ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

千葉県知事選挙

2021-03-21 06:04:56 | 徒然の記

 どうやら、反日野党推薦の熊谷氏が当選確実のようです。自民党千葉県連は、スポーツ庁を任期満了で退任する鈴木大地長官を、早い段階で決定していましたが、うまくいきませんでした。マスコミの予想通りの結果となりましたが、自民党が県知事の座を失った直接の原因として、私は二つを考えています。

 1. 石井準一参議院議員の反党行為

 2. 森会長による、鈴木氏の擁立反対行為

 公明党が当初から熊谷氏を推していたため、公明党と関係の深い石井氏は、早い時点から、自民党千葉県連の決定に異議を唱えていました。氏の反党行為は目に余るものでしたが、除名処分せず、注意すらできませんでした。

 このため自民党の候補者選定手続きが、混乱状態に陥りました。マスコミは元々反日左翼ですから、熊谷氏に好意的な記事を書き、自民党の内紛を興味本位に書き立てました。

 奇妙なことに、森氏がこれに介入し、「スポーツ庁長官の鈴木氏擁立」に反対しました。昨年の10月29日の、千葉日報の記事をもう一度読みます。

 「森氏は、スポーツ界に大きな影響力を持つ。」「氏の反対で、鈴木氏の擁立は困難な状況になった。」「森氏は会談で、スポーツ庁を重視する立場を表明し、」「長官を退任したばかりの鈴木氏が、保守分裂の可能性がある知事選に巻き込まれることに、」「懸念を示した。」

 森氏は、千葉県知事とスポーツ庁長官を並べ、負けるような選挙に鈴木氏を出さないという、おかしな理由で自民党千葉県連の決定を覆しました。マスコミが騒いだ「女性蔑視発言」より、県知事選挙への介入の方が、もっと大きな問題でなかったかと、私は今でもそう考えています。

 森氏もまた、石井氏と同じく、公明党に忖度し、千葉県知事の座を譲ったのでしょうか。詳しい事情を知りませんので、的確な意見にはなりませんが、現在の自民党の、情けない状況が見えることだけは確かです。

 自民党の本部も、森氏の介入に異議を唱えなかったのですから、菅総理が黙認したことになります。

 自民党が、公明党の選挙協力なしでは、政権の座が守れないという噂は、本当だということなのでしょうか。外国人の土地取得法改正についても、公明党の反対で国会に提出できず、中国や韓国による土地の爆買いを止められなくなりました。

 「伯父さん、自民党はもうダメじゃないの。」「LINEの情報が中国に流れていることなんて、昔から誰でも知っているのに、今まで何もしてなかったのよ。」「LINEは、韓国系の会社なのに、警戒心ゼロね。」

 「経団連が、日本より中国を大事にしても、何も言えないし、」「自民党がこれじゃあ、日本がどうなってもおかしくないよね。」

 昨日九州に住む姪っ子と、電話で話したばかりでした。若い姪が、私と似たことを言うのも初めて知り、驚きました。日頃は政治向きのことを、話さないようにしていますので、ここまでハッキリ聞かされるとは、意外でした。

 そして今、熊谷氏当選のニュースを聞き、自民党の不甲斐なさを改めて考えています。日本を再生させる政党は、自民党しかないのに、議員諸氏は何を考えているのでしょうか。憲法改正も、皇室護持も、このまま有耶無耶になるのでしょうか。

コメント (4)
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