毎年二週間しか公開していない東林院、通称沙羅双樹の寺に行きました。
昼過ぎのためか、落ちた沙羅の花がくるっと丸められた感じで、
ポスターや写真で見かけた雰囲気ではありませんでした。
空梅雨のせいで、苔も茶色であまり元気よくありませんでした。
それでも、おいしい抹茶と和菓子を頂いて、
和尚さんの法話を聞いて、
ゆったりとした、いい時間を過ごしました。
沙羅の花、別名夏椿。
【花言葉】愛らしさ、はかない美しさ、哀愁。
蕾はかなりの数ですが
朝に咲き、夕に散りゆく、人の世の常ならぬことを象徴している花で、
満開を見ようと思うと、タイミングと運が必要かもしれません。
配られた資料には
「沙羅の花は一日だけの生命を悲しんでいるのではなく、与えられた一日だけの生命を精いっぱい咲きつくしています」
「人間の生命にはいつかは限りが来ます。そこから、生かされている人生をどう生きるか。今日を無駄にはできない・・・・中略・・という気持ちがわいてはこないでしょうか」
つまり、生きることについて考えてみてほしいと書いてありました。
到京都東林院去看與佛教淵源有關的娑羅雙樹
有趣的是、這是日本所指的娑羅雙樹、與佛教典籍裡的是不同植物
日本稱為沙羅的花
白白的 花瓣看上去極為單薄
東林院一年只開放兩週供人賞花
樹上花苞雖多
禪寺的和尚說、花一天即謝落、每天可掃2.3個水桶的花朵
又說、常有人來電問「到底幾時才會滿開?」
和尚笑說、這花只開一天、每天花況不同、院子每日風貌不同
正如東林院簡介裡寫的、
沙羅花朝開夕謝、象徵人世無常。
有形的東西終將敗壞、美麗的東西恆久不保
沙羅花不悲傷只有一天的生命、而是把被賜與的一天精彩綻放
就像人的一生會有到盡頭的時候
要怎麼活、不浪費每一天、珍惜不可能再回來的時光、不後悔的人生
坐在禪寺邊緣 與花落滿地的庭園對望
沙羅花傳遞的是
無常和活在當下的訊息