まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER488

2010年03月16日 |  マツタケの林地栽培 
ある日の作業風景 がんばっています!



まつたけ復活・里山再生市民運動
 
 次の活動(230回)は3月20日(土)、午前9時30分岩倉香川山です.
ようやく春らしくなって来ました.桜開花の知らせを耳にするようになりました.20日も暖かくなるようです.厚いコートを脱いで野外で活動することや芽吹いた山菜のアルカロイドの摂取で体を目覚めさせることは心にも肉体にも大変いいことなのである.

1)クロマグロの漁獲規制について
2)守れ!日本の魚文化 平田伊都子さん
3)まつたけ山復活させ隊奮闘記 四六判240頁に!
4)ナラ枯れの大木の処理は京都市が実施予定! (メール便り)

はじめに
1) 13日、野生動植物の保護や捕獲・採取の規制を討議するワシントン条約締約国会議がカタールの首都ドーハで開幕した。地中海や西大西洋のクロマグロの国際取引を禁ずる提案を審議するという。
 クロマグロが厳しく保護される、まつたけと同じで食わなくても病気になることはないと思ってしまうが、何故EU間では商売ができて日本との取引はだめなのか、モナコの提案の本意が分らない。イルカやクジラ漁の反対も同様だが、生物の保全という立場で漁獲高を制限することでもないように思える。
 溶けて氷柱状になったその上に取り残されたホッキョクグマの写真をよく見せられるが、「可哀相な」クマを守れと情緒的に訴えたり、逆にクジラやイルカの「食文化を守れ」というレベルの議論では、どうしようもないのではないか!
 世論の趨勢も国際化している現在、世界で戦えるように、それらの地球規模の生息数とか生態を日頃から科学的に把握している必要があるのではないか。何でも予算を削ればいいのではない!素人の代議士が考えるとそうなること(一律に削る)は理解するが、そういう分野にも予算をつけるべきだ.
 クジラやイルカやクロマグロなどは「絶滅に瀕していると訴えることができないから人が保護せねばならない」と彼ら西洋人はいう。パレスティナやイラクやアフガニスタンで、人を「殺すな」と訴えるが彼らは意に介さない。彼らの人権感覚を疑うが、平田さんの推論が面白い。平田伊都子さんのエッセイを以下に転載しました。

2)守れ!日本の魚文化
大西洋、地中海クロマグロ包囲網
 2010年3月3日雛祭りに、アメリカは友好国日本(?)を裏切って<クロマグロ取引全面禁止提案>の支持に回った。 この提案はモナコが、3月13日から25日までカタールで開かれる<ワシントン条約締約国会議>に提出しているもので、絶滅危機の野生動物第一種に大西洋(地中海を含む)クロマグロを加えようとする内容だ。 可決されると大西洋クロマグロは、7000万年前の古代魚シーラカンスなどの仲間入りをし、国際取引は一切ご法度になってしまう。
 3月10日にはEU(欧州連合)もモナコ提案支持を表明。
 2月26日、反捕鯨団体シーシェパードが大西洋クロマグロ日本漁船攻撃を宣言。
 3月7日、日本のイルカ漁告発ドキュメンタリー<ザ.コーブ>がアカデミー賞受賞。
 どんどんエスカレートする日本の魚文化叩きは、一体、何なんだ?!
 高級クロマグロに縁遠く愛国心に乏しい筆者も、欧米の反日運動に怒りを覚えた。 そして、クロマグロ戦争最前線で闘っている<日本かつお.まぐろ漁業協同組合>の石川賢広組合長に疑問をぶつけた。

クロマグロとは?

「クロマグロに標識を付けて放流すると、大西洋を越えアメリカ西海岸を上り再び日本に帰ってくるという、大回遊の習性がつかめます」と、石川組合長はクロマグロの豪傑振りを語った。 同様に、大西洋クロマグロも時速70から90キロメートルの猛スピードで大西洋と地中海を舞台に睡眠中も泳ぎ続け、大回遊している。
 マグロにはクロマグロ、ミナミマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンチョウマグロ(ビンナガマグロ)等がある。 が、高級食材<トロ>の名称を授かっているのはクロマグロだけで、体長約3メートル、体重約400キログラムと一番大きい。

