昨年5月から始った雑穀クリエーター講習。
あっという間の一年だったが各自が1月末に提出した
春の朝食献立を実際に調理し、テーブルコーディネートの先生が
アレンジする講習と試験・面接が行われた。
制限時間は1時間。私は炊きたてご飯に納豆、長芋、ちりめん雑魚を
のせた丼、スナップエンドウとヒエの卵とじ、大根と人参の古代米酢漬け
若布とネギの味噌汁=4品。スピード朝ご飯スタイルだった。
煮干と鰹節でそれぞれ出しを取り
スナップエンドウの筋処理をし下茹で、出しと合せて・・・・・。
下準備に30分別枠が配慮され、ご飯や雑穀の浸水、合せ酢を
作ったり。
何度も予行練習したのに調理台やガスの配置が違い中々上手くいかない。
それでもこの日の為に千葉在住の友人にスナップエンドウを
栽培してもらい一番美味しい状態で使えるようにしてもらった。
食器や調味料は帯広から宅配便で送り生ものは都内で調達。
自分の料理をきちんと提案しそれを伝える事がいかに難しいか
ハードルはかなり高いが少しでも近づき超えられるよう
まだまだ修行が足りないと思い知らされた。
これからの課題はコンセプトの定め方。
主婦の延長ではなく誰にどういう風に食べさせたいかを
明確に書けるように・・・・・・。何とも頭の痛いテーマだが
立場が入れ替わるとその意味合いは筋が通っている。
自分が受身になった時どんなレシピだと作りたくなるか
表現方法一つとっても難しい。
そんなかんなの長い一日が終わった。