OK元学芸員のこだわりデータファイル

最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

つらら

2017年02月13日 | 今日このごろ
つらら

 強い寒波が来て、北九州でも積雪があった。写真は一昨日の午後で、この上は道路になっている。そこの雪が溶けて滴り落ちたのが、切り通しを抜ける寒風で凍って、つららとなっていた。

つらら 小倉南区嵐山口付近 2017.2.11

 左の高架はモノレールで、すぐ先右が徳力嵐山口の駅。つららは長さが50センチ以上あって、小倉付近では滅多に見られないもの。早く暖かくなって欲しい。

父の遺した写真 34 引き込み線

2017年02月10日 | 鉄道
父の遺した写真 34 引き込み線

 最近見なくなったものに、「引き込み線」がある。鉄道輸送が、トラック輸送よりも優先されていた時代には、大きな工場は引き込み線で鉄道との相互輸送経路を保っていた。

34-1 富士紡績引き込み線 鷲津駅 1959.3.2

 富士紡績鷲津工場は、湖西市(写真の当時は鷲津町・1955年合併して湖西町・1972年湖西市)にある東海道本線鷲津駅の東(山側)にあったが、2000年に閉鎖された。現在引き込み線は撤去されているが、Google Earthで、はっきりとした痕跡がある。鷲津駅の東にある道路の跨線橋のあたりから、上り線から左に分岐していた。正面の白い扉が開くと工場内へ線路が続いていた。

34-2 近江絹糸引き込み線 近鉄江戸橋駅 1957.2.12

 「江戸橋」と記録されているから、近江絹糸の津工場(既に無い)である。左端に写っている線は、電化されていないから紀勢本線だろう。そこから分かれた引き込み線が工場に向かっている。撮影位置が地平でなく高いのは、近鉄名古屋線が紀勢本線と立体交差で高くなっている所から撮ったからだろう。ちょうど江戸橋駅と津駅の中間である。

34-3 豊川鉄橋から 1956.7.31

 東海道本線と飯田線が並行して豊川鉄橋を渡るが、その豊橋側、山側を見たところだろう。現在日本通運が使用していて、線路もありそう。手前の貯木場の池は埋められたようだ。
 写真の転載はご遠慮いただきたい。


1993年のニュージーランド研究旅行 その34 植物園

2017年02月07日 | 昔の旅行
1993年のニュージーランド研究旅行 その34 植物園
Research trip to NZ, 1993: No. 34 Botanical Garden


 クライストチャーチ植物園(Christchurch Botanic Garden)はおそらく南半球最大の植物園である。今日は天候の悪いこともあり、ほとんど入場者はいない。入場料は無料。これまでに見た植物園とちがったのは広さ。樹木は芝生の中に独立して植えられているから、その種類の自然の樹形を作り出している。


34-1・34-2 植物園の樹木 1993.2.11
Trees in the garden

 大きな温室があって、サボテンや花が美しい。

34-3 温室のサボテン 1993.2.11
Cactus in glass house

34-4 温室のバラ 1993.2.11
Rose in the house

 温室の入口正面にもバラ園があり、西欧風の左右対称なレイアウトに多くの種類のバラが咲いている。

34-5 温室正面のバラ園 1993.2.11
Rose garden


父の遺した写真 33 伊勢湾台風

2017年02月04日 | 鉄道
父の遺した写真 33 伊勢湾台風

 1959年9月に伊勢湾台風によって東海地方は大きな被害を被った。海岸地帯は高潮に襲われた。広大な貯木場にあった巨大な丸太が住宅を襲った。

33-1 流木による鉄道の被害 名鉄大同町駅南西 1959.11.7

 写真の場所はよくわからないが、右にある複線電化の鉄道は、名鉄常滑線だろう。この場所は南区で、もう少し左は港区ということになる。丸太が線路に覆いかぶさっていて、左のクレーン(線路を使って運ばれたのだろうか)がそれを取り除く作業を行なっている。この区間の常滑線が復旧したのは11月15日だから、父は代行バスで行ったのだろうか。

33-2 海水に浸かった弥富 1959.11.8

 愛知県西部の被害は大きかった。高潮で押しよせた海水が退くのに時間がかかった。そのため。国道1号線・関西本線・近鉄名古屋線のいずれも復旧に時間がかかった。

33-3 海水に浸かった近鉄名古屋線 蟹江町 1959.11.8

 写真の向こうを走っている鉄道は電化されているから近鉄名古屋線。関西本線の電化はずっと後のことで、1982年。近鉄線も台風で大きな被害を被ったが、その機会を逃さず、念願の名古屋線の改軌(狭軌から標準軌へ)を敢行した。改軌の工事は伊勢湾台風前に始まっていた。トンネルの無い名古屋線で、レールを広げて、幅の広い電車を走らせるなら、ネックになるのは橋である。とくに、木曽・長良・揖斐の三川を河口近くで横切るから長大な橋の工事を要する。木曽川橋梁改築が完成したのは、何と伊勢湾台風の当日、9月26日であった。一週間前の19日に、長良・揖斐川橋梁も完成していた。台風後は長い区間が不通だったが、区間毎に復旧していき、11月27日に全線が幅を広げた上で復旧した。関西本線の復旧が11月25日であったから、ほとんど同じ頃に復旧したことが分かる。なお、当初の計画では翌1960年2月に名古屋線の改軌が完成することになっていた。現在、大阪・名古屋間の鉄道旅客運送に新幹線といい勝負をしている近鉄の成功のもとはこの改軌にある。
 写真の転載はご遠慮いただきたい。