 現在、日本クロマグロ漁船団33隻は、8月に日本を出航し、大西洋東側でクロマグロの油がのりきった秋冬に操業し、正月前には清水港で水揚げをする。
 日本船団は環境に優しい延縄を使い、漁業者によると最近はクロマグロが増えて短期間で割り当て量の漁獲ができるという。 延縄漁法とは、150キロメートルの幹縄に3000本の枝縄をつけて釣る日本式漁法。 一方、外国のほとんどは巻き網で一網打尽に乱獲している。
「このところ、マグロ漁船の数が激減しているね」とは、清水港で漁船ウオッチをしている漁船設計士.楠田芳広氏の言である。 

3月13日からの<ワシントン条約締約国会議>はどうなる?

「<ワシントン条約締約国会議>以前の2009年に開かれた<大西洋マグロ類保存国際委員会>で、既に、厳格なクロマグロ漁獲規制が決められているんですよ。
 クロマグロは漁業資源です。 商業関係魚として<大西洋マグロ類保存国際委員会>が取り扱う問題で、<ワシントン条約締約国会議>では漁業資源以外の種の保存を考えるべきです。 何故、日本を二重の規制で締め上げてくるのでしょう?」と、石川組合長は<ワシントン条約締約国会議>でのクロマグロ漁業に対する干渉を批判した。
「2009年の<大西洋マグロ類保存国際委員会>で、日本は今回の<ワシントン条約締約国会議>を考慮して、厳しいクロマグロ漁獲規制を提案しました。 その時EUは厳しすぎると日本提案に猛反対し、ワシントン条約が何ぼのものだと、罵倒すらしたのです。 結局、日本提案は<大西洋マグロ類保存国際委員会>で可決され、アメリカも決議を評価したと日本は判断しました。 その経由からしても、当然モナコは<ワシントン条約締約国会議>に出した<クロマグロ取引禁止提案>を引き下げるべきです。 アメリカやEUが一旦は受け入れたクロマグロ漁獲規制を否定し、モナコ提案賛成に回るのはおかしいですよ!」と、組合長は矛盾だらけの欧米対日本クロマグロ攻防戦を語った。
「何故、モナコがクロマグロ取引禁止を提案するのですか?」と、筆者。
「WWFのような環境保護団体から金を貰ってるんでしょうかね? 商売ですよ」と、石川組合長。
「何故、EUは日本叩きをするんですか?」と、筆者。
「お前ら(日本人)、白人と同格だと思うなよ、という意識が根底にあるんでしょうね、、」と、石川組合長。
 
 今回の<ワシントン条約締約国会議>でモロッコ案が否決されれば問題ないが、可決されれば日本は90日以内に留保(異議申し立て)する予定だ。 可決されると、クロマグロ国際取引は全面禁止となり、自国領海から他国領海までクロマグロを海上輸送することも禁止となる。 自国で消費するクロマグロ漁はOKだから、ひとつの連合体と見なされるEUは、EU枠内で今まで通り何をやってもいいことになる。 欧米にとって都合のいいザル法だ。
 日本が留保した場合、公海でのクロマグロ漁業は許される。 日本同様に留保した国とは取引もできる。 ただし留保国が少ないと、日本を新たな手でクロマグロ業界から締め出そうとする動きが出てきそうだ。

クロマグロの蓄養、養殖とは?

「蓄養クロマグロが大量に輸入され、安価でトロが食べられるようになりました。 しかし、日本のクロマグロ需要が減ってきて、平均一キログラム当たりが2000円です。 これでは輸出諸国でも採算が取れにくくなってきてると思いますよ」と、石川組合長は日本の不景気がクロマグロ業界にまで浸透していると語った。
 畜産の一例を挙げてみる。
 リビアのシルト湾には毎年5月初旬になると、産卵のためクロマグロが集まってくる。
その稚魚を一網打尽に巻き網で生け捕り、生けすに入れる。 生けすごとクロアチアなどへ曳航し、数ヶ月から一年ぐらいで太らせ、日本に輸出する。 これが蓄養だ。
 養殖とはクロマグロの卵から成魚に育てることをいう。 和歌山県の近大水産研究所がクロマグロ養殖の量産に成功した。 しかし、養殖コストが高すぎ、クロマグロ.一キログラム2000円程度では採算が合わないという。

 クロマグロ畜養の基本的問題は、大回遊するクロマグロを狭い生けすに閉じ込め大量に飼育するという、反自然行為そのものにある。 生けすでの病気蔓延を防ぐため薬品が投入される。 共食いの習性があるクロマグロは大食いで、えさに困った蓄養業者が、水銀汚染で人間が食えなくなった小魚をクロマグロに与えていたという不祥事も発覚している。 

「クロマグロを食うのは日本人で、供給する国では食わない、自分たちは食わないからギリギリのとこまでやってのける、それが一番怖いですね!」と、石川組合長が警告する。

何故、シーシェパードはクロマグロ漁船を襲う?

