goo blog サービス終了のお知らせ 

田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

「三太郎の日記」を読みましたかとGGは聞く?  麻屋与志夫  

2013-11-05 08:17:59 | ブログ
11月5日 火曜日

●昨日は文化の日だった。

戦後文化の日が設定された。

GGは中学三年生だった。「三太郎の日記」読んでいた。

あの時代はなんとか敗戦の悲しみから立ち直ろうとしていた。

熱気のある、変革の時代だったと思う。

●今は文化などと言う言葉は、全くの死語。

読書にしても、中学二年生までの女の子止まり。

教養が身につくのは、読書。

学校の成績を向上させたかったら本を読む以外に術はない。

60年も教壇に立っているGGの見解なのだが、だれも耳を貸してくれない。

●寂しい。悲しい。やるせない。

●文化は衰退期にはいっている。

本を読む人は絶滅危惧種なのかもしれないと田舎町に住んでいると思う。

●このとこ、ほとんど東京で過ごしている。

乗り物に載っていても本を読んでいる人が多い。

団塊の世代の人は、本。ペーパー依存型。

若い人は電子文字を食い入るように読んでいる。

ああ、まだまだ捨てたものではない。

ゲームではなく文字みている。

読んでいる。

教養を身につけようとしている。嬉しくなった。

●東京の某私立中学で阿部次郎の「三太郎の日記」を読ませていた。

これまたますます嬉しくなつた。

●知らなかった。この本が、いま隠れベストセ―ラ―だという。

●嬉しくて周りの人に言いふらしたい。

ところが、わたしの周りには、

田舎町にもどってくると読書をしている人が、

きわめて少ない。

●誰にもいえないのでこうして、ブログに書きました。



 今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
 お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
 皆さんの応援でがんばっています。



にほんブログ村 ライフスタイルブログ スローライフへにほんブログ村


連休の気分で息子家族と「赤川ダム」に遊ぶ。 麻屋与志夫

2013-11-04 17:48:09 | ブログ
11月4日 月曜日

●昨日は息子の家族に連れられて宇都宮の森林公園にでかけた。

街から北の方に見える古賀志山の麓ある公園だ。

●確か10年ほど前に、次女の家族と来ているはずなのだが、

余りに印象が変わっているので驚いてしまった。

赤川ダムが広く感じられた。

記憶と言うのはあてにならないものだ。

●紅葉が始まっていた。

ダムの水面に映る倒影がうつくしかった。

水面の波紋が紅葉の影をのせて揺れていた。

●たまには、こうして一般の人に交じって日常のよろこびを味わうこともいいことだ。

●たえず吸血鬼との闘争場面にこころをくだいている。

いくら小説の世界のこととは言え、毎日、吸血鬼のことばかり考えている。太陽のもとで家族と遊ぶのが、面映ゆい。

●孫があまりにも元気なので驚いた。こちらはいくらかでも消耗をセーブしようとゆったりと歩く。孫は走る。ドングリを拾ってハシャグ。ダムに泳ぐ鴨をみて驚きの声。寸時もじっとしていない。それによく食べる。成長していく子どもと、老いていくGG。
●GGは皆につられてついつい過食。1キロほどふとった。嗚呼あ。

   のどかな田舎の風景
   

   水面に映える倒影
   

   夕霞のかかった湖面に鴨の泳ぐ波紋が広がって
   

   日没
   


 今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
 お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
 皆さんの応援でがんばっています。



にほんブログ村 ライフスタイルブログ スローライフへにほんブログ村


吸血鬼作家は今宵も白い血を飲みたがっています。  麻屋与志夫

2013-11-04 04:04:50 | ブログ
11月4日 月曜日

●雨音で目覚めた。まだ、外は暗い。今日で、三連休もおわる。

●昨日は、帰省した息子の車でベニマルに買い物に出かけた。駐車場は満車。ようやく、空いたスペースに停めた。休みの日に嬉々として家族サービスに励む。わたしには、経験のないことなので新鮮に思えた。すごく楽しそうに見えた。

●GGたちの世代は、いかに暮らしていくか、というよりも、いかに食っていくか、ということが課題だった。貧しかったのだと思う。

●経済的理由で大学への進学を諦めた友だちが大勢いた。やっぱり貧しかったのですよね。

●その貧しさからぬけだすために、わたしも必死で勉強した。

●「そんなに勉強したら、はたちまで、生きてられないよ」母はおろおろしていた。

●睡眠時間が短くても生き長らえてきた。睡眠時間が短いと早死にするという定説をくつがえすためにも、長生きしたいものだ。

●えっ、何時間眠るのか? ホントはね、吸血鬼作家だから、昼間寝ているんだよ。

●若い時は、そんなことはありませんでした。マジ、ナポレオン的睡眠時間でがんばりぬきました。

●ねね。そんなに勉強すると、早死にするよ。といわれるほど勉強していますか。

●早死にしてもいい、と思うほど、勉強が面白いですか?

