まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第145号(補整版)-

2006年10月10日 |  マツタケの林地栽培 
鈴の音も清らかに練り歩く吉川さん(撮影は杉山廣行さん)





第62回(10月12日)開催のお知らせ

 めっきり涼しくなり、秋祭りが盛んである. 9日、吉川さんの剣鉾が粟田神社に舞った.メンバー12人が鑑賞.
 各地でキンモクセイも咲き、丹波のマツタケも盛んと聞く.岩倉でも京まつたけの走りを見つけたいものである.探してみましょう!!
 
前回(6日)は、林が濡れているため、山の作業が中止されたが、今回は玉城山でアカマツ林の手入れをしましょう.午前と午後の作業となります.
この作業は、林業の山の手入れとは異なり、どちらかと言えば庭造りの作業に似ていて、細かい作業が要求される.アカマツ林でマツタケを栽培するためで、アカマツやマツタケの生理生態に適う林作りで無ければならない.マツタケが生活できないアカマツ林にすることがないようにして欲しい. 
当然、樹を倒す作業など危険さは林業と全く変わらない.宮崎報告(143号参照)にもあったように、船頭多くして、作業の邪魔になっていることを慎みたい.
 
<お知らせコーナー>
1)10月12日に、日経新聞社京都支局の取材があります.

2)10月23日(月)、丹波まつたけの本場亀岡で今西山のマツタケ観察会を催します.
45人乗りのバスが京都駅八条口に午前8時40分、烏丸御池に9時頃、JR馬堀駅で10時過ぎに待っています.参加費は、かしわのスキヤキ(ビール付、強運だとまつたけ入り)代2000円とバス代1500円(40人の参加のとき)で計3500円です.要予約です(担当石原まで).朝日新聞大阪本社の取材予定.

3)新しい毒キノコの話が京都府南丹振興局の藤田 徹氏から寄せられました.
『なんでもカヤタケ属のきのこで、「首まわりを中心とした発汗、指先のしびれと痛み、視覚障害」を起こすと思われる、ということで、実物を見た人(森総研の根田さん)によると、「フィールドベスト図鑑 日本の毒きのこ」の90頁で紹介されているClitocybe dealbataによく似ているということです。』
メーリングリストで流れている情報からすると白いきのこらしいです。そちらでもご注意ください。
インターネットで学名を検索したら、いくつか絵や写真があり、全体が白くカサがくぼんだきのこでした。下のアドレス等に写真があります。
http://www.rogersmushrooms.com/gallery/DisplayBlock~bid~5788.asp』

<メール便り>
1)山本 淳司(山口県)さんから
我が家の裏山も少しずつですが、堆積物を畑に降ろし、木々を炭窯へ入れつつ、往年のアカマツ林目指して変身させております。ただ、あまりにも今までの放置が長く、今年は当然ながらマツタケの気配はありません。しかし、負けずに細々とやっていこうと思っています。さて、松葉の堆肥ですが、分解しにくく畑には不向きと思っていたのが、古老の助言でサツマイモの堆肥及びマルチに利用したところ、立派な甘いサツマイモが収穫できました。酸性土壌への相性の良さなのでしょうか。昔から我が島が「イモ島」と呼ばれた理由が分かったような気がしました。「マツタケ」と「サツマイモ」は、古老の時代は嫌という程「食べさせられた」そうです。
寒い山仕事には「いい?」季節になってきましたが、御自愛下さいませ。今から極早生ミカンの収穫に行ってまいります。

