OK元学芸員のこだわりデータファイル

最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

福岡ミネラルショー(臨時投稿)

2018年05月27日 | 化石
福岡ミネラルショー(臨時投稿)

 5月26日(土)久しぶりに福岡ショーに行ってみた。
 このショーは、宝石・鉱物がほとんどで、化石が少ないからあまり行かない。今回も結果として、化石がほとんど無くて残念。少ない化石も産地や地質年代などの情報が示されておらず、お店の人に聞いてもあやふやな答えが多い。ひどい店では、値札すら付いてないから、売る気がないのだろうか。いちいち店の人を呼んで聞くわけにもいかない。

 広くない会場を5回ぐらい回ったが興味ある標本が少ない。結局古生代の四射サンゴとペンダントに加工したアンモナイトの2点だけを購入した。成果はなかったなあ。

1 古生代の四射サンゴ 研磨標本

 径11センチぐらいの半球形の標本で、隙間のないタイプの群体サンゴ。上側にあたる半球部分が磨いてある。写真の中央の個体の横幅が18mmぐらい。下側の面は自然に割れた面で、群体が成長していく様子がよく見える。

 産地は不詳。たぶんモロッコ産デボン紀のヘキサゴナリアHexagonaria ではなかろうか?

2 アンモナイトのペンダントトップ

 おなじみのものだから解説するほどのことはない。

 会場は土曜日にもかかわらず人が少なかった。知り合いにも会えなかった。係員の方に聞いたところでは、筑豊のKさんが金曜日に来られていたとのこと。


 そんなわけで福岡ショーには当分来ないだろう。一年一度の池袋ショーだけになりそう。ちなみに、もうすぐ開催される新宿ショーは昔はよく行っていたが最近はご無沙汰。一年二回は多すぎるから。もう一つ、来月の仙台学会は予約が取れず断念した。土曜日のホテルが難しい。
Key words: Mineral-show Fukuoka Rugosa Hexagonaria Devonian Ammonite ミネラルショー 福岡 四射サンゴ ヘキサゴナリア デボン紀 アンモナイト