「シーシェパードが寄ってくるのは、クロマグロが話題になっているからでしょう。
寄付金を募って商売をやる狂信的な環境団体だからね。 夏場は捕鯨もなく暇だし、臨時稼ぎなんだろうね、、」と、石川組合長はシーシェパードを相手にしていない。 「俺らに関係ない」と、漁船の人達もシーシェパードの脅しを気にしていないそうだ。

「世界中の漁業関係者が2009年に<大西洋マグロ類保存国際委員会>が決めた漁獲制限を守れば、必ずクロマグロ資源は回復します」と、石川組合長は断言した。
 日本の場合、その日に獲ったクロマグロ全部に番号札を付け、その数を水産庁に報告する。 さらに、清水港で再確認して水揚げをする。
 外国の場合、操業終了後ただちに近場の漁港に水揚げするか冷凍船に積み替え、日本に空輸する。 日本に着くまで数えないし管理もずさんで、結局、獲りたい放題になる。
「消費国日本が水際できっちりクロマグロ輸入を管理しないと、乱獲は抑えきれません。 資源が一定水準より少なくなると、漁業という商売そのものがやっていけなくなります。 クロマグロ資源減少に一番神経を尖らせているのは、我々日本の漁業関係者なんです」と、石川組合長は外国の違反行為を非難する。
「将来は、資源国、漁業国そこに消費国も加わり、三者一体となってクロマグロ管理枠組みを作っていくべきです」と、石川組合長は提唱している。

トロは食べられなくなるのか?

「<ワシントン条約締約国会議>でクロマグロが絶滅危機第一種(モロッコ提案)に決まれば、クロマグロ国際取引は全面禁止になり、一時的に入荷が減少するかもしれませんね。
但し、この不景気ではトロの値をあげると誰も買わなくなるから、トロにかわる他のマグロの供給とかで工夫をすることになります」と、石川組合長は見通しを語る。
「問題は、クロマグロを絶滅危機第一種にしてしまうと、メバチもカジキも、、マグロ全部が第一種にされ、タラやニシンにまで及んでいくことです」と、石川組合長は日本の魚文化絶滅危機を憂いていた。

 3月13日から3月25日までカタールで開かれる<ワシントン条約締約国会議>で<大西洋.地中海クロマグロの第一種認定案>が討議される。 締約国175のうち三分の一が否決に回れば、クロマグロは古代魚シーラカンスの仲間にならなくてもすむ。
 石川組合長は会議に参加し、採決までは参加国に対して否決するようにと説得にあたる。
不幸にして可決されクロマグロ全面禁止になれば、日本同様に留保する国を探す。
「北アフリカ諸国に期待してるんですが、、」と石川組合長は言う。
 しかし、エジプト、リビア、チュニジア、アルジェリア、モロッコの北アフリカ諸国は今でもヨーロッパの旧宗主国に牛耳られていて、結局、EUの手の内にある。
「日本がトロを食うから悪い」とか、「お前ら(日本人)白人と同格に思うなよ」と、うそぶく欧米人に、日本はどう戦っていくのか?
「交渉の見通しは?」と、筆者。
「やってみないと分からない」と、石川組合長。

 ワシントン条約締約国会議出発を目前に控えた石川賢広.日本かつお.まぐろ漁業協同組合組合長は、出陣前の武将のように爽やかだった。  平田伊都子(ジャーナリスト)
                    
3)まつたけ十字軍運動・まつたけ山復活させ隊奮闘記出版のことですが、今、企画の福士義彦さんが、出版の主旨にあうように原稿を色々工夫している。今、分厚い本は嫌われるそうだ。四六判で240頁に収めたいと努力中。全国いや外国からも32編の原稿を戴いたが、仲間の皆さんのこれらの原稿はあまり端折らず載せるとのこと。楽しく読めてためになる本を早く手にしたいものである。

