まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-191号-

2007年03月31日 |  マツタケの林地栽培 
水田に鋤き込む腐植を運ぶ人たち
山を手入れすれば、必ず除間伐材や落葉に腐植が大量に生まれる.これを資源として活用する必要がある.





京まつたけ復活・里山再生


第84回(3月31日)活動報告

 ようやく、コバノミツバツツジも咲いた.みんなが手入れをしたために、光がよく当たるのか去年より美しい.これは里山(林)の手入れの効果だ(5948).

今日は、待望のブリ(6kg)が高知から届いた(5941).メスである.大きな腹子(炊きあげてある、5967)が入っている. 29日に、1本釣りで上がったものを10分後には血抜きし、“山の男”でも料理しやすいように下処理後、冷蔵され夜を徹して運ばれてきたのである.大井さんの好意によるものだ.

 これらを味わえたラッキーな参加者は、大島、鎌田、川崎、榎本、奥津、初参加の北村(女性、京都市北区:5946、5951、5954)、中城、周田、多田、小長谷、中岡、藤井、加藤、阿閉(仁)、岡阪、三輪、大久保、橋本(敏)、石原、渡辺(克)、ツトムチャン、アヤ(5945,5957)、池内(正)、有山、猫田、中廣と筆者の27名.

 猫田シェフは、刺身(5961)とブリ大根(5956,5963)と吸い物(5965)にするという.大根の調理が進む.猫田さん、大井さん達が3枚に下ろし、藤井さん、奥津さん、北村さんも加わって刺身になっていく.

 小長谷さんと多田さんは竹林の整備に出かける.かわいらしいタケノコを手に戻ってくる(5959).吸い物に入れられた.ほとんどイノシシに食われているそうだ.憎い奴だ!獣害は、これをどうすべきか国民的議論を尽くさねばならない時期にきている.農業を守る気がないのか、政府はなかなか本腰を入れない.

 写真5971に見られるようなブリ丼.これは一体幾らだろう? いかん、いかん、下司の勘ぐりは! みんなの協力で調理が無事終わり、参加者は、刺身や丼など好みの味わい方でブリを楽しんだ.大井さん、ありがとう!

 山の手入れで生まれた腐植を、玉城さん主導で、篩い、軽トラに積む.みんな総出の感がする(5942,5950,5979,5980).篩っては積み、篩っては積みと8回運ぶ.それでも1反歩の水田に必要な1/10だとのこと.
明日は、雨であっても、周りの水田所有者達と畦の草取りなど結いの作業がある.阿閉(仁)さんが代表で出席.

 中廣、大島、大久保さんは澤田山で、有山さんは玉城山で、マツタケ山づくりに精を出す.マツノザイセンチュウ被害木の薪づくりも進んでいる(5943,5946).中城さんとツトムチャンは、内ゲートの飾りに使う竹を運んでくる(5960).これを割るのが大変だそうだ.

<皆さんの活動の様子を見る>
写真は35枚となった.すべてを、NIKON写真集にアップロード.
写真は、このブログの左下にあるBookmarkのまつたけ十字軍運動写真集(Nikon:今週の活動風景)、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo、1ヶ月分の活動風景)で見られます.それらを覗くにはパスワードが必要.
 
Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛びます.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる.これでOK. スライドショウが見やすい.
 
必要な写真は、保存も印刷も出来ます.大いにご活用ください.
 
<メール便り>参加後の感想やご意見なんでもメールください.
1)阿部さん(秋田県農林水産技術センター森林技術センター資源利用部)から
先日の「まつたけ十字軍」参加の際は、大変お世話になりありがとうございました。
今回参加して、シルバー世代を中心とした自然回帰の流れを強く感じ、「京まつたけ・里山再生」に向かって、各人がそれぞれの興味や体力に応じた活動を自発的に行っており、このような活動形態を創出することが、過疎化がすすむ本県の地域活性化の一助となるのではないか、などと感じました。
ただ、行政が絡むと……
今後ともよろしくお願いいたします。

2)河村奈美子さんから
   桜月を迎えます 次の会は次の会こそと思いながら月日が流れてしまいました。
前向きな姿勢,里山復活まつたけ山再生への情熱、丁寧な活動報告メールを拝見する度に賛同、共感しながら私のかかわっている行事が多く不参加となって心が痛みます。
新年度6月までの日程、月曜はヨガ教室 土曜シニア自然大学受講であり残念ながら殆ど参加可能日がありませんでした。
いつか参加できる日も来ると思いますが・・・・・
陶芸用窯の煉瓦 皆様が賛成ならば煉瓦募金させていただきます。

3)福井の小泉さんから
 地震の事で、心配していただきありがとうございます。おかげさまで全く何事も無く、元気です。さて、いつもメールいただき感謝して拝見してます。また返信出来ない事や、参加出来ない事を、お許し下さい。メールを通じて活動を拝見し、楽しみにしております。

4)石川県珠洲市の赤石さんから
 先ほどもやや大きな余震がありました.
珠洲は大きな被害が無く,一安心ですが,輪島付近は被害が激しく,能登高速道路も崩れ落ち,不通になりました.また何かありましたら,ご報告したいと思います.
取り急ぎごれんらくまで.


寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
銀行名: 京都銀行 山科中央支店
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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