花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

横浜東口「崎陽軒本店」と、「横浜ジャズプロムナード」

2013年10月25日 | 我が街・横浜
天気予報図の中に二つの大型台風が顔を出して一週間近くになります。
連日雨模様のお天気が続き、学校行事や秋の行楽シーズンの予定が立たず、
やきもきしている方が多いのでは

明日土曜日に本州に最も近づく予報ですが、だいぶ南にそれて直撃はないようです。
でも油断は禁物、豪雨に要注意ですね。

横浜駅「東口」
私も今週はアウトドァーのお楽しみは諦め、横浜近辺をウロウロしました。
こちらはシーバス乗り場から見た、横浜駅東口にあるそごうデパートと高層のスカイビル
写した画像です。


横浜駅は国道一号線に面した海側の東口が玄関口なのですが・・・
昔から商業施設やバスターミナルのある西口の方が賑やかでした。


そごうデパート2Fのこの入り口を出ると、ベイエリアが望めます。

45年くらい前、横浜駅から湘南電車に乗って都心に通勤していた私のOL時代は、
東口には工場や倉庫が建ち並び、
回転展望台のレストランがあるスカイビルが目立つくらいでした。

その後、地下街の横浜ポルタとそごう横浜店の開店以降は目を見張る変貌を遂げています


この2階部分から右手の日産自動車グローバル本社ビル(みなとみらい地区方面)とを結ぶ
ペデストリアンデッキ「はまみらいウォーク」が設置されています。

そごうやスカイビルがある一角(出島地区)はみなとみらい地区の68街区ともされ、
同地区に含む場合もあるそうです。(ウィキペディアより)


左手のかもめ橋を渡ると、新しい商業地区のベイクウォーターに出ます。
みなとみらい地区や山下公園を結ぶシーバス乗り場もここにあります。

10月21日・「崎陽軒本店」で食事会
開港以来、常に世界の新しい文化を日本に導入してきた横浜・・・
その横浜の名物といえば一番に思い浮かべるのが「崎陽軒のシュウマイ」です。


1908年の創業以来、100年の歴史と伝統の味ですが

1955年に「横浜駅東口周辺を復興させたい」という願いと共に
鉄筋コンクリート3階建てのシウマイショップ1号館(本店)が建設されました。


横浜駅東口から歩いて1分
館内には中華はモチロン、イタリアンや食べ放題のブッフェレストランもあり
様々な地域から来る方々と集まってお食事する時はとても便利なのです。

今回のOL時代の仲間4人でのお食事会には、中華レストラン「嘉宮」を利用しました。


オーダーしたのは「くつろぎ昼会席」 
詳しい内容はこちらでどうぞ

まずはで乾杯し、近況を語り合います。お料理はほんの少しずつ運ばれます

食べて喋って、食べて喋って・・・撮り忘れもありますが、皿数で勝負のお料理でした


中高年の女性向きのメニューですが、男性や肉食系の女子にはちょっと物足りないかしら・・・

すでに未亡人になったり、ガンのご主人の病院に付き添ったりの仲間も居て
それぞれに人生の辛酸を経験し始める年齢ですが、
昔話にはお腹を抱えて笑い転げます。

食事後はカフェに場所を移し、結局11時半から16時半までの
5時間もお喋りを楽しみました。

勤め先の事は以前このブログでもUPしましたが、ご興味のある方はこちらをご覧ください。
今考えるととてもユニークな仕事場でした。


当時の会長(創始者)がモデルの小説が最近ベストセラーになり
「いずれドラマ化され、半沢直樹みたいにヒットするかも」と、当然その話題も出ます。

私は上巻を買い、下巻は図書館で借りて読みましたが、
内側を少々知っているだけに、感想は複雑です。

創始者の「人間尊重」の教えの元、出勤簿も労働組合も、
そして有給休暇もない、当時まれなる会社に4年勤めました。

「必要な時はいつ休んでも良い」と言われても、病気以外ではとても休みづらかった

それでも仕事仲間同士がいまだにこうして集まっているということは
和気藹々とOL時代を過ごし、嫌な思い出が無かったからかも知れません。

今頃になって「大家族主義」という社風の良さを実感しております。


「午後の飲茶会席」(ハーフセット)
ちょっと古いお話で恐縮ですが、短大時代の友人の
taeさんご夫妻が、今年の桜の季節に山形から上京して来ました。


横浜にあるご主人のご実家のお墓参りの後で会おうということになり
やはり交通が便利なこのお店を利用しました。


午後2時過ぎのアフタヌーンですので「飲茶会席」のハーフです。

お二人とも大柄なtaeさんご夫妻・・・足首を骨折したTちゃんも杖を持って参加です

毎回お好みの中国茶が選べますこの時は全員が違うデザートを頼みました。


春の「飲茶会席」と今回のランチ「くつろぎ会席」の違いは分かりましたでしょうか?