§作業区と作業内容の紹介
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.
1)香川山
 ヤマガラグループ(ヤマガラの里Cエリア)
 ゲート入り口右側斜面を整備中。このエリアを若いアカマツ林に戻す予定。
 池内班が、斜面正面エリアのススキ刈り取りなど補整作業に取り組んでいる。
皆伐区は、予定どおりに再生が進み、アカマツ幼樹の群落が美しい.斜面の地掻など補整作業を実施している.
一段と、マツノザイセンチュウ病による枯損木が周辺に目立っている.伐倒焼却の要あり.

2)澤田山
アカマツ林でマツタケの生息地を再生するというエリアとコナラ林を整備するエリアとがある.第1地整備地と第2整備地ごとにネライを定めて各班ごとに独自に作業を進めている.かつてアカマツ林化を考えて伐ったところの補正が進んでいる。
第1整備地は、
○村上班
マツタケ山づくりが行われている.京都府のホンシメジ接種試験が相当前に行われ、そのとき整備もされたが、菌根性のきのこの発生には至ってない.土壌の問題があると思える.補整の手入れが必要な状態になってきている.
○阿閉班
南側のやはりアカマツ林帯で、やがて両区はつながるという.エスケープした檜・杉など大径木の処理が進んでいる.美しいアカマツ林になってきている.

第2整備地は、
ヤマガラの里と呼ぶ.以前から整備を始めているところは「ヤマガラの里A地区」と呼び整備が完了している.その西に当たるところを尾根部(アカマツ林を再生)、傾斜地部(コナラ林にする)など3区に分け、それぞれ生態的特徴を生かした整備を進めている.ここは「ヤマガラの里B地区」と呼ばれる.分からないことなどは前田・小原さんにお尋ね下さい.

第3整備地は、
作業エリアでは、アカマツ林再生を考え、尾根筋でアカマツ林再生作業が続いている.5-6年前には尾根筋でマツタケが採れたと聞くが、今、アカマツがないに等しい.アカマツ林の再生作業中.
○澤田山中広班
澤田山の一角にあるアカマツ林再生現場の作業を見聞したが、尾根筋がさっぱりとした広葉樹林にしたてあげられている。やはり、長年放置されると、我々の力量では歯が立ちにくいのだ。この立木密度、この林床堆積物では、アマチュアの尋常作業ではアカマツ林に戻せないためにそうなっている.作業エリアを広めずに尾根筋を、幅10mの範囲に限って、尾根沿いに順次皆伐していくことをお願いする。
○澤田山宮崎班 仲間を集めています!
 現在、準備段階として、尾根筋アカマツ再生予定域から出る除間伐材、地掻き腐植の林外搬出路の確保を始めている。
 添付写真(227回活動報告)のチェンソーの下部が林道で、作業地はヤマガラ班A区の林道を挟んで真向かいに位置する。赤矢印に沿って排出用シューターを構築する計画である。シューターは玉城山のシューターに習い、除間伐丸太をハシゴ状に組んで木馬道風に構築する計画。距離は約40mとなる。
これまでに計画路線にある障害木の除伐、不整地形の補修を終了している。 次回より計画路線脇にあるヒノキを伐採し、そのままシューターの左右側面支持体として設置する予定。次に左右の丸太に交差させてハシゴ状に短丸太を並べて設置し木馬道風滑り台を設置。シューター完成後、本格的な除伐、地掻きを開始します。
 なお、シューター設置予定の下部山域はすでにアカマツが壊滅状態で、コナラを中心とした落葉広葉樹、ソヨゴを中心とした常緑広葉樹の混交林に相変化している。そのためアカマツ林再生よりも、向かいのヤマガラ班整備地Aに合わせて薪炭材・落葉腐植堆肥採取林、昆虫・キノコ・山菜・野鳥観察・森林浴などの癒し林として再生する方が有意義と考え、その方向で整備を進める予定。できれば将来、下部林内には休憩所的な東屋も作ってみたい。また、整備で出る粗朶類を利用して、ヤマガラ班A区に習って作業域周囲をシシ垣で囲いたい。
 
