まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 668

2011年12月14日 |  マツタケの林地栽培 

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動

12月16日(金)午前9時から、第319回まつたけ山復活させ隊 納会・忘年会を行います.京都市左京区岩倉香川山にお集まり下さい.綾部の山で取れた野性のイノシシ肉を用いた猪鍋、地鶏の蒸し焼き、餅搗きなど楽しく過ごしましょう! 野菜、餅米、酒類など差し入れ大歓迎です.3000円持って岩倉香川山にお越し下さい. 活動報告は、榎本輝彦さんの担当です.

 今年も、私たちのマツタケ山づくりの例会は、納会・忘年会を残すのみとなりました(来年のことはお知らせ参照).今年も活動は多岐にわたり積極的に展開されたと思います.新聞テレビに多くの仲間が例年通りだが紹介もされた.
 1月8日に270回例会を開催以来12月10日(318回)まで49回、番外活動を7回、計56回の活動を行った.参加者は1574名(内番外参加者63名)、第一回開催以降の延べ参加者は13851名である.他に、週何回と活動する仲間もいる.
 私たちの活動地は、不幸にしてアカマツはほとんど姿を消し、残ったアカマツは他の樹木との競争に喘いでいる.従って、山づくりは、高度成長期に放置された里山の回復が主たるものである.各班の仲間は、その活動エリアの生態を考え、その回復に取り組んでいる.多くの班は、ほぼ予定の作業をこなし、この1年を締めくくることになる.ヤマガラ班は、アカマツ林回復地と雑木林修復地を活動エリアとしている.獣害を考慮せずには広葉樹の苗が育たない.森組の応援で鹿ネット設置を完了した.
 米作りも畑の作物も順調に育ち、昼食に供されている.香川山BCの「施設」の充実も目を見張るものがある.某大学の体験学習の女性達も満足を得たようである.
 活動の楽しみの一つは、なんといっても、豊富なメニューとリッチな昼食である.それを支える食当の女性陣、彼女たちは山を楽しみたい気持ちを抑え、きつい作業を終えて戻ってくる仲間のために食事を準備する.月に1度、食当を男厨派が担っているが、この料理がまた人気である.来年も続けていきたい! 担当者名は以下の開催予定表をご覧下さい.
 全国の支援者の応援で、作り上げた岩倉窯、陶芸班の試行錯誤の修理作業が大変なようだが、近藤さんのいうポスト民芸をテーマに作品作りがなされている.
 しかし、3.11大災害と未曾有の原発大人災を忘れることができない.私は、15年間を岩手県岩泉町に住んだ経験を持つ.多くの友人と知り合いを得た.幸いにも友人・知人を亡くすという悲劇は免れた.それ以上と思える不幸がある.
 都会で仕事を終え、出身地岩泉町にUターン.岩泉町の北はずれの沿岸近くに、美しいアカマツ林のある断崖がある.そこに居を構えた.数年前には妻を亡くし、一人住まいながら、地元の世話を絶やさない充実した日々だった.少し不便だと、蓄えた全財産で、海の傍、小本の沿岸に新居を建てた.去年のことである.新居は快適だ.そこに、津波がきた.家も何もかも一切の財産を持って行かれた.今、仮設住宅にいる.年は90歳である.もはや、家を建てる金を稼ぐあてはない.仮設住宅は2年という制限がある.生きていくことは辛いと思うが、彼は明るい.私たちにも畑の収穫物が届いた.泣ける! 
 地震・津波被害の復旧もほど遠い.福島では、放射性物質の除洗をしている.集めたものは放射線を出す.それを集落近辺に無防備と思う形で置いておくらしい.来年も、間違いなく、放射線を出し続ける.

復旧・再興の負担を1%の富裕層に厚く負担させよ! 国は国の役割を果たせ!

★お知らせ
1)来年1月7日(土)新年会 午後5時 京都ロイヤルホテル&スパ 1F(京都、河原町三条上がる)  
              会費はバイキング+フリードリンク2980円 バイキングのみ2500円
              詳細並びに参加申し込みは、堀井公雄さんへ
2)年報をつくろう!
 写真記録と共にまとめた年報を作っておきたいのですが、如何でしょうか。詳細は内田正明さんにおたずね下さい.
・年間の活動概要(定例日、特別行事、参加会員推移、BC整備や台風対応などの共同作業、来場者記録ほか特記事項)
・各班の現状スケッチ=立地、現況、目標、試験作業中などの特記事項。
・畑、田の成果など、窯などの活動記録
・その他

☆メールだより
☆カンパありがとう!
 M
Kさん カンパ いつも感謝しています.
☆カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています. 
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§開催予定日 2011年12月-2012年1月
回                       報告
319    2011年12月16日    金    榎本    忘年会

320    2012年01月07日    土    池内
321    2012年01月13日    金   宮崎       
322    2012年01月21日    土    三輪
323     2012年01月27日    金    榎本 食当:男厨派メインシェフ 小原 清さん
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§活動拠点へのアクセスなど
(参加ご希望の方は事前に電話下さい、090-6227-4305.また2011年1月1日付ブログ565号を読んでおく必要があ
ります.)
活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 活動開始は
,午前10時頃から終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.

参加や見学希望の方(見学するためには)、2011年3月8日付ブログをお読み下さい.
○まつたけ十字軍運動とは何をする?
○まつたけ山復活させ隊活動への参加方法は
○私達のマツタケ山造り(作業方法)の特徴
 作業内容と作業区の紹介
○今年の予定と目標?

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§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 redpinemushroom@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

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