今までRickとの朝の散歩は暗い中を1周してきた。
反射タスキをかけ懐中電灯を持って、途中田んぼのあぜなどでは足元を気にしながらの散歩であった。
ところがこのところようやく明るい空の下で歩けるようになった。
そうなると、今まで暗い中で何も気がつかなかったものが見え始めるようになる。
昨日田んぼの脇を歩いていたら、何と土筆が土手一面に出ているのが分かった。
しかも、その頭はもうすでに開いていて、胞子が飛散した後。
ここしばらく朝は冷たかったが、土筆はとっくに春を感じ芽を出していた。
ただし、いつもこの時期田んぼの中を歩くと、甲高い声を発し、威嚇しながらわたしとRickを追いたてようとする鳥がまだ見当たらない。
ネットで調べると「ケリ」と言う鳥らしいが、おそらく卵か雛の保護のため、遠くから急降下し、結構数メートルまで近づいて急旋回していく。
Rickはその鋭い泣き声に少しビビりながら、足早に遠ざかろうとする。
その鳥がまだいない。
気象に何か変化が出ているのだろうか。
【写真↓:朝日が出る前の田んぼの土手】
【写真↓:ようやく日が出始めた。午前5時半頃】