ヒュー・ジャックマン主演のクライムサスペンス。
娘が誘拐され行方不明になるが、容疑者の男は知恵遅れで供述できず釈放。
そこで、奴を犯人だと確信するヒュー・ジャックマン演じる父親が、警察には出来ない方法で犯人の口を割らせようとして……
もうこう聞くだけで面白そうなサスペンス。
その感想。
うーん、惜しい。
途中まではすごくよく出来ている。
とにかくいたたまれなくて、痛くて、悲しくて、悲惨で、怖い映画だ。
だけども、最後のほうで突然「ん?」とよく理解出来ないことがいくつか連続で起き(僕の理解力が足りないだけかも知れないが)、途端に「え?え?いったいどういうこと?」と話の筋が少しよく分からなくなってしまい、なんというか消化不良なのだ。
おそらく制作者サイドにはきちんと納得のいく答えがあって、その上で作られた映画だと思うんだけど、伝わってこない。
結局、あいつはなにで、あいつはなにで、あいつはなんであんなことしてたの、あの子はなにを見たの、などなど疑問がいくつか残ってしまう(繰り返すが僕の理解力が足りないだけかも知れない)。
なので、星2つ半。★★1/2
ごめんね。
でも、なんかもう「いたたまれない」度でいうと、近年稀に見る「いたたまれなさ」なのよね。
心が痛い体験をしたいのなら、観るといいと思う。
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