栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」
Seattle Slew～A.P.Indyのラインは基本ストライドで走るのでダートなら東京や中京で狙うべし、とはよく書いていますが、スペシャルウィークもNijinsky的胴長体型を伝えるだけに中京ダ中距離は得意(下記エントリ参照)
浜名湖のモンシュシュはスペシャルウィーク×A.P.Indyで胴長体型で、中京ダ1800mの新馬でノブオズボーンとタイセイウインディを2馬身ちぎり、同じ舞台の沈丁花ではインカンテーションには歯が立ちませんでしたがフミノファルコンに3馬身差をつける2着、つづく滝桜を勝ち関東オークスで3着と小回りでも好走をつづけるのは能力の証で、ここはベスト条件ですから黙って頭からでいいのでは
5Rに出てくるミューラルクラウンは一口ピック馬なのでデビュー戦も注目してましたが、内回りマイルの超スローであの5着は十分な内容で、こちらは母クラウンプリンセス(阪神外マイルのオープン特別を2勝)がリーチザクラウンの全姉でスペシャルウィーク×Seattle Slew、そこにホワイトマズルですから、細身で脚長でナスキロ柔いストレッチランナーに出たのは順当
コース替わりも距離延長もプラスだけに、ここは決めてくれるでしょう(・∀・)
「No.1予想」では朝日CCを、「馬券総合倶楽部」では朝日CCとエリカ賞を予想していますので、そちらもよろしくお願いしますm(_ _)m
※馬券総合倶楽部は先ほど入稿しましたが、反映されるまでに少し時間がかかります
スペシャルウィークがブイブイいわし中の新中京ダ1800m
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/c827fef547e5f7b44008855a7072d3e2
私んちにも本日届きましたキャロットクラブ会報「エクリプス」12月号では、昨年につづいて「血は水よりも濃し 拡大版」と題し、この一年のクラブの活躍馬たちを振り返るコラムを4ページ書かせてもらってますので、よろしければご一読くださいm(_ _)m
3月に発売された『パーフェクト種牡馬辞典2013-2014』(自由国民社）の関連企画として、同書の編集を担当した競馬道OnLineのサイトにて、この秋もスプリンターズSから有馬記念まで栗山求と望田潤がG1レースを交代で予想します
今週の阪神JFは望田潤の担当で、有力馬の血統分析と直前予想を行います(有力馬分析は無料公開、予想は有料会員のみ閲覧できます)
有力馬分析はハープスター、レッドリヴェール、ホウライアキコについて書いていますので、よろしければご覧ください
http://www.keibado.ne.jp/sp2013/
エクセレントビュー(一口ピック馬)の追い切り映像が流れてましたが、母系のマイラーっぽさとBold Ruler忍者走法がONになったようでなかなか俊敏軽快で、これなら中山マイルで楽しみ(・∀・)
今年で6回目を迎えるカペラS、過去5回の1～3着のべ13頭のうち、シルクフォーチュンとセイクリムズンとエノクの3頭を除く10頭(エーシンウェズン、シセイオウジ、ケイアイガーベラ、タイセイレジェンド、ミリオンディスク、ダイワディライト、グランドラッチ、ビクトリーテツニー、スリーアベニュー、フジノウェーブ)は父ミスプロ系で、この分野だけは相変わらずのミスプロ天国
そんななかで、シルクが勝った12年とセイクが勝ってエノクが3着した10年はある共通点があって、それは良馬場だったこと
残りの11年、09年、08年は稍重～重だったのです
もうひとつこの3頭に共通するのは、シルクがNureyev3×3、セイクがNorthern Dancer4×4、エノクがVice Regent≒ノーザンテースト4×3と、パワー型のNorthern Dancer系経由でNorthern Dancer系のクロスを持っていること
中山ダートは金曜正午発表で良、週末の予報も晴れですから、今年は「非ミスプロのNorthern Dancerクロス」がパワーで台頭するパターンなのです
で、出走馬の血統表をザッとみたら、「非ミスプロのNorthern Dancerクロス」はシルクフォーチュンとセイクリムズンのリピーター2頭と、あとマルカバッケンしかいません