2)堀田 和裕(名古屋市)さんから
大変ご無沙汰致しております。
お目にかかったのは以前、田端先生の里山研究会の講演会の1度だけと思いますが、その時のお話しを私達の業界の機関誌に投稿して頂いたことがあります。憶えておられますでしょうか。 京都へ戻られてマッタケ十字軍を結成?し里山の復興に取り組んでおられるとのことを知り、早速ご連絡させて頂いた次第です。 少々遠いため実際の作業にはなかなか参加できませんが、1万円ほど先日寄付させて頂きました。 里山の再生といっても「言うは安く行うは難し」の最たるものですが、里山の管理で収入が得られるマッタケは有望と思います。失業対策で公共事業に組み込めばよいと思うのですが、なかなかそうならないのが日本です。マッタケの値段も以前に比べて数倍になっているようで、期待しています。先生のますますのご活躍をお祈りしています。 機会があればいづれお訪ねしたいと思っています。ご指導ご鞭撻の程今後とも宜しくお願い申し上げます。 

3)松本 仁(京都)さんから
今日(9日)の日本経済新聞にまつたけ十字軍が出ていますので、速報します。かね松老舗の上田耕司氏の書かれたものです。以下、原文を転記します。
”我が地元の京都でも「まつたけ十字軍」が運動を展開中だ。「聖地奪還」でなく、マツタケの採れる山を取り戻そうという趣旨だ。京大で三年先輩だった吉村文彦農学博士が音頭を取り、洛北の里山再生に取り組んでいる。”
 学生時代に錦でマツタケだけを売っているお店を見た記憶があります。あのお店が、かね松老舗だったのでしょうか。

4)小泉義廣(福井)さんから
先日は十字軍に始めて参加させていただきありがとう御座いました。また、美味しい松茸を、食べさせていただきありがとう御座いました。楽しく活動されて居るのを見て嬉しい気持ちになりました。私は松茸のことは、まったくの素人ですが、松茸は、大好きです。仕事で、なかなか参加出来ませんが、頑張っている吉村先生やみなさん見て居ますと、何かうらやましい気持ちになります。さて10月23日は、是非参加させていただきます。

4)井上 勝さんから、岩倉の現状から、陸稲作りを始めたいとメール(岩倉掲示板参照).


第62回 開催 要項
1)実施日    2006年10月12日(木)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林か京都バス停岩倉村松集会所前
4)服装等 山で軽作業できる服装、運動靴か長靴か地下足袋、皮手袋、ヘルメット.
5)用意するもの お椀と箸とコップと食材費(200円程度)+α、料理の持ち帰り容器など.
6)アクセス 京都バスの岩倉村松行きに乗車:JR京都駅(七条口バス停「06」番)から、 
阪急線烏丸四条駅下車(交差点西南角滋賀銀行前)から、京阪線出町柳下車
          (加茂大橋東詰北.所要時間25分)から、京都地下鉄国際会館前から
7)雨天の場合   京都府南部が、午前9時現在、雨天の場合や降水確率が50%以上の時、
          本日の作業は原則中止ですが、皆さんは、雨の中でも、雪でも集まって楽し
          んでいます.
参加費は無料、資格も問わない.傷害保険等は各自加入のこと.ゴミ等は各自持ち帰り願います.

10-11月の作業日のおしらせ

第63回活動日:10月20日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第64回活動日:10月23日(月) 丹波まつたけの里、亀岡今西山観察会 
     集合時刻などは本文お知らせコーナー参照.  朝日新聞社の取材予定
第65回活動日:10月27日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第66回活動日:11月04日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第67回活動日:11月10日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第68回活動日:11月16日(木) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第69回活動日:11月25日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分  
第70回活動日:12月01日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分


寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER -144- 号(追-2)

2006年10月08日 |  マツタケの林地栽培 
ダッチオーブンで蒸し焼きになったまつたけ!
 この方法も簡便でよいものである.


昨日(8日)、大阪の能勢農場主催のまつたけ山づくりに出かけてきた.第2日曜日と第4土曜日が活動日である.興味のある方は、能勢農場(072-734-1797)に問合せを!


さぁー、 今日、9日は、京都市東山三条東入南側にある粟田神社の祭礼である.それを宣伝するつもりはないのだけど、メンバーの吉川さんが大活躍するのである.これは行かざるを得まい.
 剣鉾という、祇園祭の鉾に似たものを腰バンドにかけ、鈴を清らかに鳴らせて神輿を先導する.第6番目が彼のチームの出番である.
 12時頃に粟田神社の鳥居前に、彼はやってくる.

