生活白話文

日々の暮らしや感動

友情

2016-08-27 20:46:14 | 暮らし

わけあって、息子は高校最後の大会に出ることができませんでした。

何も言わなくてもショックは相当なもの。

あれほど夢に見てたこと、さぞ無念だったでしょう。

 

大会前日、同級生に誘われラーメンを食べに出かけた後、

またピンポンが鳴って、別の同級生がやってきた。

本来息子が大会に着るはずの衣装を渡してほしいとのこと。

本人には内緒でと、一礼して帰られました。

 

玄関のドアを閉め、

10代の子が友を思いやる気持ちに涙が出そうでした。

 

一緒に出て賞を取ろうと、きっと思いは同じなはず。

それが叶えないなら、せめて最後は同じ衣装で写真を。

 

仲間っていいですね。

息子は幸せものです。

同じように人を思いやれる大人になってほしいと思います。

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