田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

クラッシュジーンズがおもしろかった。かわいい。 麻屋与志夫

2015-07-09 10:25:45 | ブログ
7月9日 木曜日
●朝から曇り空。
雨はいまのところ降っていない。
テレビでいまの若もののファッションについて特集していた。
クラッシュジーンズがおもしろかった。
清潔な服装。
つぎはぎのないものを着たい。
それが常識。
でもそれを文字どうり、ヤブルという感覚がおもしろい。
わたしたちは、あまりにも常識にとらわれすぎている。

●「アサヤ塾」という進学塾を故郷鹿沼で主宰してから、半世紀になる。
生徒たちに「鹿沼の常識は東京の非常識。東京の常識は鹿沼の非常識なのだよ」くりかえしいってきた。
おそらく生徒たちに、いやがられていることだろう。

●某日。カンセキの園芸品売り場。
カミサンとバラの花をみていた。
老婆が近寄って来た。
「バラなんかきらいだ。トゲがあるからキライダ」

●VIVAのペット売り場。
売れ残って大きくなり過ぎたアメリカンショートヘアを見ながら。
「殺処分にならないといいな」隣の女性が――。
「人間はそんな残酷なことはしません」目くじら立てて怒りだした。
なぐりかかりそうな形相だった。
毎日、全国で何匹のあわれな猫や犬が殺処分されていることでしょうか。
たしかに、そんなことはあってはいけないことです。
でもソノ現実を認識したうえで、解決策を模索したいものですよね。

●横断歩道。
両側から来る車が孫娘と三人でまっているのだが、いつになっても止まらない。
おどろく、孫に、田舎町では車優先なのだよと教えた。
とうきょうだったら、両側とも気持ちいいほど一斉に止まってくれる。

●不用意に田舎町ということばをつかうと怒りだします。
ゴメンナサイ。

●先日も、小説をもっと読んでもらえるといいな。
読書クラブでも結成しょうかと、図書館の前ではなしをしていた。
とおりすがりの女性が「小説よむのなんか、きらいだ」とすてゼリフをのこして歩みさった。
これらのことが、頻繁に起きる。
これ常識。
信じられますか。
みしらぬひとにふいに悪態をつく、通り魔みたいで、わたしはこわいコトだと思いますが、いかがなものですか?

●弊衣破帽。
わたしたち昭和一ケタ生まれのものには、馴染み深いファッションだった。
だいいち、ファッションなんてことばはなかった。
魔よけ。
女性を近づけると勉強のさまたげになる。
女性のかた、ごめんなさい。
バンドに醤油をつけて変色してイヤなにおいのする手ぬぐいを、できるだけ長く下げる。
ホウバの高下駄をはく。
帽子は、買うとすぐに、軽石でこする。
カミソリで切って穴をあける。
黒の靴墨を塗る。
こんな、常識破りの姿で街をのしあるいたものです。

●穴あきジーンズをはく。
なにかあの時代の感覚が生きているようでたのしくなりました。

●こちらは、82歳のGG。
じぶんだけの、自分たちの世代の常識を若ものおしつけないように気配りが必要だ。

●GGの常識は若ものには非常識ととられるだろうから。




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コメント (2)
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