栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

「2歳勝ち馬評価」先週と先々週ぶん更新&先週の雑感

2013-12-10 12:25:38 | POG

先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」11/30~12/8ぶんをまとめて更新しました~(計5頭)やっと追いついた(・∀・)

カペラのシルクフォーチュンは35.8-35.0で1.10.8、昨年が35.5-35.3で1.10.8ですから、今年のほうが少し展開は向きませんでしたがだいたい同じぐらいは走っています
パサパサの良では非ミスプロが強いというエントリを立ち上げていたので、シルクからスノードラゴンもセイクリムズンも買ってはいたんですが、母父Machiavellianに勝たれてしまっては降参(^ ^;)
でもやっぱり、この時期の中山ダ1200mは、パサパサだとミスプロ系のスピード優位ではない、というのは明らかかと

バンドワゴンについては「ハナ切れないとどうなん?」という突っ込みはけっこうあるのですが、距離適性については誰も言わないので、私としてはあえてマイラー疑惑のほうを突っ込んでおきたいなというのはあります
あの体型とスピードは母母キャリアコレクション(BCジュヴェナイルフィリーズ2着の早熟マイラー)の影響が強いと思わせるものがあるし、もちろんホワイトマズルからはスタミナや成長力を受け継いでいて、母のスピードで先行し父のスタミナで粘るという馬なのでしょうが(それはホワイトマズルの成功基本形でもある)、テイエムオオタカをもう少し重厚なスピードの乗りにしたような、そんなイメージも拭い去れないのです
オオタカだって若いころは、若竹賞(芝1800m)をスローで逃げてヴェルデグリーンを封じたりしてましたからね~
ダンブレ×Never Bendであの頭の高い先行は、キョウエイマーチとも重なるイメージもあるのです

朝日CCはアルキメデスがMr.Prospector4×3らしいしなやかさで抜け出し快勝、今でも「ミスプロ的な柔らかさしなやかさ」というような書き方をすると、「ええ?ミスプロってしなやかなんですかあ?」と聞かれることがたまにあるんですが、アルキメデスやレッドレイヴンなんかはミスプロ的な柔さしなやかさがONになった馬で、ああいうのがミスプロ的体質なのです
Woodmanとかフォーティナイナーは、母方のBusandaとかTom Rolfeとか、主にそっちのパワーで短距離を突進しているというべきでしょう
だからいつも書くように、ミスプロとサンデーが出会うとたいてい字面より柔らかしなやか体質になるもので、米短距離G1を勝ったマイニングの娘にサンデーがかけられて生まれたゼンノロブロイに秋天やJCをブッコ抜かれ、白目むいてひっくり返ったあの衝撃からすれば、デュランダル×ティンバーでプレイアンドリアルが出たぐらいでは何も驚かないです
というわけでアルキメデスはゼンノロブロイをちょっと緩くしたようなイメージかな、タイプとしては似てますね

締めはいつもの大喜利で

掻き込み親父「レイヴンくん見事やったな~、でもワシは新馬見たときから、さすがはワシの甥や、これは中山で捲れる子や言うてたんやで。そやのに東京しか走らんからどないなっとんねんと」
掻き込み親父の甥(そ、それは厩舎の方針ですから…)
親父「あと気の早い話やけど、アンタ種馬になったらワシの娘と交配しようや、Wonder Again=グラスワンダー2×2、これはしびれるでえ~」
甥(できればミスプロクロス希望やけど、そんなこと口走ったらまたちゃぶ台が…)

コメント (3)
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