 その後、やはりメンバーの矢野さんのなじみの店(こかじ)に集まって、一杯やろうという趣向がある.4000円の会費である.乞う参加を!

吉村 文彦
090-6227-4305
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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-144(追)- 号

2006年10月07日 |  マツタケの林地栽培 
炊き上がったまつたけご飯

みんなで戴きました.感激の声あり.昆布は、三陸浄土ヶ浜の取れたてです(藤井談).

各地で、この雨でマツタケの発生量が大幅に増加していると情報あり.
皆さん!近くにあるアカマツ林を覘いてみませんか? 見つけたらコメント欄でご連絡ください.
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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第144号-

2006年10月06日 |  マツタケの林地栽培 
各種料理に供される岩泉まつたけ





第61回(10月6日) 活動報告

 朝起きると雨であった.昼から雨はないという予報で開催を決意.本当は、雨でも開催したい訳があった.それは、昨年岩手県から戻って山科に居を構えたが、ゆえあって同じ山科区内であるが、越すことになった.そのことを、まつたけ十字軍運動のメンバーが祝ってくださるという.お返しとして、皆さんに岩泉まつたけを味わっていただくという趣向を思いつき、注文をしておいた.5日にマツタケが届いた.それを猫田シェフに料っていただかないと、来週に持ち越すことは不可能であるからだ(NIKON写真集:5063,5065,5068参照方法は以下に記載).

 本日の参加者(敬称略)、三原(5046)、周田(5069)、今西夫妻(5053,5059)、大島(5051)、橋本(敏;5062))、藤井(5064)、まり子、森田(5056)、中居(5060)、小長谷(5076)、三輪(5070)、阿閉夫妻(5052,5059)、奥津(FM三条ラジオカフェの取材を兼ねて初参加;5059)、榎本(5049)、小泉(越前市から初参加、お疲れ様:5049)、杉山(5073)、岡阪(5071)、大久保(5056)、池内(恒)、上田(欣;5048)、丹羽(5048)、猫田(5050)、有山、中川(5075)、宮崎、井本(5078)、石原(5075),大月に筆者の31人.それに綾部のまつたけ生産者を中心とする京都府まつたけ生産振興会のメンバー40名が加わる.

今年の冬に埋めたマイタケが立派にキノコを出している(5077).来週はご飯にしようと収穫し保存することになった.
 雨模様で、玉城山の作業は中止をして、中居さんの秋の収穫物、藤井さんの岩泉土産などの下処理がすすむ(5046,5059).まつたけご飯(5063)とマツタケの焼き物(5068)、ニンギョウタケ入りスパゲッティーや汁物の完成を思い思いの作業をしながら待つことになった. 

 中日新聞京都支局宮川記者の取材記事は、岩倉の掲示板で見られる.宮崎さんが大きく載っている.
 読売新聞東京本社の宇佐美さんの取材記事はFOOD記となって11月に日の目を見るとのこと.掲載紙を寄贈いただける.乞うご期待!
 三条ラジオカフェの奥津さんの放送は10月30日の午後1時である.

 3時前に、京都府まつたけ生産振興会のメンバーが到着.今年の皆さんの顔はニコニコ、頬が緩みっぱなしである.理由は簡単、今年の発生は例年の10倍になるという(現在).西日本は、豊作予想、長野もそうだという.まつたけ十字軍運動のメンバーと活発な意見交換がなされ、5時前に終了した.

<お知らせ>
1)10月9日(休日)12時から、粟田神社の祭礼がある.吉川さんが、革バンドに置いた剣鉾を揺らせ美しい鈴の音色を響かせ練り歩く.粟田神社鳥居前に12時に集合、祭りを見学する.祭り見物の後、矢野さんなじみの粟田神社右隣の『こかじ』で精進落し.会費は一人4000円で10名限り.後3名の余裕があります.参加希望者は、メールください(吉村まで).

