田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

リリがかりん糖のようなウンチしたよ。 麻屋与志夫

2016-03-22 03:36:46 | ブログ
3月22日 Tue.
●「リリがウンチしたわ」カミサンが呼んでいる。
声がはずんでいる。
あわてて立ちあがった。
わたしの膝でくつろいでいたブラッキが、畳の上にポンと、跳び下りた。
わたしは、階下の書斎に走りこんだ。
五日も便秘していたリリが、おおぶりのかりん糖のようなウンチを二本もした。
ああ、よかった。

●「わたしがね、リリのおなかサスッテやったからよ」
「よかった。よかった。リリ、九つの命だからな。生抜いてよ。がんばるのだぞ」
わが子を励ましているようだ。
ブラッキもわたしの後に着いて来た。
リリと鼻づらをチョんと合わせている。
まるで、リリを元気づけているようだ。

●あいかわらず食欲はない。
スポイトでカミサンが流動物をムリに飲ませている。
リリはいやがって、カミサンの腕をヒッカイタ。

●昼ごろ義弟H来る。
午後彼岸なので妹の処へ、カミサンが行く。
帰りはHチャンの車で送ってもらう。
蛸屋の和菓子をもらう。
お客さんが来るなんて何ヶ月振りだろう。
とくに、経営コンサルタントして活躍している義弟のHと話したのは、
二分の半世紀ぶりかもしれない。
カミサンがニコニコうれしそうだった。



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