まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-174号-

2007年01月31日 |  マツタケの林地栽培 
この位の地掻きが必要





第76回(2月3日)例会開催のお知らせ
 
 2月になりました.例会としての活動日は奇しくも季節の変わり目という日に重なった.新聞報道によると、この頃、盛岡でも雪まつりがあるが、暖冬の影響で雪不足に悩んでいるという.
 
 岩手県に住んでいる頃、新暦の月日を旧暦のこよみで見ると割と実際の季節感と一致することを地元の方に教わったことがある.マツタケの発生の出来不出来も旧暦で見るのだが、マツタケの子実体の生長のように短期の雨のありなしで決まるものにはどちらの暦も外れることが多かった.

2月3日は旧暦では12月16日に当たるが、どうなんだろう.たまたま、今年は2月と3月の間に、閏二月が置かれる年回りになっている.そのわけは、空を巡る月の12ケ月は太陽の1年よりも11日ほど短いので、3年弱で暦月がまる1月早くなる.そこで、閏月が置かれて、太陽の年と月の暦との関係が調整されるからである.ということは、3月になっても、冬の寒さになるということなのかな.
 
 節分であるということで、今日の昼は、『当然イワシでしょう!』と、われらがシェフは言下におっしゃった.どんなイワシ料理が出るか楽しみである.あんまり過度の期待は、負担をかけることになるから止します.塩焼きで十分だぁー.“うんめぇー” 入口にはヒイラギでも着けましょうか.

開 催 要 項
1)実施日    2007年2月3日(土)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都バス停岩倉村松集会所前か京都市左京区岩倉村松町現地ア
         カマツ林.
4)服装等 山で軽作業できる服装、ノコ・ナタ、長靴か地下足袋、防寒
         具、傘かレインコート、タオルなど 
5)用意するもの 椀と箸とコップと食材費(200円+α)、料理の持ち帰り容器
         など.
6)アクセス 京都バスの岩倉村松行きに乗車―村松集会所前下車(終点の村
         松から徒歩5分で現地アカマツ林):JR京都駅七条口から(60
         分、バス停「C6」番)、阪急京 都線烏丸駅から(38分、四条烏丸
         交差点西南角滋賀銀行前)、京阪本線出町柳から(25分、加茂大
         橋東詰北)、京都地下鉄烏丸線国際会館前(地下鉄はJR京都
          駅・烏丸四条・烏丸御池停車)から(15分、バスターミナル)


<作業予定>
1) 地掻用のクワを6本購入します.
2) ヒノキやソヨゴ等の除伐材、枝打ちした枝はまだ落とし口の周辺や林内に積んであります。これらの処理もしなければなりません(榎本さん談)。
3) 道路補修に土運び、柵用に径の大きな竹がいる.軽トラを借りて運びます.
4) 玉城山、澤田山全区で、京まつたけ復活・里山再生のために、不要な材等の除伐・間伐が進んでいるが、株元直径5cm以上の樹が針葉樹、広葉樹問わず残っている.これは伐倒します.各区共に所定の集積場に運び出し、褐色森林土壌が見えるまで根が切れるクワで地掻しましょう(173号Nikon写真集参考).中小径木(径5cm以下)は必ず残します.
5) 香川山付近でアカマツの枯損が目立っている.チェーンソーで伐採、焼却しましょう!

<お知らせ>
1)岩手県久慈市を中心に、まつたけ復活・里山再生活動の組織作りの準備が進んでいる.2月9日に久慈市から数名が視察に来られる.秋のマツタケシーズンには岩手で交流会を考えている.
2)鹿背山の作業も佳境に入り、皆さんの参加を要請している(詳細は中村075-213-4883).
3)大阪府能勢牧場がマツタケ救出作戦を実施.皆さんの参加を呼びかけている(詳細は072-734-1797かメンバーの中城さんに) .
4)寒の頃に、餅を搗くことになっている.もち米を確保せねばならない.もち米の情報を下さい.
5)7月には、100回という節目を迎える.面白い企画というか記念になるようなことを考えませんか?

<メール便り> 感想やアイディアなど、どんどんメールを下さい.

1-2月の活動日
第77回活動日:2007年2月09日(金)  岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第78回活動日:2007年2月14日(水)  岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第79回活動日:2007年2月23日(金)  岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第80回活動日:2007年3月03日(土)  岩倉村松集会所前集合 午前10時30分




寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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