まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第153(補遺)号-

2006年11月05日 |  マツタケの林地栽培 
楽しい昼時




第66回(11月4日)活動報告

 今回も、アウトドア活動には、大変気持ちの良い日であった. と、単純に喜んでいていいのかと自問が付きまとう.
ちなみに、4日の京都アメダスのデータは、最高気温22.4℃、最低気温10.2℃、一日の平均気温は15.8℃.
京都の平年の値と比較すると、最高気温で10月中旬、最低気温は平年並み、平均気温は10月25日にあたる.未だ、気温は高めだ. 10月の総雨量は91.5mm(平年値125.8)で、平年の72.7%にすぎない.今年もマツタケの出来が良く無いのも当然といえる.
久しぶりに活動日が土曜になったためか、いつもの参加者に欠席が目立ったが、初参加の中岡保弼さん(京都市)、佐藤宏道さん(豊中市)、寺尾 啓さん(東大阪市)と上萩 寛さん(大津市)達は、とても初めてとは思えない溶け込みようで、自主的に且つ自らの能力を発揮し里山再生をお楽しみのように思えたがいかがであろうか?
常連(敬称略)は、三輪、川崎、多田、石原、中廣、榎本、有山、鎌田、黒田、三品、橋本(敏)、矢野、飯室、林屋、池内夫妻、大久保、杉山、中城、越智、井上、藤井、猫田、岡阪、浅沼、玉城、中川と筆者併せて32人.

里山再生に取組むエリアが4地区と増えたので、作業を同時並行で進めることになった.作業の流れなどを計画する世話人を各地区2名置こうということになりました.目下、玉城山下地区は有山さんと岡阪さん、玉城山上地区は榎本さん.澤田山Ⅰ地区は中川さんと宮崎さん、澤田山Ⅱ地区は今西さんにお願いすることになりました.榎本さんや今西さんのエリアがお一人なので、どなたかパートナーを募集します.

中城さんに越智さんが、トイレの囲いに使うログ(2m長で100本)づくりに励んでいます.応援をお願いします.総ヒノキづくりになります.

時間を無駄にしたくないあるいは作業時間が短くなるため、昼食に香川山に戻らないグループがあった.それを続けるとコアタイムを維持できなくなり、まつたけ十字軍というアイデンティティーの喪失につながる.世話人の方にその点を留意されるようにお願いします.
全国に240万haもあるアカマツ―コナラ林の再生は、そういう諸君が昼の無駄を省いてもおっつかないことである.あせるな!と申し上げたい.朝早く(例えば、9時頃に)でかけて、昼飯には香川山に戻るように計画をしてください.色々諸問題があるにしても、それは守りましょう!

麦畑の整備も着々と進んでいるようだ.この中旬には、種まきとなる予定.獣害対策も怠り無く進めないと、野生動物に怒りだけを残すことになります.井上さん!予定が決まれば、早めに連絡ください.

<皆さんの活動の様子を見る> 
写真は、このブログの左下にあるBookmarkのマツタケ十字軍運動写真集(Nikon:今週の活動風景)、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo、ここ1ヶ月分の活動風景)で見られます.それらを覗くにはパスワードが必要.
 Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛びます.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる.これでOK. スライドショウが見やすい.
 もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40,パスワードはtricholoma(すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字をクリックでOK.
両者とも必要な写真は、保存も印刷も出来ます.大いにご活用ください.

<お知らせ>
 中川さんに、また中城さんと越智さんに、宮崎さんのお願いが投稿されています.このブログの下にあるコメントを左クリックしてお読みください.
 また、宮崎さんのこの活動の取り組みに対する意見などが書き込まれています.

1)11月12日(日)午前10時から、能勢の里山再生活動がある(府民牧場傍).場所など、問合せは能勢農場(072-734-1797)まで.
2)11月12日(日)午前11時から3時まで.るり渓やぎ農園(京都府園部大河内小田仮4)で収穫祭がある.参加費は大人3000円、小学生未満は無料.豚料理、ソーセージ作り、パン焼教室.乳製品などの販売コーナー.食器・箸持参.問合せは、片岡0771-65-9010)まで.
3)11月17日(金)、午前9時30分から、木津町鹿背山でまつたけ山づくりがある.問合せは中村(075-256-5055)まで.
4)11月23日(祝)午前10時30分~午後4時 京大植物園観察会(第44回)がある.テーマは『植物採集と植物園』―生きている“標本”の存在意義を考える―.京大総合博物館の見学会もあります(13:00~16:00).
5)11月26日(日)午後1時より、京大11月祭北部祭(理学部2号館:東大路今出川交差点百万遍を東に、京大北部構内へ、直ぐ左)で、マツタケのシンポジウム開催.京まつたけ復活・里山再生『まつたけ十字軍運動』の紹介、パネルディスカッション(まつたけの魅力).問合せは、大月(090-4280-3334)まで.

<メール便り>
黒田 末寿さんから
 ご無沙汰しています。久しぶりにアフリカに行き雨期の始まりに巡り会ったのですが、美味しいシロアリキノコには出会わず、帰っても、今西さんの山にも行けなかったし、皆さんの活躍と隣の酒屋さんの友人が銀閣寺の山で松茸を採った話を聞くだけの、忙しい日々を送っています。
ようやく私も山積業務を半分片付け、牛耕訓練やら焼畑ソバの刈り入れ、ソバづくりなどにとりかかれそうです。日程がまつたけ十字軍と完全に重なるのでどうしょうもないのですが、こちらが一段落したら、また、参加させてください。

<カンパ ありがとう>
小長谷さん(ハガキ)、多田さん(現金)
寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
                口座No.: 普通預金 3698173 



主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所

コメント
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