この夏、taeさんは難病を患い、貧血が酷かったそうで心配しましたが、
今は良いお薬が開発されていて、治療は週に一度の通院ですみ
無理しなければ旅行やダンスなど好きな事をして良いそうです。

でもご家族の皆様はさぞかしご心配なさったことでしょうね。


10月13日・「横浜ジャズプロムナード」
三連休の中日に、秋物のジャケットを買いに行ったついでに
MM21に足を伸ばしてみました。


毎年10月の連休に開催される、日本最大級のジャズフェスティバルが開かれていました。


横浜の街全体が会場となり、今年も10月12日&13日は中心街のあちこちから
トランペットやフルートの音が聞こえてきていました

こちらは「みなとみらい駅」のあるクィーンズスクエァーで聴いた
大好きなデキシーのリズムです。


「街全体をステージに」を合言葉に1993年から始まった
日本最大級のジャズ・フェスティバル。

国内外第一線のプロからアマチュアまで約 3,000人のミュージシャンが集結し、
ホールやジャズクラブ、街角のいたるところでライブを展開。

毎年10万人以上が訪れる横浜の秋の風物詩となっているようです。


こちらはプロの「楽団・南十字星」の歌と演奏で、撮影は禁止です。

「戦後まもなく銀座のキャバレーで南十字星の演奏を聴いた事があるよ」
お隣で話すお爺様お二人の会話が面白かったです。

周りを見れば若い人は殆ど居ません。


7月に汽車道に撮影に来た時は、人の姿も少なかったのですが
この日はご覧の通り大勢歩いています。


ビートルズやフォーク世代に近い私は、ジャズもいいけど
こうした素朴な音楽が懐かしかったです。


21日の食事会の帰路、父がお世話になっている施設から
父が「発熱した」との連絡があり、今週は毎日様子を見に通っています。

同じユニットで4名に風邪の症状が出ているらしく
父は未だに夕方になると37度5分くらいの熱が出ます

こんなお天気が続くと、弱者に皺寄せがきますね。
早く爽やかな秋晴れが広がって欲しいです




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26 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tona)
2013-10-25 23:08:35
お父様大丈夫でしょうか?
どうぞお大事に。

横浜界隈は見どころ、食べどころ満載ですね。
素敵なお友達との会食、楽しかったでしょう。

『海賊とよばれた男』は、今図書館の予約待ちです。
そんな事情があったのですか!
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横浜 (恵那爺)
2013-10-26 05:55:04
横浜方面に行くときは高速バスを使っていますが、帰り横浜からの高速バスの待ち時間がたくさんあってもどこに行っていいかわからないです。

有給休暇が無くて、休みたければいつ休んでも良いって言われても逆に休みづらいですね。
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Unknown (RW)
2013-10-26 13:13:07
nao♪さん、IDKにお勤めでしたか!小生はNOC勤務でしたので・・。ライバルの貴社に当時(30年前)シェアを迫られていた我が社も冷や冷やものでした。当社のおっとり型と違ってIDK社員さんはモーレツだったで底知れぬものを感じました。当時の高杉良「虚構の城」もおもしろかったです。「海賊と呼ばれた男」まだ読んでいませんが楽しみです。
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Unknown (ななごう)
2013-10-26 14:12:59
27号台風による被害が、今回は少なかった様で気分的に安堵して居ます。
しかし、夜中に地震が有った様ですが、たまたまバイクで移動中だった為に知りませんでした。
天災と云うのが、いつどこで自分も遭遇するか?判らない時代の様です。

横浜駅東口前のそごう前を通過する度に、果たして此処は大丈夫なんだろうか?と思いながら走って居ます。
naoさんは多分直ぐ判る場所だと思います。
大雨時に、冠水する処です。
30年程前、まだ高島町に三菱ドックが有った頃は冠水するとは思って居ない場所でした。