2)10月23日(月)、今西山で丹波まつたけ観察の会を催します.45人乗りのバスが京都駅八条口に午前8時40分、烏丸御池に9時頃、JR馬堀駅で10時10分に待っています.出来るだけ京都市内からチャーターバスにお乗りください.参加費は、かしわのスキヤキ(ビール付、強運だとまつたけ入り)代2000円とバス代1500円(40人の参加のとき)で計3500円です.マツタケの発生をじっくりと見ることが出来ると期待します. 
 
<写真の見方>
皆さんの活動の様子は、このブログの左下にあるBookmarkのマツタケ十字軍運動写真集(Nikon:今週の活動風景)、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo、ここ1ヶ月分の活動風景)で見られます.それらを覗くにはパスワードが必要.

Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛びます.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる.これでOK. スライドショウが見やすい.

もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40,パスワードはtricholoma(すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字をクリックでOK.
両者とも必要な写真は、右クリックで保存されたい. 
  



寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所

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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第143号-(第3版)

2006年10月03日 |  マツタケの林地栽培 
岩泉町の『おでんせ べごっこフェスタ』で短角牛の焼肉を食べる





第59-60回の報告と第61回(10月6日)開催のお知らせ

 岩手県立大野高校主催の『まつたけ収穫祭』に参加し、岩泉町合併50周年記念式典に参列してきました.その後、まつたけ十字軍運動のメンバー、猫田さん、藤井さん、森田さんそして山中さんと岩泉で合流.
メンバー4人の行動は、ざっと、こんな感じ.
到着の夜、ホテルで、まつたけづくしの料理を堪能.IBC岩手放送の取材を受ける.岩手県まつたけ十字軍運動事務局(準)の小沢一男氏と会談.
翌日朝、旧岩泉まつたけ研究所の向林試験林を視察、正しく手入れされたマツタケ林の美しさに一同感嘆.昼、商工会主催のマツタケ祭りでまたもやまつたけを食らう.
その後『おでんせ! べごっこフェスタ』で短角牛の焼肉を頬張る.そして夕方、地元の若手有志が主催してくれた歓迎会に出席、熱いもてなしにこれまた感激.
楽しく有意義な岩手県岩泉旅行が終了.「ツアー」参加者の皆さんの土産とその話は、10月6日にどうぞ!

 まつたけの産地を旅行したのだから、当然、お土産は、まつたけと想像されますよね.ところが今年の岩手は、暖かく雨が少なく凶作気味らしい.
まつたけの入手は、目下困難.しかし、皆さんのために、特別に、注文して来ましたが、いつ届くか分からないとのことです.まつたけが10月6日に間に合うと賭ける方は、岩倉においでください.因みに12日はありえない.本日朝、届きました.猫田シェフに連絡済(10.5追記)

岩泉まつたけ視察の写真は、NIKON写真集で御覧下さい(パスワードは10ji:半角英数).

