Nobu Kitchenへようこそ

料理教室開設18年目、新たなおもてなしサロンから私のこだわり発信します。

大福豆と麦のトマトスープ

2011年05月06日 | インポート

白餡を作りたくて大福豆を炊いてみた。

形が美しいので一部は料理に使い回すことに。

手持ちのはだか麦、冷蔵庫の残り野菜、蕪の茎、葉を

余すとこなくコトコト煮込んでいく。

味付けは赤ワイン、トマトジュースと塩、胡椒。

隠し味に砂糖を少し加えると酸味が和らぐ。

私はこの手の野菜や豆、雑穀たっぷりのスープが好きで

つい多めに作ってしまう。

冷蔵庫で数日は持つし、おすそ分けしても喜ばれる。

豆と麦を同時に食べると食物繊維はダブル効果で

トマトのリコピンで抗酸化作用もある。

天候不順の今時期にぴったりの体が温まる実だくさんのスープだ。


柏餅とべこ餅

2011年05月05日 | インポート

ハレの日に欠かせない日本の餅。

端午の節句の柏餅、そして北海道にはべこ餅がある。

黒糖生地を混ぜて白黒にし、切り分ける前の形が

牛(べこ)の背中に見えるためそう呼ばれている。

季節限定の和菓子だ。

今日その餅を頂きながら何気なく新聞を読んでいると

心打たれる記事があった。

『泣きごとを言はざりし母柏餅』

作者の心に残る母親の姿。端午の柏餅は屈強の餅だと。

改めて柏餅から私もパワーを貰った気がした。


麦こがしでどら焼き

2011年05月04日 | インポート

朝から降り続いていた雨が昼前から雪に変り

何だか冬に逆戻りした一日になった。

全国ニュースでも放送されたので異常気象なのだろう。

今私の中では米粉がブームだがそれに雑穀の粉を

合せてお菓子をあれこれ試作中。

頭の中でイメージしたものも実際作っていくと

中々その通りにはならない。形然り、味然り。

麦こがしは大麦玄穀を煎って粉にしたもので

九州でははったい粉と呼ばれ、子供の頃熱湯で溶いて

少し甘くしたものをおやつに食べていた。

大麦は白米に比べ蛋白質が多く

今考えると栄養的にも理に適ったおやつだったかも。

昔懐かしい麦こがしを2割加えどら焼き生地にしてみたが

どうも麦の味が強すぎ少しもさもさしている。

焼き色は綺麗で見た目はいいのだが・・・・。

小麦粉、米粉、大麦粉、それぞれに個性のあるものは

配合比率で良くなったりあるいはその逆だってあり得る。

近日中に割合を変えもう一度トライしよう。


塩麹で味付け~旨み豚汁

2011年05月03日 | インポート

作ってはみたものの今だその使い方に納得できずにいたが

味噌の代りに塩麹だけでどんな豚汁になるか試作してみた。

ありあわせの玉葱、人参、じゃが芋、豚肉、を炒め

高野豆腐とキノコ2種類を加え昆布と煮干だしで煮込み

塩麹で味付け。

ただそれだけなのにこの美味しさは何だろう!!

まろやかで旨みが凝縮された感じ。塩辛さは全くない。

ものの本に万能調味料と書いてあったがその通りかも。

これからもっと塩麹の出番を増やして行きたい。


春キャベツとクレソンの美肌サラダ

2011年05月02日 | インポート

午前中買い物に出かけたら春キャベツが目に留まった。

白菜やキャベツの葉モノがやけに高く普通のキャベツと

見比べたがやはり春キャベツは美味しいし今時期のもの。

半分で160円。無駄なく使い切れば元は取れると奮発した。

キャベツと人参を細い千切にしクレソン、スナップエンドウ

グレープフルーツ、クコの実を散らし女性に嬉しい

ビタミンチャージサラダに仕立てた。

クレソンには美肌効果のβカロテンやビタミンCや

ミネラルも豊富。

グレープフルーツとキャベツもビタミンCが多い。

赤いクコの実は薬膳料理にも使われ抗酸化作用があり

滋養強壮にもいいとされる。

季節の変わり目で北海道はまだまだ寒い。

自己免疫を高め美肌効果も得られるヘルシーサラダが

出来れば160円のキャベツは決して高くない。