加藤農園だより

発芽玄米を主食とする、マクロビオティックと、ナチュラル・ハイジーンな生活の一こまをつづります。

コーフーカツが出来るまで。

2020-06-03 16:35:13 | マクロビオティック

先日、カツ丼風の丼を事務のMちゃんに食べてもらいました。

「美味しい!」と言ってくれた後、

「このコーフーは加藤農園で売っているどれですか?」と聞かれ、

ひっくり返りそうになりました~。

そして、気が付きました。

40年近く、マクロビオティックの食事を作ったり、販売している身にとって、

「コーフー」というのは当然すぎるほど当たりまえの食材ですが、

一般の方にとって、「コーフー」は???です。

そこで、社長がコーフーを作っているところをご案内します。

まず、コーフー作りに使うのが、小麦蛋白です。

車麩や、味噌汁に入れる麩を作るのも同じ。

小麦蛋白とも、グルテン粉とも呼びます。

この粉に、水を加えると、こんな風になります。

これを、ひとまとまりにして蒸籠にのせて蒸かします。

すごい湯気です。

出来上がったコーフー!

コーフーを、スライスしているところですが、

何しろ熱いです!

以前、自宅で作っていたときは、こんなにふんわり出来ませんでした。

このふんわり感がとても大事です。

これを大鍋に入れ、天然醸造の醤油、

オニオンパウダーや、ガーリックパウダー等で味を付けます。

味がしっかりついたところで、天然酵母パン粉を付けて揚げたものが、

揚げたコーフーカツです。

畑のお肉として出来上がるまでに、多くの手間がかかりますが、

無添加の食材としても安心してお使いいただけます。

肉食が苦手な方だけでなく、普通の食事の方にもお薦めです。

30年近く前、サンフランシスコの中華料理店で、

コーフーの料理がメニューにあったのを思い出します。

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