温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2013全日本少年春季軟式野球大会No4

2013-03-23 21:49:15 | 野球審判活動

今日は静清高校グラウンドで、全日本少年春季軟式野球大会第1回戦。
ちょうど、グラウンド脇に植えられている桜が、朝には三分咲き程度。
ところが、昼過ぎには、五分咲きほどに。
これでは、花見を楽しむ余裕もない。
しかし、この春季大会に、まさに花を添える演出。
東北や北海道から来たチームには、春をいち早く感じていただけたのではないか。
いやいや、そんな悠長なことを感じている場合ではないかもしれない。
今回の参加チームは、とんでもない(!?)ほどの力を持ったチーム。
さすがに、全国数千の中学から勝ち抜いてきた代表チームだけあって、投げる、打つ、走るの全てにおいて、私の今まで見た中学生野球とはワンランクも、ツーランクも上をいく。
こんな連中の激突ゆえ、桜を観る余裕もないかもしれない。
今日の私の担当第1試合は、大分県代表高田中クラブ対三重県代表海星中学校。
結果は、6対4で高田中学クラブが勝利したが、力は拮抗。
点差の2点は、高田中クラブがランナー2、3塁の場面でスクイズ。
この時ピッチャーが暴投してランナー二人が生還した2点である。
これがなければ、結果はどうなったかわからないほど、力と力の激突であった。
両チームとも中盤、投手の制球が悪くなり始め打たれ始めると、早めの継投策。
これが、出てくる両チームの救援ピッチャーが、エースに劣らないほどの球威とコントロール。
エースはもちろん並はずれているが、次のピッチャーもその辺の中学チームなら当然エース級というほどの力を持っている。
そんな控えのピッチャーが、2人も3人も次から次に出てくるのである。
また、この後の試合で出場したチームは、本当にこれが中学生かというほどの技術とパワーを持った名選手が続出。
その中でも、出色はキャッチャーで主将のスラッガー。
静清高校グラウンドは、昨年改築され外野を広げ両翼100m、センター120mという公式球場の広さだが、その外野スタンドにあわやホームランという打球を打ちこむパワー。
これが2本もでると、さすがにたまたまではない本物。
もうこれは、高校生並である。
こんな連中が思う存分動き回る今大会は、中学野球の頂点大会。
こんな場面でジャッジできることに感謝である。
さあ明日は、場所を変えて焼津球場の第2回戦。
きょうみたチームとは別のチーム同士の対戦となる。
どんなとんでもない選手を観ることができるか、今からすこし興奮気味である。
ところで、今日、他球場の静岡県チームの勝敗が気になったので、思わずひらひら氏に電話をした。
出たひらひら氏は、声をひそめひそひそ話で結果を教えてくれた。
おそらく、電光掲示板係として大会本部席の関係者が回りにいる中で、何とか伝えてくれたのだろう。
申しわけないことをした。
昨年は、静岡県勢は全チーム初戦敗退であったが、今年は、今知る限りでは4チーム中2チームは勝利したようだ。
とにかく、地元チームの勝ち進み具合で、やはり大会の盛り上がりも違ってくる。
是非静岡県チームの活躍を期待する。

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2013全日本少年春季軟式野球大会No3

2013-03-23 06:03:29 | 野球審判活動

昨日は全日本少年春季軟式野球大会開会式。
静岡県の大会にふさわしい、雄々しくそびえたつ富士山と穏やかな天候の中、北海道から沖縄までの各精鋭32チームが静岡市西ヶ谷球場に集まった。
午後4時からの開会式は、恒例の選手入場から始まり、選手一斉のセンター付近からホームベースに向けての全体行進、そして北海道からのチーム主将の力強い宣誓など、ほぼ高校野球甲子園大会並み。
行進では選手たちは、大きな声で、イチニー、イチニーと掛け声を出しながら歩調を合わせ入場。
その堂々たる胸を張った行進は、高校生と見間違うほど。
我々審判部は、グラウンド内の一部でその凛々しい行進を観ていた。
本当は手元にデジカメを構えて、グラウンド内を映したいのだが、どうもこういう大会開会式で、そんなカメラを構えるなんて、不謹慎と日頃思っているので、あえてグラウンド内ではカメラを構えなかった。
その代わり、開会式直前の、裏方の風景を撮った。
【写真↓:球場外に設営された審判控えテント】
P1070294

【写真↓:入場行進の出番を待つ選手たち】
P1070295_3

【写真↓:開会式準備風景】
P1070297

【写真↓:組み合わせ表を撮ろうとしたら、邪魔された。だれだ!と思ったら・・・。まあいいか!?】
P1070298_2
大会裏方では、ひらひら氏が電光掲示板係、静岡SAKAI氏が旗の掲揚係とのこと。
審判員以外でも、皆さん総出で頑張っている。
さあ今日から試合本番。
がんばりましょう。

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