田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

超短編31 肥満体。麻屋与志夫

2024-04-24 07:30:58 | 超短編小説
4月24日 水曜日
超短編31 肥満体

100キロを超す巨女が、肉の山がのしのしと近寄ってくる。
このあたりにいた野ら猫の所在をきこうとおもった。
「このあたりで、かわいい小さな子猫がいたのをみかけませんか」
と訊ねようとした。
聳え立つ肉の山に、小さいとか、かわいいとかきくのは、皮肉と取られる。
そう思うと、怖くなった。
なにもきけなかった。
この町では、猫がつぎつぎと消えていく。
肥満体の女性は増えていく。


●discriminatory remark,ともかくGGです。肥満体の女性に対して、目前の女性にたいして個人的ではないとしても差別用語になるのでしょうか。男子厨房に入るべからず、といった時代に育ってきたGGにはとても面白い時代に生きていることになります。わからないことばかりです。マイナス思考におちいることはありません。Z世代の孫がいますのでなにかと勉強させてもらっています。なにか不都合な表現があったら指摘してください。ちなみに、わが家は昔。両親とわたし三人と85Kありました。だから肥満には誇りをもっていました。太りたくてもふとれない食糧難の時代を生きぬいてきました。ところがわたしの妻となった女性はスリム。わたしの半分の体重です。そこでわたしも減量に励みました。現在62K。どうです。20K以上の減量に成功しました。でなかったら、現在、膝の痛みをかかえています。歩けなかったかもしれません。献立に気をくばり、なにかと手のかかる亭主の世話をしてくれているカミさんに感謝しています。

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