まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 702

2012年04月20日 |  マツタケの林地栽培 


今年も新緑にコバノミツバツツジのピンクが美しい季節がやってきました。

 

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動

第335回(4月20日(金))活動報告

またまたまたまたまたまた雨。3月からこっち活動日は雨ばかり。これだけ続くと神も仏も信じない私でも何かの祟りかと思いたくもなります。まあ、花粉症の身には雨で飛散量が少なくなるというありがたい面もあることはあるのですが。来週こそは晴れて欲しい。

本日の参加者は、榎本、前田、宮崎、三輪、玉城、橋本、森、中広、吉川、川本、内田、TAKE、雅子、榊原、川崎、ホリイ、有山、阿閉(仁)、阿閉(眞)、山田、田、吉村、中野、三品、藤井、マリコの26名のメンバーに、苗床作りでお世話になった玉城兄上と奥様、作業風景を撮影いただいた玉城邸ホームステイのドイツ人の方でした。

本日のメーンイベントは米作りの準備、籾播き。昔の稲作で言えば、苗代づくりです。40年位前なら田んぼの片隅に苗代をつくり、籾を播いて稲苗をつくったものでした。
現代農業では、田起こしは耕運機、田植えは田植え機、収穫はコンバイン...と機械化が進み、手植え時代のように腰の曲がったおじいさんおばあさんを見かけることはほとんどなくなりました。しかしその分、機械で田植えするためには田植え機にセットできる規格に合った苗床を作らねばなりません。
まつたけ十字軍の米作りでは、メンバーの玉城さんの兄上に大変お世話になっています。

まず規格に合ったトレイに苗床マットを作ります。
トレイに新聞紙を敷き、出来合いの苗床マットを敷いていく、左から宮崎、橋本、玉城のみなさん。

マットに水を撒いて潤します。玉城(兄)さん。

一方で、別部隊が土の準備中。
土といっても稲苗に適したように調整された市販の粒状培土に...、

苗が“立ち枯れ”せず丈夫に育つための薬剤「タチガレエース」(ベタなネーミング)を混ぜます。

ビニールシートの中でゆすって混ぜてます。左より三輪、玉城、榎本さん。

ばらまき機!(これまたベタなネーミング。農業資材にはなぜかベタネームが多いです!余談ですが「トイレ洗浄中」の小林製薬を筆頭に、家庭薬、衛生用品などでも最近ベタネームが多いですね!)
ばらまき機でマットに種を播いています。


種を播き終わったら、ばらまき機の中身を先に作った粒状倍土に入れ替えて、もう一度ばらまき機を通して粒状倍土を撒きます。

完成したトレイを育苗機にセットし、温度調節しながら発芽させます。この段階ではモヤシのような白い芽が出てきます。

発芽してきたら芽が上のトレイにぶつからないように棚の間を空けてセットしなおします。
数cm伸びてきたら外に出し陽にあててさらに成長させ田植えに備えます。
機械化されたといってもそれなりに手間もかかり管理も必要なんですね。
この後の工程は5月の田植えレポートをお楽しみに。

さて、山の方ですが今日も雨に降られたため、一部を除いて作業は香川山の整備作業などが中心となりました。

(左)枯損松の伐採処理と落枝などの掃除をする三輪さん。
(右)松剪定をする有山さん。サルのように身軽。

枯損松の幹は燃料用薪に利用。玉切る橋本棟梁、玉城さん、川本さん。

(左)落枝、剪定枝、粗朶を焼却する川崎さん、玉城さん。
(右)薪の束を作る榊原、前田、堀井さん。

熊手を修理する三品さん。

陶芸準備に余念がない内田さん。

ハンモックでくつろぐ三輪さん。

昼食準備中の左より小林さん、藤井さん、榎本さん、マリコさん、中野さん、阿閉(眞)さん。右下で飛び跳ねている?吉村代表(実は階段登り中)。

(左)「ま、こんなもんかいな?」適当に?鍋に醤油をばらまくシェフ。それでもちゃんと味付けできてます。
(右)シェフのお料理教室。山菜天ぷら。
しゃぶしゃぶのように油の中で揺すって揚げると、葉が広がって形良くきれいに揚がることを実演中。

本日の昼食メニューは山菜尽くし。山菜バラ寿司、タケノコとトリうま煮、山菜天ぷら、おすましとヘルシー。揚げたての山菜天ぷらはひときわ美味かったです。

午前中はまだ降りも弱かったので、山田さん、阿閉さんは山へ。

澤田山3では、吉川さんがナラ枯れ木伐採、中広さん、森さんは伐採木、粗朶の片付け。

昨年大量に仕込んだシイタケホダ木からは発生の兆候が。来年が楽しみですね。

(宮崎 記)



 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« まつたけ山復活させ隊NEWSLET... | トップ | まつたけ山復活させ隊NEWSLET... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

マツタケの林地栽培 」カテゴリの最新記事