まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第158号-

2006年11月22日 |  マツタケの林地栽培 
麦を植え養生をする人たち





第69回(11月25日)活動のお知らせ

 気象庁の1ヶ月予報では、京都辺りは、気温については平年より高い確率が60%、降水では平年より多い確率が50%となっている.少し寒い日が続いたが、昨日今日の気温などを見るとやはり暖冬の傾向にはあるようだ.京都の紅葉の見頃が、12月の初めにあると新聞は伝えているが、12月の初めというと秋ではなく、冬の始まりではないのかと思う.

 マツタケにも異変が起こっている.取材に来たテレビ局のディレクターが、市場関係者はマツタケの旬は9月と言っているという.国内産が1930年代には7582t/年、2000年代には97t/年と激減し、市場のマツタケ流通のピークが外国産の多い9月頃に移っていることを意味する.

まつたけは、鎌倉・室町時代から、食文化上も秋を楽しむ、また、和歌や俳句など文学上も秋という季節を詠うものとしてあり、今もそうある.季節感などを大切にし情緒を磨いてきた文化の「破壊」につながる市場関係者の無頓着さを認めるわけにはいかない.

11月26日、京大11月祭・北部祭で、まつたけを愛して止まない男が、『まつたけ透かせば人模様』と題して、その魅力を存分に語ってくれる(お知らせを参照).是非おいでください. 

 開 催 要 項
1)実施日    2006年11月25日(土)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林か京都バス停村松集会所前
4)服装等 山で軽作業できる服装、運動靴か長靴か地下足袋、皮手袋、ヘルメット.
5)用意するもの 椀と箸とコップと食材費(200円程度)+α、料理の持ち帰り容器など.
6)アクセス 京都バスの岩倉村松行きに乗車―村松集会所前下車:JR京都駅から(60分、七条口バス停「C6」番)、阪急京都線烏丸駅から(38分、四条烏丸交差点西南角滋賀銀行前)、京阪本線出町柳から(25分、加茂大橋東詰北)、京都地下
鉄烏丸線国際会館前(地下鉄はJR京都駅・烏丸四条・烏丸御池発)から(15分、
バスターミナル)
7)雨天の場合   京都府南部が、午前9時現在、雨天の場合や降水確率が50%以上の時、本日の作業は原則中止ですが、皆さんは、雨の中でも雪でも集まって楽しんでいます.

参加費は無料、資格も問わない.傷害保険等は各自加入のこと.ゴミ等は各自持ち帰り願います.

<予定作業>
1) 本日の作業は、玉城山や澤田山で除間伐材を吉川さんのトラックで香川山ベースまで運びだし、用途別に積上げ整頓する作業がメインとなる.榎本さんによれば、材を玉城山上区から下区の伐採木の落し口まで運び、トラックへの積み込みをする8~10人.香川山BCでの荷降ろしにそれぞれ4~5人は必要でしょう。皆さん、よろしくご協力をお願いします.

<お知らせ>
1)11月23日(祝)午前10時30分~午後4時 京大植物園観察会(第44回.京大農学部正門入る 直ぐ右)がある.テーマは『植物採集と植物園』―生きている“標本”の存在意義を考える―.京大総合博物館(百万遍を南へ東側)の見学会もあります(13:00~16:00).http://blog.goo.ne.jp/bgfanclub/d/20061107(本ブログ左下のBookmark)から詳細を見ることが出来ます.
2)11月26日(日)午後1時より、京大11月祭・北部祭(理学部2号館:東大路今出川百万遍交差点を東に、京大理学部正門入る 直ぐ左)で、マツタケのシンポジウム開催.京まつたけ復活・里山再生『まつたけ十字軍運動』の紹介、パネルディスカッション(まつたけの魅力).問合せは、大月(090-4280-3334)まで.

<メール便り> 感想やアイディアなど、どんどんメールを下さい.
1)越前市小泉さんから
  いつもメール頂き、ありがとう御座います。いつもメール楽しみにしています。しかし、当分参加させて頂く事ができません。お許しください。またお会い出来る時を楽しみにしています。
2)京都市中居さんから
  皆様の活躍をメールで拝見しています。昨夜の雷と雨で、まつたけが、びっくりして、出てくれると嬉しいのですが?久しぶりの雨をビニールのプールで受けて椎茸の原木を並べています。岩倉のまつたけには、お目にかからなかったけど 椎茸は期待できそうです。皆さんのお口に入る事をお楽しみに♪(^。^)

11-12月の活動日のおしらせ
第70回活動日:12月01日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第71回活動日:12月09日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第72回活動日:12月15日(金) 忘年会 餅つきなど 岩倉香川山  午前10時30分
第73回活動日:2007年1月13日(土)  岩倉村松集会所前集合 午前10時30分  



寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
コメント
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