサイト ← 旧来の市民集会を刷新

fb 同様、全て実名制なので、炎上問題は起こらない。

だが最大の美点は、Q に対し、独自の知識を持つ人物から回答が来る点。

(第8章 人民による、人民のための投票 268)

 

シティチャット

各州の市長だけが参加できる、ノウハウ・悩み相談サイト

(これは未だ想像の域)

 

 

最後に、ある有名な人物が描いた文章で締めたい。

 

私たちは、人々が政府や社会制度と関係を結ぶ方法を変えたいと思う。

何かを共有するのに役立つツールを開発すれば、政府の周辺でより率直かつ透明性のある対話

が交わされ、ひいては人々がより直接的に機能を授かり、公職者がより良い説明責任を果たし

当代きっての問題に問題のいくつかに、より優れた解決策がもたらされると信じる。

 

さてこれは誰のコトバか?!

 

 = マーク・ザッカーバーグ!



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ 次ページ »


 
編集 編集