まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第159号-

2006年11月25日 |  マツタケの林地栽培 
本日の初参加者の皆さん





-第159号-
第69回(11月26日)活動報告

 本日は、高槻で活動されている森林ボランティア団体の杉本さん、徳永さん、松島さん、都解さん、重留さんと京都市北区の村上さんが初参加(5263)でした.常連の加藤、中川、中廣、鎌田、今西、神谷、渡辺(克)、森、ツトムチャン、多田、中岡、松浦、阿閉夫妻、小長谷、橋本夫妻、岡坂、藤井、大久保、三原、林屋、池内(正)、石原、川越、有山、榎本、吉川、大月と筆者で計36名である.

 香川ベースキャンプに製作予定の女性用トイレ資材や依然として激しい獣害、特に鹿対策用の柵にする材が、玉城山から吉川さんの2tトラックで、運ばれてきた(5273,5274、・・・・・、5282).
 見慣れたアカマツを中心とする里山(林)が広がっていたこの岩倉も、ご存知のマツノザイセンチュウ病に侵されていて、見る影もなくなっている.京まつたけの姿が見られなくなっているのもこのためである.本来の里山林に戻すには、まず初めにこの被害木を焼却処分する必要があるため、香川山に運ばれてきた(5287).
 
トラックから降ろす前に昼飯となった.今日は、松浦さんと女性陣(5260,5265,5269)の活躍でカス汁を中心とした昼食が準備され、材をトラックに担ぎ上げ、山から帰ってきた強者共の胃袋を満たしてくれた.

澤田山Ⅱを手入れしている今西班が、植生調査をしたところ、今、手入れをしているところだけが、アカマツの立木密度が高いが、後はほとんど枯れているあるいはつつある状態であるとの報告があった.どのように本来の里山(林)に復元するか検討せねばならない.頭が痛い.

報告は以下の通り.
午前中は澤田さんが軽トラックで来られ、中廣さん、神谷さん、今西の4人で山の入り口左側の集積場所に積んでいた重たい伐採木等を澤田さんの軽トラックで別の場所へ2回運搬作業を手伝い、後は澤田さんに任して山には入る。
 3人で倒木、枯れた木を中心に片付けを行い、膝頭より低い潅木を地際から切ったり、根から引き抜く作業を行った。
 午後は大久保さんと4人で、山全体の健全なアカ松の状況把握のため山の見回りを行い驚いた。健全松より枯れ松が多く、現状のアカ松に期待したまつたけ山つくりは、入り口付近で奥の方は大変困難であるように思いました。帰り際先生に見ていただいたとおりです。
 作業は午前中と同じで3人で倒木、枯れた木を中心に片付けを行い、桧と膝頭より低い潅木を地際から切ったり、根から引き抜く作業を行った。一定場所に集めた伐採木の運搬は人数の多いときに全員で行う予定をしています。
 なお、澤田山Ⅱの副責任者は中廣さん、大島さんにお世話になろうと思っています。


 前回、みんなで植えた小麦が、芽を吹かせている.2cmも伸びているようだ(5266,5267).畑の被害も大きいので、鹿を追っ払う前に食害を防ぐように、今日も藤井さんと村上さんが柵を補強していた(5286).柵用の材が運ばれてきたため.これから本格的に柵を設置し網をかぶせる作業に、有山さんや井上さんが取り掛かるとのことです.応援しましょう.

 林屋さん、阿閉(仁)さん、三原さん、大久保さん、村上さんが駐車スペースにトラロープで線引きをしてくれた.これで少しは混雑が解消されるだろう(5270,5271,5272、5281).
 
参加者の方々の活動振りは、Nikon写真集やYahoo写真集で御覧ください.
<皆さんの活動の様子を見る> 
写真は、このブログの左下にあるBookmarkのマツタケ十字軍運動写真集(Nikon:今週の活動風景)、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo、ここ1ヶ月分の活動風景)で見られます.それらを覗くにはパスワードが必要.
 Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛びます.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる.これでOK. スライドショウが見やすい.
 もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40,パスワードはtricholoma(すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字をクリックでOK.
両者とも必要な写真は、保存も印刷も出来ます.大いにご活用ください.
 
<お知らせ>
1)11月26日(日)午後1時より、京大11月祭・北部祭(理学部2号館:東大路今出川百万遍交差点を東に、京大北部構内北門入る直ぐ左)で、マツタケのシンポジウム開催.演題は、京まつたけ復活・里山再生市民運動としてのまつたけ十字軍運動の紹介、京都錦の『かね松』上田社長の“まつたけ透かせば人模様”、ランドデザイン社長中村さんの“里山産業創造の現場から”とパネルディスカッション『まつたけの魅力』を上田さん、今西さん、と吉村が石原さんの司会で語ることになっている.問合せは、大月(090-4280-3334)まで.

今西さんから、オヴァーホールしたチェーソーの寄付がありました.感謝!!
寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
                口座No.: 普通預金 3698173 



主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
コメント
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