3)玉城山は、 2班が共同で作業をしている。
○榎本班
○三品班
昔は、山全体がマツタケの発生に適したアカマツ林であったが、林道が造られたためにその下のエリアからマツタケが消えた.岩泉まつたけ研究所の向林試験林内で、全く同じことを経験している.林道を一つ通すだけのように考えがちだが、周りの環境ががらりと変り水の流れも変化する.
尾根筋には、アカマツ林密度が比較的高く残っているので、榎本班と三品班で上部と下部からマツタケの生活するアカマツ林の再生作業に取り組んでいる.
地表の堆積物を堆肥化し、冬には水田に鋤き込む.マツのザイセンチュウ病害木の伐倒焼却活動が一旦終了したように見えたが、再開している.
ここは、市民によるマツタケ山づくりのお手本として有名になった.今まで、プロによる手入れで、マツタケ発生の復活は、「有から有は簡単である」と実証されている.しかし、市民による手入れでマツタケ発生の成果が出たケース(2007)は、ここが日本初の地である.
その後の発生がないので、発生ポイント周辺に覆土を試みた.シロが生きていたなら必ず元気になる.撒水実験にも取り組むという意欲的作業が見られる.

§<お知らせ>
§メール便り
1)ナラ枯れの大木の処理を京都市林業振興課の回答
 我々のお願い
 林道沿いに昨年ナラ枯れにより枯死したコナラの大木が(私の知る限り)2本あります。1本は鍵付きゲートの手前、もう一本はヤマガラの里A地区とB地区との境にありいずれも枝が林道上にかぶっていて早めに処理しておかないと大変危険です。
 後者は澤田さんの山域で、前者は先週宮崎さんと山に入ったとき玉城(兄)に出会ったので聞いたところ山主が分からないので調べてみるとのことでした。後者は私たちの手でなんとか処理できるかも知れません(私は自信がありません)が前者については無理だと思います。
いずれにしてもいつも山に入っている我々として見過ごすわけにいかないと思います。
京都市林業振興課の回答
 基本的には危険所負担といって所有者負担となるが、この件については市の方で多分何とかできる。どういう体制でやるか検討するのでここ一週間待ってほしい。
 実行に際して「まつたけ十字軍運動」が所有者との間に入ることが出来るかとのお尋ねがあったので可能であると返答。

§まつたけ十字軍運動に参加するには
下記の1から7を了承の上、参加下さい.また、 “まつたけ十字軍運動とは?”も併せてご理解下さい.尚、初めての方は事前に連絡が必要(連絡先は下記主催者).
1)参加資格は問わない. 参加時間は自由、ただし、コアタイム(昼食時)の参加は必須.
2)事故を起こさないように各自勤めること.傷害保険等は各自加入のこととし、事故の責任は当事者に帰するものとする.

3)服装等:山で軽作業できる服装(運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど).ゲスト用には少し準備されているが、ノコ・ナタの持参を原則としている.
4)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さんは補修や軽作業などされます.
5)持参するもの:昼食は作るので、MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器、飲料水(お茶があるので水筒)など.
6)道具類や備品は、個人購入のものや皆さんのカンパで購入したものです.大切に扱うよう願います.備品類は汚れを洗った後、保管場所に戻すこと.また、使用した食器やコップ類は洗って戻すこと.出したゴミ等は各自持ち帰ること.
一切の「資源」の提供は主催者に連絡を願いたい.
7)参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.

§活動拠点へのアクセスなど
8)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは現地アカマツ林(京都市左京区岩倉村松町138-20バス停「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分).
叡山電鉄「岩倉」駅から現地アカマツ林へ2.3Km(徒歩30分)
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、  約10 分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)


§開催予定日 2010年3月-4月
活動場所は岩倉香川山. 活動開始は、午前10時頃.終わりは午後4時頃.
第231回03月20日(土)ブログ報告:榎本
第232回03月26日(金)ブログ報告:宮崎
第233回04月02日(金)ブログ報告:榎本
第234回04月10日(土)ブログ報告:池内
第235回04月16日(金)ブログ報告:三輪
第236回04月24日(土)ブログ報告:榎本
第237回04月30日(金)ブログ報告:宮崎



§主 催
まつたけ十字軍運動・まつたけ山復活させ隊
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学者)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305

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