それでは、報告と参りましょう!
石原さんや宮崎さんや今西さんや池内さんが頑張ってくれました.
第59回の報告(文責 宮崎 昭)
9月22日の活動内容と写真です。参加者は約30名くらいでしたが、全員のお名前は把握しきれておりません。名簿には皆さん記入されていました。
猫田さん他食事部隊数名と倉庫工事の大井さんを残し、11時に今西さんを隊長に約20名が5台の車で玉城山に向かいました。
午前中、桧を中心にマーキングされた木の伐採(榎本、岡坂、今西、宮崎)、伐採木や倒木の片付け(阿閉、橋本、三原、大久保、中川他)、木場道造成(浅沼、中条他)、林道整備補修(石原、橋本、ツトム、大島他)の各班に分かれて12時半ころまで作業。
いったん引き上げ昼食(ブタ汁と炊き込みご飯)。食事部隊の人も加わって再度玉城山に行き2時ころから4時ころまで同様に作業。20メートル四方の2区画ほどがかなり明るくなりました。木場道も坂の三分の一くらいまで伸び丸太が滑り落ちる様子が想像できるようになってきました。道路補修も地味で大変な作業ですが、現地登山道下の駐車場付近の段差の解消や轍の補修が進みかなり通りやすくなっています。
○良かった点
皆さん、特に指示されなくても自主的にそれぞれの作業班に分かれてすぐに作業に入れたところは時間を有効に使えていると思いました。
○反省点
自主的に作業に就くのはよいのですが、反面どうしても個々人が勝手な判断で作業をしてしまうところも見られ(切る木の判断など)、何も無かったからよいものの「危ないな」と感じる場面もありました。特に伐木については、どうしても数名がいろいろな指示を出す傾向が見られるのですが、現場では全体的な指示を出す人は一名に限定し他の人は異論はあってもとりあえず従うようにし、異論や意見は作業後に反省会を行って修正するというふうにしないと混乱して危険だと感じました。

また、やはりチェンソーで切りたいという方は多いです(午後猫田さん、中川さん、他にも使ってみたそうな方はおられました)。かかり木になったりした場合も経験のある人や体力に自信のある人は強引に切ったり倒してしまう場面もありましたが、未経験者や体力の弱い人にも配慮しないと危険だと感じるところもありました。未経験者には触らせないというよりも、練習の機会を設けてできるだけ多くの方に安全に使っていただけるようにしたほうが良いと思いました。

また、この一週間の間に越智さんや中城さんが倉庫のペンキ塗り、流し場の整備をしてくださいました。

活動風景は.NIKONの写真集でどうぞ!

第60回の報告
 池内 正憲氏から参加者の名簿が届きました.
参加者は、
川崎、周田、松浦、橋本(敏)、安永、河村、小吹、三原、矢野、三輪、大島、今西、中川、榎本、川越、多田、有山、岡阪、阿閉夫妻、井上、加藤、橋本夫妻、中村、三品、林屋、玉城、池内夫妻.

お知らせコーナー
1)今西さんから連絡.
良い雨が降りましたので、昨日午後山を見回りましたら、4箇所で15本ほど出ていました。昨年より1週間くらい早いように思います。
見学会は、予定通り10月23日で大丈夫かと思われます(期待されても困りますが・・・・・・・・、今西さんのメールより)。
「バスをチャーターして、心置きなく酒と料理を楽しみたい」という声で、45人乗りのバスを55000円でチャーターすることにしました(一人当たり交通費に別途1500円必要).
今西山見学会の食材費が2000円、計3500円の会費となりました.京都の南から参加者を拾いながらJR馬堀駅経由現地に向います.
朝日新聞社大阪本社の取材予定.

2)コミニティFM京都三条ラジオカフェで、週1回月曜日のPM1:00~1:30「エコライフ」という環境に関する番組を担当されている奥津登代子さん(洛北の同級生で修学院中出身)が、10月6日の午前中に取材予定. 

3)10月6日の午後2時30分に、京都府森林組合連合会のメンバー50人が見学にお越しになります.

4)10月6日、読売新聞東京本社 宇佐美記者の取材予定

5)メンバーの矢野健一さんから、10月9日の粟田神社大例祭で吉川さんの演技(12時ごろ)を見た後、「精進落し」をやろうと連絡がありました.
 午後2時から粟田神社傍の『こかじ』という野菜(彩)寿司屋さんにて会費4000円。定員は10名。そこは、粟田神社入り口右側にあり、夫婦二人だけで切り盛りしている良心的価格の楽しい店で、作りたての料理をだしてくれる。

6)10月12日に、日経新聞社京都支局の取材があります.

