12月1日 金曜日
きのうは、昼頃散歩に出た。
いつもはこの町では午後になると男体颪が吹きだす。
ところがすでに北風が吹きだしていた。
風さえ吹かなければ陽だまりは暖かなのに。
弁天さんのところで引き返すことにした。
池では親亀の上に子亀子亀の上に孫亀。
といった光景が見られた。
なにしろあんなに厚い甲羅だ。
風など気にしているふうではない。
のんびりと甲羅をほしていた。
鶴は千年、亀は万年という。
わたしは子供の頃、花市で買った亀をペットとしていた。
この池に、しばらくしてから奉納した。
いまでも生きているだろうかなどと、妄想をたくましくしながら、眺めていると楽しい。
同級生の男子はわたしの知る限りでは皆亡くなってしまった。
寂しいものだ。
そんなことを考えながら木枯らしの中、家にもどった。
玄関の引き戸を勢い良く開けた。
レールからはずれてしまった。
だいたい、わたしは初めから人生のレールからはずれている。
などと皮肉なことをおもった。
高校を卒業するときの記念ノートに相沢君頼まれたサイン。
「かにの横歩き。最後まで未知数Xでありたい」
いまのところそのとおりになっている。
「もういいかげんで、小説家でカムバックするのなんか、諦めたら」
と妻や娘たちにいわれている。
卒寿にもなって、このていどの作品しかクリエイトできないなんて悲しい。
角川Bookwalker惑惑星文庫にのている作品が最高の出き。
自画自賛だ。悲しい。
麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。
ブログで未完の作品は、カクヨムサイトで完成しています。
カクヨムサイトはこちら
●角川のbookwalkerーにも載っています。
今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
皆さんの応援でがんばっています。
きのうは、昼頃散歩に出た。
いつもはこの町では午後になると男体颪が吹きだす。
ところがすでに北風が吹きだしていた。
風さえ吹かなければ陽だまりは暖かなのに。
弁天さんのところで引き返すことにした。
池では親亀の上に子亀子亀の上に孫亀。
といった光景が見られた。
なにしろあんなに厚い甲羅だ。
風など気にしているふうではない。
のんびりと甲羅をほしていた。
鶴は千年、亀は万年という。
わたしは子供の頃、花市で買った亀をペットとしていた。
この池に、しばらくしてから奉納した。
いまでも生きているだろうかなどと、妄想をたくましくしながら、眺めていると楽しい。
同級生の男子はわたしの知る限りでは皆亡くなってしまった。
寂しいものだ。
そんなことを考えながら木枯らしの中、家にもどった。
玄関の引き戸を勢い良く開けた。
レールからはずれてしまった。
だいたい、わたしは初めから人生のレールからはずれている。
などと皮肉なことをおもった。
高校を卒業するときの記念ノートに相沢君頼まれたサイン。
「かにの横歩き。最後まで未知数Xでありたい」
いまのところそのとおりになっている。
「もういいかげんで、小説家でカムバックするのなんか、諦めたら」
と妻や娘たちにいわれている。
卒寿にもなって、このていどの作品しかクリエイトできないなんて悲しい。
角川Bookwalker惑惑星文庫にのている作品が最高の出き。
自画自賛だ。悲しい。
麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。
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今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
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皆さんの応援でがんばっています。
弁天さまのお池。錦鯉や亀たちが元気でいますね。
たまに寄っては、わたしも眺めています。むかしのことを偲ぶよすがとなっています。
ここを舞台にして、小説を書こうとおもっています。