まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第147号(補整3)-

2006年10月16日 |  マツタケの林地栽培 
マツタケ子実体の真下を掘ってみると、





第63回(10月20日)開催のお知らせ

 第63回まつたけ十字軍運動の開催をお知らせしますが、その本人が、またまた、欠席します.

まだ、岩手県にいた頃、久慈市のロータリークラブで講演をさせていただきました.その時、久慈東高校生と共に林づくりをやろうと話がありましたが、現洋野町の大野高校に先を越されたのですが、これがきっかけで、その報告会に出かけます.
又、岩手県で、まつたけ十字軍運動を担う組織をつくるため、洋野町の小沢さんと打合せをすることになっています.

里山再生の運動が広がっている.全国で10万人のボランティアが森林づくりに係わっているという.しかし、里山づくりの指針を明確に決めかねるため、単一の組織では、ジリ貧傾向にあるといわれている.
森林をその生成過程で分けると、原生的森林と里山林と人工林という生態系に分けることも可能である.里山林とは、生活のために人が利用した結果登場した林にすぎず、生活を維持するためという利用目的ははっきりとあったが、林の姿に一定の方向性を持っていたわけではない.どのような林の状態にするのが正しいかを考えた時、その運動は停滞するのである.

その点、私達はぶれることなく、マツタケ復活を大前提とするために、昭和30年代のアカマツを中心とする里山林の保全をその運動の中心環においている.健全なアカマツ林を再生し、地域にまつたけ産業を振興させる.又、団塊の世代の健康増進にも役立つはずである.

全国のアカマツ林は200万haを越えるといわれる.しかし、その運動の広がりは微々たるものである.団塊の世代は、体力も知力もある.大いに協力を期待するものである.

本日は、岩倉玉城山で、まつたけ山づくりの作業を続けます.
共同通信社の高山さんが取材予定.

 
<お知らせコーナー>
1)10月23日(月)、丹波まつたけの本場亀岡の今西山でマツタケ観察会
バスが各地で皆さんを乗せてJR馬堀駅では10時過ぎに待っています.参加費は、かしわのスキヤキ(ビール付、強運だとまつたけ入り)代2000円とバス代1500円で計3500円です.要予約です(問合せは石原まで:075-331-4516).
 
 この暑さで発生の高温障害が出ている.京都のマツタケが1Kg13万円、山口ものが14万円、岩手ものが15万円と非常に高値になってきている.
今西さんの情報では、山に残してあるそうです.マツタケ発生の観察が可能です.

朝日新聞大阪本社と日経新聞社京都支局の取材予定.


第63回 開催 要項
1)実施日    2006年10月20日(金)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林か京都バス停岩倉村松集会所前
4)服装等 山で軽作業できる服装、運動靴か長靴か地下足袋、皮手袋、ヘルメット.
5)用意するもの お椀と箸とコップと食材費(200円程度)+α、料理の持ち帰り容器など.
6)アクセス 京都バスの岩倉村松行きに乗車:JR京都駅(七条口バス停「06」番)から、 
阪急線烏丸四条駅下車(交差点西南角滋賀銀行前)から、京阪線出町柳下車
          (加茂大橋東詰北.所要時間25分)から、京都地下鉄国際会館前から
7)雨天の場合   京都府南部が、午前9時現在、雨天の場合や降水確率が50%以上の時、
          本日の作業は原則中止ですが、皆さんは、雨の中でも、雪でも集まって楽し
          んでいます.
参加費は無料、資格も問わない.傷害保険等は各自加入のこと.ゴミ等は各自持ち帰り願います.

10-11月の活動日のおしらせ
第64回活動日:10月23日(月) 丹波まつたけの里、亀岡今西山観察会 
          午前10時15分JR山陰線「馬堀駅」集合  朝日新聞社と日経新聞社の取材予定
第65回活動日:10月27日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第66回活動日:11月04日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第67回活動日:11月10日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第68回活動日:11月16日(木) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第69回活動日:11月25日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分  
第70回活動日:12月01日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分


寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
コメント
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