7)京都府南丹振興局の藤田徹氏から連絡がありました.
『なんでもカヤタケ属のきのこで、「首まわりを中心とした発汗、指先のしびれと痛み、視覚障害」を起こすと思われる、ということで、実物を見た人(森総研の根田さん)によると、「フィールドベスト図鑑 日本の毒きのこ」の90頁で紹介されているClitocybe dealbataによく似ているということです。メーリングリストで流れている情報からすると白いきのこらしいです。そちらでもご注意ください。
インターネットで学名を検索したら、いくつか絵や写真があり、全体が白くカサがくぼんだきのこでした。下のアドレス等に写真があります。
http://www.rogersmushrooms.com/gallery/DisplayBlock~bid~5788.asp』

メール便り
1)石原 敏行さん
岩泉の里帰りは如何ですか、連日忙しく東奔西走、ご苦労様。
 季節が実りの秋になったのですね、「松茸」が連日話題に上り
 秋の味覚の王様として羨望の的になっていますが、食べたいなー
 だけで里山が忘れられて自然が荒れている様や無節操な植林や開発
 で自然が破壊された現状がまだまだ理解されていない。
 十字軍の活動がこの秋の季節こそ広がるチャンスだと考えています、
 先生に於かれましてもご多忙でしょうが頑張って下さい。
2)井上 勝さん
日頃の自己管理欠如がついに祟りました。
米をやるとか、麦をやるとか、いい気なことを言った矢先にこのざまです。全く不甲斐ない、恥さらしです。
田んぼの底(鋤床層)になる部分の土をプロの人に見てもらおうと、50cm下のところの土を掘り起こしている時、ツルハシでコゼた瞬間にギクっときました。瞬間は激痛でしたが、暫くして立って歩く、腰をかける分にはそれほどのことはなくなりました。昼飯のうどんカレーもしっかり食い、仕事は何もせず2時ごろ失礼しました。
帰宅した後のほうがチョット残っています。
田んぼの土ですが、粘土質なので保水と言う面では大丈夫と思います。砂・石が多いのでその点がどうかと思っています。10月8日にプロの意見を聞いてきます。
溝に、鹿かイノシシか分かりませんが、足跡がありました。柵は確かにいるかもしれませんが、そもそも、「米・麦がほんまに実るんかい!!」 こっちの方が怪しいもんですよ。
怖いもの知らずの素人ですから、ダメもとでやりますのでよろしくお願い致します。
久しぶりに、ベースキャンプを見てビックリしました。炊事場のシステムキッチンの豪華なこと、かまども新設され、道具小屋が多機能ハウスに新装されている。この進化はどこまで続くのか!!!

       
第61回 開催 要項
1)実施日    2006年10月6日(金)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林か京都バス停岩倉村松集会所前
4)服装等 山で軽作業できる服装、運動靴か長靴か地下足袋、皮手袋、ヘルメット.
5)用意するもの お椀と箸とコップと食材費(200円程度)+α、料理の持ち帰り容器など.
6)アクセス 京都バスの岩倉村松行きに乗車:JR京都駅(七条口バス停「06」番)から、 
阪急線烏丸四条駅下車(交差点西南角滋賀銀行前)から、京阪線出町柳下車
          (加茂大橋東詰北.所要時間25分)から、京都地下鉄国際会館前から
7)雨天の場合   京都府南部が、午前9時現在、雨天の場合や降水確率が50%以上の時、
          本日の作業は原則中止ですが、皆さんは、雨の中でも、雪でも集まって楽し
          んでいます.
参加費は無料、資格も問わない.傷害保険等は各自加入のこと.ゴミ等は各自持ち帰り願います.

10-11月の作業日のおしらせ
第62回活動日:10月12日(木) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
日経新聞社京都支局取材予定
第63回活動日:10月20日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第64回活動日:10月23日(月) 丹波まつたけの里、亀岡今西山観察会 
          午前10時JR山陰線「馬堀駅」集合  朝日新聞大阪本社の取材予定
第65回活動日:10月27日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第66回活動日:11月04日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第67回活動日:11月10日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第68回活動日:11月16日(木) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第69回活動日:11月25日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分  
第70回活動日:12月01日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分




寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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