本日18日、仲間の復旧作業を少しでも応援しようと、岩倉香川山に出かけた.全面的にすっ飛んだ薪小屋の屋根を早急に修理せねばならない.屋根を取り付けるには、スペースの確保が必要である.秋晴れの強い日差しの中、薪の移動がなされていた.薪の移動には、相当の時間が掛かるようだ.
澤田山、玉城山への林道は、倒木の処理などを終え、かろうじて車の通行を確保したとのことであった.この林道は名称を繁見本線・支線といって、地権者である森林所有者とその道路を管理する京都市森林組合と森林所有者の許可を得た使用者がいる.使用者とはまつたけ山復活させ隊のことである.
ご存じのように、今、多くの林家は、なにもする気がない.そのやる気のなさが林業行政全般に投影されている.そういう森林所有者が、まっとうな林家の足を引っ張っているように見える.今回もそうだが、林道の修理を林家でもなく、道路管理者でもなく使用者である我々がになっている.
我々は、森林組合法によって、組合総会の出席権もなければもちろん発言権もゆるされていない.ふざけた話と思う.使用者にも一定の権利を保障するよう法を改正して戴きたい.そのうち組合に道路管理者の義務と権利とは何かをお尋ねしようと考えている.
9月20日(金)は、まつたけ山復活させ隊の活動日です.午前10時に京都市左京区岩倉香川山(自称:下記の§活動拠点へのアクセスを御参照下さい)にお集まり下さい.. 当日の活動報告は、榎本輝彦さんです.
長野県安曇野市北沢山林組合から25名の見学者が、午後1時30分に到着、まつたけ山づくりの意見交換を行います.長野県各地でマツタケが発生しています.そんなお話も聞けそうです.
さて、台風明けの17日から、仲間たちが、復旧に向けて活動を始めています.
台風18号による風雨は、降り始めから降り終わりまでの総雨量が250.5mm(京都アメダス),実に9月の総雨量の1.44倍がおよそ40時間で降ったことになる.また、風については京都気象台のある円町で16日午前7時に12.1m/sであった.ここ京都にも、新聞テレビ等で報じられたように大きな被害を残して去って行った.
私たちの活動場所である京都市左京区岩倉村松 香川山BCや澤田山・玉城山アクセス林道などの被害状況は、例年の被害とは異なるようである.山づくり現場への道路の被害は、仲間の以前の道路修理が功を奏しているため、被害はあったものの最小限にとどめられたように思います.
しかし、香川山BCの設備の屋根などが、”移動式”とせざるを得ないため秒速10mに耐えることができなかったようだ.また、田んぼでは、稲の倒伏も増えたようです.
現状の詳細を、まつたけ山復活させ隊のブログ9月17日号で、ご覧戴ければ 幸甚に存じます.まだまだ、作業を続けねばなりません.毎日作業をいたします.よろしくご協力のほどお願い申し上げます.
今回のブログは、緊急版です.ご容赦を!
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まつたけ山復活させ隊活動
予定日 2013年9月から12月
回 開催日 報告担当者 男厨シェフ
407 09月20日金 榎本
408 09月28日土 内田
409 10月04日金 三輪
410 10月12日土 宮崎 小原
411 10月18日金 榎本
412 10月26日土 内田
413 11月01日金 三輪
414 11月09日土 池内 松浦
415 11月15日金 宮崎
416 11月22日金 榎本
417 11月30日土 池内
418 12月06日金 三輪 内田
419 12月14日土 宮崎
420 12月20日金 内田 感謝祭
421 2014/1/11土 池内 川崎
§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分)
活動開始は午前10時頃から,終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、現在、食材費(実費)+消耗品費として400円を徴収.見学者は要500円(施設等利用料を含む).
§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について
§1 我々のまつたけ山再生運動とは?
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています!
§5 今年の予定と目標?
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§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 matsutake10@gmail.com
香川理化学研究所
代表 香川 晴男
§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典
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