まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-309-

2008年05月22日 |  マツタケの林地栽培 




まつたけ復活・里山再生市民運動


第143回マツタケ山づくり(5月22日)の報告

 下界は夏日(25℃以上)で初夏の陽気でしたが、山の上はからっと涼しい風が吹く作業日和でした。
 おととい京都の地方紙で、東山などではアカマツや落葉樹が激減して秋に紅葉(黄葉)するところが少なくなり、替わって常緑樹のシイが増え山は年中緑色、初夏のみシイの一斉開花で山が黄色くなっていると報じていました。
 また昨日は、京都大阪森林管理事務所が「京都伝統文化の森推進協議会」と協力して行った松山再生プロジェクトの検討会が銀閣寺山国有林で行われたとも報じられていました。
 ともに「観光都市京都の景観破壊をなんとかしなければ」という問題意識によるものですが、願わくばそこに「(京(みやこ))まつたけ復活」の視点を加えてより広範な山主、市民の参加を促して欲しいものです。

 本日の参加者は、寺尾、雅子、榎本、中広、有山、周田、加藤、三輪、橋本、宮崎、中野、北村、阿閉夫妻、塩谷、斉藤、真理子、大島、増井(遠路はるばる高知よりお出で下さいました)、石原、小原、前田、猫田、中川、大久保、玉城、山田、松川の28名+保育園のかわいいお客様でした。

<玉城山>
“波板ソリ”を使って腐植層の掻きだし作業。

掻き出された腐植が山をなしています。

窯製作が一段落し、橋本棟梁によるシューター製作が再開されました。

<澤田山>
馬力が自慢の中広班、標高400mの第3施業地まで行動範囲を広げています。

弁当持参、昼食でBCに戻る時間も惜しんで施業!
山で食べる弁当はおいしかったです。

一部はハイヒール女性が傘を差して歩けそうになりました。


なお、山主の澤田さんも施業にお出でになっていました。

<MN班>
子供達が楽しく遊べる山作りを目指して整備中。写真撮りに行けませんでした。すいません。

<香川山BC>
橋本棟梁を中心に窯の屋根が完成!

本日のお昼は、地場産豆ご飯、人参葉のおしたしにハンバーグ、野菜スープ。

さらに、ミツバチの管理、菜園の整備、水遣り、田んぼの水調整(三輪さん)など行いました(写真はアルバムに)。

 朝方、近隣保育園からかわいいお客さんが多数。植林した松苗が少し心配でしたが、日本の将来を担う子供達のためなら苗の1本や2本、3本..、ま、できるだけ踏まないでね。たくましい山っ子に育ってね。君達が大きくなる頃には、まつたけがいっぱい食べられるようにオジサン・オバサンたちは老骨に鞭打って頑張るから。これでまつたけ十字軍の将来も安泰?


<その他>
南側空地で測量が行われていました。ついに開発再開?

(MY)

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