崎陽軒が東口に有るとは、知りませんでした。
いつもそのそばを通過して居るんですけども。

MM21が出来て、東口は変わりましたね。
横浜を代表する建物が此処に集中して居ます。

ジャズが気軽に楽しめる事が出来るんですね。
デキシーランドジャズが大好きな私ですが、この目で見た事が有りません。来年は実際に横浜で楽しみたいと思いました。

過去記事の方も見て来ました。
良い勉強をされてきたんですね。

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Unknown (ビオラ)
2013-10-26 14:16:39
OL時代のお友達と会って食べ、おしゃべりして…
楽しいひと時はいくつか若返った気分だったことでしょうね
こうした昔からの友達、いつまでも大切にしたいですよね
「海賊と呼ばれた男」は図書館の予約数を見て恐れをなしてまだ読んでいません
でもやっぱり読んでみようと思い直しました
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☆tonaさんへ (nao♪)
2013-10-26 15:34:22
人騒がせな台風27号はノロノロと28号を追うように本州から離れて行ったようですね。
台風一過とは行かず、冷たい雨がまだ降っています。

今日は孫娘の幼稚園の祖父母参観日で、父のところには弟が行っています。
こちらも早く熱が下がって欲しいところです。

私が知っている会長はすでに90歳近かったので、海賊と呼ばれる精悍さは感じませんでしたが
カリスマ性はありましたね。
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☆恵那爺さんへ (nao♪)
2013-10-26 19:53:57
横浜行きの高速バスは多分そごうデパートの横に到着するのでは?
出発も同じくでしょうか?
そごう2Fから行けるかもめ橋は、以前はMM21が綺麗に望めるポイントでしたが
近年は高層マンションが建ち並び、景観は残念ながらそがれてしまいました。
時間があったら、ベイクオーターのオープンカフェで海を見ながらのコーヒーを
お勧めしますね。
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☆RWさんへ (nao♪)
2013-10-26 20:51:41
続けてのコメントを有難うございました。
どうやら同じ業界に属していたようですね。
もっとも私は会長が趣味で集めた「骨董品」を管理する部門に配属され
本業の方の事は知りません。
窮屈な思いもしましたが、楽しい思い出の方が多いです。

高杉良「虚構の城」も昔読んだ記憶がありますが、あちらはIDK社の大家族主義を
批判的に書かれていたような?

反対に「海賊とよばれた男」の主人公は社員を家族の一員として捉える愛ある店主として描かれています。
そして戦後のかんじがらめの国家統制の中で、一匹狼的に奮闘して活躍する痛快なヒーロー物語です。
両方の作品にうなずける部分がありますので、感想は述べられませんね。

でも今思うに、単なる歯車の一員でなかった感じがして、良い会社だったと感じています。

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☆ななごうさんへ (nao♪)
2013-10-26 21:14:46
台風27号は大騒ぎしたわりには、あっけなく東方海上で温帯低気圧に変わってしまったようですね。
被害が最小限で済んだことが何よりでしたが・・・
台風騒ぎの最中に揺れた地震はとても長く感じられました。
津波も見られたようで、まだまだ3,11の余波が続いていることに不安を感じました。

横浜駅の東口の変貌には目を見張るものがありますが、「大雨時に冠水する処」の事は知りません。
あそこに行くといつも津波の事が心配になります。
デパートやビルの上の階に逃げることしか考えられませんね。

15年以上前にベイエリアから我が家まで自転車で帰ったことがあります。
鎌倉街道をひたすら南下すれば我が住宅地なのですが、ずっと上り坂でした。
我が家は標高70mの丘陵地帯にあるので、豪雨災害に無縁なのが心強いです。
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☆ビオラさんへ (nao♪)
2013-10-26 21:28:36
「海賊とよばれた男」は反逆精神旺盛な、さる会社の創始者のヒーロー物語です。
どちらかというと男性向きの企業小説だと思います。
作家がモデルに惚れ込んで書かれた様子が伺えますね。
登場人物はほとんど実在するモデルがいて、私が入社した頃の重役さんたちが登場しています。

OL時代の若い私たちは、厳しい経済界の事など知らずに、楽しく毎日を過ごしていました。
いまだにこうして仲間が集まり、昔話に興じることが出来るなんて・・・
良い会社だったのでしょうね。
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