●勉強なんか、しなくてもいい。人にはなにか取り柄があるものです。

●生きているのが、おもしろいですか。おもしろいこと、興味のもてることを探して、その道をつきすすんでください。

●GGは小説家ですから、読んで――ああ、おもしろかった。と言われる小説を血みどろになって書いています。

●前作「妻の故郷」は民俗学的、日本古来からの吸血鬼伝説をあっかったものでした。

●今回は「朱の記憶」。前作の姉妹作です。加筆校正に励んでいます。

●ああ、白い血が飲みたい。ジョークですよ、新潟の菊正宗の「五郎八」白い酒、濁り酒の、ことです。でも、お酒の飲み過ぎは、カミサンストップがかけられています。飲むとぐちっぽくなったらしいのです。でも、先週の金曜日、浅草松屋の地下の酒屋さんでくだんの「五郎八」を見つけた時はうれしかったなぁ。

●ちょびりちょびり飲みながら「朱の記憶」の推敲をしていたら……うとうと。危うく鹿沼で降りられないところでした。

●おかげでいとしのハルちゃんを開けないような二日酔い。ブログをや休んでしまった。まあ、たまには人間らしいことをするのも、おあいきょうですよね。

●飲んで、カミサンの前で愚痴をこぼすなんザァ、幸せ家庭だなぁ。とGG的にはおもいます。

●飲むと口が臭くなるので、健康面の心配もしてくれているのです。カミサンはありがたい存在です。

●まだまだ書きたいことがいっぱいあります。酒量はほどほどに。作品は多量に。

●角川ブックウォーカー惑惑星にとりあえず、十冊くらいは並べたいものです。






 今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
 お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
 皆さんの応援でがんばっています。



にほんブログ村 ライフスタイルブログ スローライフへにほんブログ村


忘れられた作家から読まれる作家へ――。 麻屋与志夫

2013-11-03 10:22:47 | ブログ
11月3日 日曜日

●「長生きのコツ」と前回のブログに書くようでは、やっぱりGGですよね。GGは20年……ほど忘れられていた作家でした。

●忘れられていた。それは外側のこと。心の内では、作家でありつづけて来ました。一日たりとも原稿を、まぁ――わたしの場合はほとんど小説。ときどき随筆、詩、俳句といったところですがね。夢中で書きつづけて来ました。

●死んだ女より 
 もっと哀れなのは 忘れられた女です

マリ―・ローランサンの「鎮静剤」のラストです。

●長いこと、忘れられた作家でありつづけたわたしには、この詩のかもしだす哀愁がよくわかります。文学活動を再開して、東京の友だちに会い刺激をうけています。わたしは、ひさしぶりで会う友だちに「前日光高原で冬眠していました」などとシラッと言っていますが、そんななまやさしい言葉で表現できる状態ではありませんでした。何度も死の誘惑に駆られました。

●忘れられた作家の悲しみをいま書きだそうとしています。「歌を忘れた鶏」と題だけは決まっています。カナリヤではありません。カナリヤのように綺麗な声では歌えません。それにGGは酉年です。自嘲と悲哀をこめてこれから書きだそうとしている「歌を忘れた鶏」にご期待下さい。

●それから「ミラボー橋」てはありませんが、半世紀も前に故郷に戻って彼女ができました。いまのカミサンです。ふたりして渡った黒川にかかる府中橋。わたしたちはよくこの橋の途中に佇み未来を語り合ったものでした。いま、あの過去の未来に生きていることになります。

●忘れられた作家で終わりたくない。そうした想念を古くからの文学の友Kさんが受け止めてくれました。これはもう書いて書いて書きまくるほか、友情に報いるすべはないとおもいます。

●忘れられた作家から、読まれる作家。読者に愛される作家になるためにがんばります。

●Kさんの作品とわたしの作品は「角川ブックウォーカー惑惑星」で読めます。よろしく、おねがいします。8日にはGGの「中禅寺湖畔」も載ります。

●それからもう一つ。府中橋がミラボー橋のように有名になるような作品も書きたいとはっきっています。これはムリでしょうね。でも、あきらめません。老骨に鞭打ちがんばりますね。





 今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
 お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
 皆さんの応援でがんばっています。



にほんブログ村 ライフスタイルブログ スローライフへにほんブログ村