4年前に癌を患い手術で除去できたが、抗癌剤治療を半年間受けた。その折に「CVポート」という器具を胸に埋め込んだ。CVポートはシリコンの小さな袋とチューブで、静脈内に細いチューブが差し込んであり、そこから点滴を行うためのものだが、再発時に備えて埋め込んだままにしていた。
抗癌剤治療終了後3か月ごとの定期検診で、血液検査やCTなどをしていただいて、再発の監視をしていた。その度に「CVポート」の洗浄をする必要があった。今回(5月22日)CT検診をしていただいて、再発がないことが確認できたが、CVポートの洗浄時に内部が詰まっていることがわかった。そこでポートを抜くことになった。部分麻酔で数十分の手術だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/27/2902e9b09e02251fe9efbca62039f58c.jpg)
取り除いたCVポート 2020.5.22
ドクターの許可をもらってお世話になったポートを撮影したのが上の写真。ピンクの器具が右の鎖骨の下の皮下に埋めてあり、青いチューブが鎖骨から上に向かってやはり皮下に入っていて、カーブのあたりで頸静脈に差し込んであった。先端の開口部は心臓の直前にまで深く入っていたのだ。撮影には看護師さんに協力をいただいた。物好きな患者にちょっと面白がっておられたような。
実は今回の検診は3月下旬に予定されていたもの。コロナの関係で2か月延期していた。結果的にちょうど自粛宣言の終了直後になって、いいタイミングだった。病院はいつもと変わりなく、やや患者が少ないようだった。窓口のビニール垂れ幕などいろいろな感染防止策が施してあるのがわかった。病院の皆様に敬意を表する。
4年経ったので、定期検診の間隔も少し長くしていただいた。次回は11月。
抗癌剤治療終了後3か月ごとの定期検診で、血液検査やCTなどをしていただいて、再発の監視をしていた。その度に「CVポート」の洗浄をする必要があった。今回(5月22日)CT検診をしていただいて、再発がないことが確認できたが、CVポートの洗浄時に内部が詰まっていることがわかった。そこでポートを抜くことになった。部分麻酔で数十分の手術だった。
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取り除いたCVポート 2020.5.22
ドクターの許可をもらってお世話になったポートを撮影したのが上の写真。ピンクの器具が右の鎖骨の下の皮下に埋めてあり、青いチューブが鎖骨から上に向かってやはり皮下に入っていて、カーブのあたりで頸静脈に差し込んであった。先端の開口部は心臓の直前にまで深く入っていたのだ。撮影には看護師さんに協力をいただいた。物好きな患者にちょっと面白がっておられたような。
実は今回の検診は3月下旬に予定されていたもの。コロナの関係で2か月延期していた。結果的にちょうど自粛宣言の終了直後になって、いいタイミングだった。病院はいつもと変わりなく、やや患者が少ないようだった。窓口のビニール垂れ幕などいろいろな感染防止策が施してあるのがわかった。病院の皆様に敬意を表する。
4年経ったので、定期検診の間隔も少し長くしていただいた。次回は11月。
ブログ記事、興味深く読ませていただきました。
器具がそんな深部にまで入れてあるのですね。ちょっとびっくりしました。