栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

「2歳勝ち馬評価」先週ぶんを2頭更新&雑感少し

2013-12-27 09:28:15 | 血統予想

野球は専門的にやったことはないので細かい技術論とか戦略とかは詳しくないのですが、バネとか柔らかさとかそういうアスリートとしての根本的なところはある程度わかるので、ドラフト後のスポーツニュースで明治のユニフォーム着て投げてる野村祐輔の映像を見たときに、「あの広島の1位のピッチャー、間違いなく即戦力やで。下半身めちゃめちゃシッカリしてて全然ブレないしコントロール抜群」と評してましたよ(・∀・)

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先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」先週ぶんを2頭更新しました~

先週の中山芝1200m戦はネロ(母母デュプリシト)、アフォード(母母父デインヒル)、スマートオリオン(父グラスワンダー)といずれもDanzig持ちが勝ちましたが、もともと中山1200mはDanzigが強い血で、タフな馬場になってそれがより顕著だったということではないかと

冬至のアンレールはバレークイーン牝系で内回り向きの捲り脚質という理由で狙ったんですが、北宏は4角で動かしていくんだという意識に乏しい騎乗で、持ち味を100%出しきったとは言いがたいものがありました
岡部さんの直弟子らしく、3番手で我慢して後ろを待って待って追い出しましょうという教科書で育った人ですから、中山内回りだからスキあらば捲ってやろう…というような頭はあんまりないのでしょうね~
今年の中山内1800~2000mの勝ち鞍をみても、チバテレのミエノワンダー(5-4-4)、白井のコウヨウレジェンド(4-4-3)、館山のエクセリオン(4-4-5)、冨里のヒラボクインパクト(5-4-3)と全部ふつうの好位差し、周りの動きに合わせて4角を回ってきてから追ってるだけで、ぜんぜん捲ってはいないのです
お手馬のダイワファルコンにしても、川須のほうがヨッシャここから捲ったれい~とメリハリつけてくるので勝ち味があるんやないかと思うんですよ
捲るためには捲れるポジションやスペースを3角すぎまでに確保しておく必要があるわけで、なかなか手堅い乗り役ですが、そういうところはちょっと不満かなあ…と

エリモピクシー(京都牝馬S3着)はDrone≒デプス3×3(ナスキロ+Tom Fool)なので自身のマイラーっぽいスピードを強く伝え、タキオンをつけてもダンスをつけてもマイラーに寄せてきますが、サトノルパンはHalo≒Sir Ivor≒Drone≒デプス3・5×4・4なのでこのきょうだいに共通するマイラーっぽい体型とHalo的脚捌きを受け継ぐと同時に兄たち以上にナスキロ柔い体質となり、内1600mの新馬戦でアズマシャトルに捲られてしまうのが納得のまだ緩さが残るストレッチランナー、トーセンレーヴとかダノンシャーク的な成長曲線で古馬になってシャキッとしてきてようこそエプソムCへ…というタイプかなと

逆にアグネスミニッツはアズマシャトルやピサノパテックと同じブラダマンテ牝系でそこにグラスワンダーですからRoberto3×4、外1800mで3着をつづけたあとの阪神内2000mでインからうなりをあげて抜けてきたのはこれまた納得で、掻き込み親父も機嫌よく年を越せます(・∀・)

年末年始はどこへも行かず、「パーフェクト種牡馬辞典」の下準備と「サラブレ」の原稿をすすめているうちに、え?もう明日金杯かいな…という例年どおりの動きで

コメント (5)
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