3高定期戦の結果は、優勝榛原高校、準優勝吉田高校、3位相良高校であった。
3位とはいっても最下位ではあるが、試合の内容からすれば、3高拮抗で立派な3位。
1試合目は、榛原高校と相良高校。中盤2点を取り、さらにその後2点を追加した榛原高校が勝利。
第2試合は、相良高校と吉田高校。
私が球審、1塁相良大石芳、2塁大橋、3塁萩原と、往年の高校野球審判員が2塁3塁を受け持ってくれたお陰で、球審も心強い。
途中うろちょろしていたしがない印刷屋審判員が、やはり人のアラ(!?)を見つけ、吉田高校のピッチャーの1塁牽制は、軸足が前に(サード側に)出して、それから振り向き1塁牽制をするのでボークだと指摘をいただいた。
私も気になっていたが、最初の段階でボークを取れなかったので、その後は容認していた。
実際球審側からは見えにくいところ。
しかしそうはいってもボークはボーク、そこを見いだせないところがいつまでたっても未熟者。
ところがしがない印刷屋は、やはり指導員。
ボークはボークと言いたげに、5回終了ごのグラウンド整備の時に、ここぞとばかりにご指摘。
この榛南3高定期戦は、審判の修行の場でもあるので、その後はしっかりと指摘されたところを修正しなければならないが、結局、その後もう1回ボークのけん制をしたが、やはりここでもボークは取れなかった。
甘い審判といつもながら反省する。
それでも、なんだかんだと言われながら、試合時間は1時間50分ほど。
両校投手が、荒れることなく、淡々と投げてくれたので、このくらいの時間に収められた。
吉田高校が4対3で逃げ切り勝ったので、定期戦の第3試合目は、優勝、準優勝を決める決勝の場面となった。
そしてこの試合での球審審判員は、しがない印刷屋審判員。
予定ではYAGI支部審判長が球審を受け持つ事となっていたが、YAGA審判長は、急きょ社会人県リーグの試合にゆくことになり、しがない印刷屋審判員が代わりになったようだ。
試合は、6対4で榛原高校の勝ち。
この大会の吉田高校は、元気があり、初回表の攻撃で4点を取った勢いで、このまま勝つと思ったが、その後の追加点が得られず、中盤から榛原高校のこまめな反撃にあい、結局逆転を許し敗北。
でも、この大会では常勝の榛原高校を相手に、結構いい試合をした。
吉田高校の選手名簿をを見ると、2年以下7名しかいない。
ということは、この夏の大会終了後は部員が7名となり、チームが結成できなくなる。
まあそうならないよう、今から補強部員を獲得していくと思うが・・・。
閉会式最後、しがない印刷屋審判員は、講評をするかと思ったら、榛原高校校長が朝から最後まで観戦してくれていたので、校長が講評を、しがないは、優勝、準優勝チームへの表彰状の授与となった。
心配していた天候も、終わってみれば、暖かい春の陽気の好日。
さあこれで、榛南3高校は、夏の大会に向け一直線だ。
榛南3高校野球春季定期戦おわり・・・。