のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

猫の手を奪う怪しき隣人か

2009年09月07日 | わが家の時時
豊水の収穫が佳境に入っています。
先日の涼しい気温が
一気にナシの実を熟させてしまったようです。

そんなバタバタしているところへ
クールな隣人が様子を見にきました。
しばし怪しい光りものに心奪われました。

まさか、今NHKで放映している恐竜SFドラマ
『プライミーバル』(木曜日、夜8時より)
が現実に起きているわけではないでしょうねえ。

秋うらら豊かに盛り月を待つ

2009年09月05日 | 梨の出荷
今夜は満月でした。
旧暦の8月17日の満月を立待月(たちまちづき)というそうです。
日没後、立って待っているうちに月が昇ることからそう呼ばれているとか。

「秋麗」の収穫は本日が最終でした。
道の駅直売所へ出荷してもたいへんな反響で
わざわざ自宅まで買い求めにいらっしゃるお客様が何人も。
来年はもう少し増収できると思います。

「豊水」の収穫が数日前から最盛期に入っています。
すぐにコンテナがいっぱいになってしまい、
収穫が先に進みません。

そして、ここ数年、広く認知されはじめている
新品種「あきづき」がそろそろ収穫できそうです。
わが家の作付け品種一覧には載せていないのですが、
実は「かおり」よりも本数がありまして、
今年は少し収穫できそうです。

トマトが出始まりましたので、
直売所のナシのスペースが狭くなるようですが、
実は9月はナシもいろいろな個性ある品種が
「かおり」「南水」「新高」とこれからも出てきます。

ナシはもう飽きた、
「幸水」が終わったからもういい
なんて言わないで、
まだまだナシとお付き合いください。

飛び跳ねてなお飛び跳ねて力尽き

2009年09月03日 | ネイチャースケッチ
あわわ…、これは…、まさか…

畑の中には不思議なことが多いもので、
たとえば、今年のような不順な天候なのに糖度の高いナシになったこと。
たとえば、青ナシのはずの「秋麗」が今年は表面全体がサビで埋まり、
赤ナシになってしまったこと。

そして、写真のようにミイラになったカエルが飛び跳ねていること。
ほら、飛んできた影跡が葉に残っているでしょう?



わしゃ、知らん

隠しても隠しきれないことばかり

2009年09月02日 | 今年の米づくり
台風11号は大した風雨もなく過ぎていきました。
少なくともナシに関しては
ちょどよいお湿りだったかもしれません。

ただ、田んぼはご覧のとおり、やれやれというやつです。

危ないなあとは思っていました。
いつまでも葉色の青みが消えず、
もしかしてやったなとは疑っていました。

実はこの田んぼ、事情により例年とは異なる施肥方法で
後継者君に任せていたのですが、
施肥量を間違えて散布したようです。
左側1/3は適量だったのですが、
右側2/3は多過ぎました。

失敗を隠し通せればいいのですが、
そうは問屋が下ろさないところが百姓仕事。
この体験を戒めにしてほしいものです。



近くの田んぼでもこんな姿が…。
今回の台風で稲が倒伏した田んぼが少ないなかで
この光景は目につきます。
どうしてこうなったのか、気になるところです。