1月のアクセス数

2017年02月01日 | 今日このごろ
1月のアクセス数
Access analysis of this blog: January, 2017

1月の当ブログの状況をご報告する。

P:投稿数13。定期投稿(3日に一度)と、臨時投稿2回を行った。元旦はクリックを間違ったらしくて投稿がされず、3日になって気がついてしなおした。また28日に投稿を忘れて夜中過ぎになってしまった。歳は取りたくないものだ。
当ブログのアクセス数の統計記録をとっている。記録項目は、閲覧回数 訪問人数 同一プロバイダー中の訪問人数順位 同一プロバイダーにあるブログの総数 の各数字で、土曜日毎に一週間の集計もされている。なお「PV:閲覧回数」はその日のアクセス総数、IV:訪問人数は同一の方の重複を除いた数字。
先月(と括弧内は先々月)の数字(平均値)は次のとおり。
PV:閲覧回数 247.9 (326.4)
IV:訪問人数 92.5 (112.7)
R;同一プロバイダー中の訪問人数順位 13765 (13,122)
TB:そのブログ総数(平均ではなく月末) 2,667,886 (2,651,280)
 閲覧・順位・訪問数ともに12月(記録上最も多かった)よりも落ちた。次のグラフを見ていただくと明瞭だ11日から18日までと26日以降が、特に成績であった。何かデータの取得方法が変ったのではないだろうか。それでも順位はかなり好調。同一プロバイダー中の訪問人数順位比率が1%を超えた(順位が低かった)日は1日もなかった。さらにその比率は0.518%と、0.5%をわずかながら超えたくらいの落ち込みだった。昨年10月の0.513%の前にはこんな良い記録はなかった。11月・12月は0.4%台でこれらが最高の成績。

グラフ:先月のアクセス数。青:閲覧回数 赤:訪問人数

D:開設後の日数 2,173日 
TP:投稿総数 713回 大晦日に700回目を迎えた。
TPV:総閲覧回数 448,594 
TIP:延べ訪問人数 161,459 

 掲載中の1993年のニュージーランド旅行と父の遺した写真シリーズは、あとしばらくは続く。「お世話になっています」シリーズは不定期。旅行などの新しい話題があれば、これらに優先して掲載する。掲載間隔はかわらず3日に一度の計画である。現在進行中の1993年ニュージーランドの英訳は、文書の容量が大きいので5回分ごとに作製する。
 皆さんのコメントを期待しているが、ほとんどないのが残念。ご本名でなく私に分る程度の「ペンネーム」で記入戴くとありがたい。

1月の記録:

イチョウの生命力
 ウォーキングで、イチョウの切り株が復活しつつあるのを見た。

復活を遂げつつあるイチョウ 2017.1.19 小倉南区蒲生

 「生きている化石」として有名なイチョウは、生命力が強いという。写真は道路沿いの直径50センチほどのイチョウの大木だったのを1メートル少しの所で伐ったもの。切り口と根本からたくさんの新芽が出ている。どうしてこんな中途半端な所で伐ったのだろうか。

 先月の中旬に携帯をスマートフォンに変えた。前のものは老人用?の文字の大きなタイプであったが、それほど使っていなかった。昨年1月に、2016年に対応していない(カレンダーが無い!)ことに気づいてやむなく変更をすることにしていたが、病気のために延期していたのをやっと実行したもの。その間、携帯の設定日時を曜日が同じ2011年(3月以降は「うるう年」のため2012年)に変更してごまかしていたが、着信記録が古い所に入ってしまう(そりゃそうだ。携帯の機械は過去にタイムトラベルしているのだから。)などの不具合もあった。

お世話になりました。

塗装は剥げ、充電部のフタは既に無い。

 新スマホの使用は次のことを計画している。
1 電話のやりとり
2 家族とのlineのやりとり
3 少々のネット検索
4 パソコンに置いているメールの窓口をここにも(計画中)
 逆にやらない(つもりの)ことは以下のもの。
1 ゲーム
2 FacebookなどのSNS
3 音楽などのダウンロード
 だから現代の若者の使い方とは全く違ってくるだろう。使ってみるとウォーキング途中で雨の接近が検索できることなどが便利。マップもいい。充電が切れるのが早いというのが欠点。また入力時のタッチパネルは(とくに薬の副作用で手がしびれている私には)入れにくい。
 旧電話は充電後スイッチを切って保存。