花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

オフ会旅行「蒲郡&名古屋」二泊三日の旅(2)

2017年12月25日 | 旅日記
今年も残す所一週間となりました。
日ごろ家事をおざなりにしている私、大掃除をせねばと焦りますが・・・

クリスマスイブの日は一日かけて、PCと印刷機に向かい「年賀状」を制作
自筆で数行私の心境などを記して25日には全70通を投函しました。

孫たちも大きくなり、クリスマス会は友人たちとするらしい
バァ~バからはプレゼントを渡すのみですわ



独りぼっちのクリスマスですが、25日は今年最後のケアプラザでのコーラスの日
仲間と大声で歌ってきましたよ。

来年前半期の課題曲は松田聖子ちゃんの「瑠璃色の地球」こちらです。



夜はTVやFMラジオから流れるクリスマスソングを聞きながら、久しぶりにブログもUP

(TBS系列で「思い出のクリスマスソング特集」を4時間半もやっていたけど、殆ど知らない曲だった事にはショック

クリスマスソングと言えばビングクロスビーやアンディーウイリアムズの「ホワイトクリスマス」が浮かぶ世代の私が唯一
聴きいったのは山下達郎と竹内まりあ夫妻のクリスマスソング
JR東海のCMにもなった達郎さんの♪きっと君は来ない~、一人ぽっちのクリスマス~♪にキュンとしましたわ
こちらでお聴きください。

そしてクリスマスの雰囲気は旅行で訪ねた「なばなの里」のイルミネーションで十分堪能しましたので、
私はそれで満足です。

さて・・・
ブログ仲間のラッシーママさんご夫妻とあざみさんとの「名古屋&蒲郡」旅行の続きです。
ズラズラと画像を貼っていきますので、流しながらご覧ください。


「明治村」見学(11月20日)
愛知県犬山市にある明治村は敷地面積は約100万㎡、東京ドーム約21個分の広さだそうです



地図によると園内は五つのブロックに分かれているようです。
パパさんは車を正門と反対の北口前にある駐車場に入れました。



最初に見えてきた大きな建物は5丁目に建つ「帝国ホテル中央玄関」です。
玄関前のエクステリア部分は夜のイルミネーション用の電気が配列されていました。



私たちはSLにもバスにも乗らず、ひたすら歩いて見学です。

聖ザビエル天主堂



明治23年(1890)かつてザビエルがいたことのある京都の地に献堂されたカトリックの教会堂で
建物の中に入れました。



ステンドガラスが綺麗ですね。
ヨーロッパを旅した時に見たあの教会、この教会を思い出しました。



丸い「バラの窓」と呼ばれるステンドグラスが見事です

呉服屋(重要文化財)
4丁目にあった芝居小屋も中に入り、案内人さんから15分くらいの説明を受けることができました。



江戸時代以来の伝統建築の名残を留めるこの芝居小屋は、明治初年大阪府池田市の戎神社の近くに建てられ、
戎座と呼ばれていたが、明治25年(1892)に同じ池田市の西本町猪名川の川岸に移され、名称も呉服座と改められたとのこと



薄暗い中4人分に区切られたマス席が並びます。
私たちは花道を歩いて舞台に立ち、そして急な階段を下って奈落の底まで案内されました。

当時は人力で役者を舞台に引き上げていたそうです



広大な敷地の中には湖もあり、ボート遊びも楽しめそうです。

宇治山田郵便局舎(重要文化財)
明治3年(1870)太政官から郵便事業開始の達示が出され、翌4年には郵便の利用方法についての細かい規則が布告。
これに伴ない、同年東京江戸橋に日本最初の郵便役所(郵便局)が建てられ、近代郵便事業が開始
そして各地方にも郵便局舎が建てられました。



地方郵便局とはいえ立派ですね~

朝食はホテルでしっかり食べたのですが、午後2時を過ぎて流石にお腹がすきました。



寒さもあって、ここでは温かい名古屋名物のきしめんを頂きましたよ

ハイカラ通り
食後更に2丁目まで歩いてくると、安田銀行会津支店の建物の前に、
ハイカラさんの衣装姿の女の子たちがいました。



何やら貸衣装で記念写真を撮ることができるとか・・・
写真だけだと800円だそうです。

園内の建物だけでも70棟近くあり、とても半日で全部見ることは無理と悟りましたよ。
午後3時を過ぎると寒さも増して、私たちはここで回り右して戻りました。

名古屋周辺には他に大正村と昭和村があります。
私は夫が亡くなる一年前に、美ヶ原~上高地~白川郷~下呂温泉を巡る三泊四日のドライブ旅行をしましたが
その際最後に楽しんだのが「昭和村」でした。

あそこも広くてトラムに乗って巡った覚えがあります。
そんなこんなを思い出して「明治村」を後にしました。

三重県桑名市「なばなの里」のイルミネーション
なばなの里に着いたのは丁度イルミネーションが始まる17時でした。
ここのお花が見事だということはブログを始めてあちこちのブロガーさんの画像で知りましたが・・・
冬季のイルミネーションも日本最大級だそうです



私の住む横浜のみなとみらいや、六本木、丸の内中通、銀座などの都市型のイルミネーションは毎年のように見に行きますが
ここはそれらとは少々違っていました。



なばなの里のイルミネーションを一躍有名にした200mの光のトンネルはさすがに素晴らしかった



トンネルを出た先には圧倒的なスケールの光の景観が次々と変化していくプロダクションマッピング
春夏秋冬の熊本の風景が繰り広げられていました。

題して「くまモンのふるさと紀行」だそうです。
トップに貼った画像は熊本城(でもなぜ三重でくまモンなんだろう?)



帰路のトンネルは100mと短めですが、桜のピンクから新緑の緑に変化する回廊でした。



池に映る紅葉のライトアップも見事です。



幻想的な映り込みに目を奪われました。

ここの入場料は夜間だけでも2300円と高めでしたが、1000円分が園内で使える金券となっていました。
お食事処はたくさんあります。



私たちは日本料理店の「翡翠」で夕食としました。
この日の宿は名古屋市内のビジネスホテルでしたから、夕食は付かないのです。



私とラッシーご夫妻は「カキ御膳」セット、あざみさんは「アナゴ御膳」セットです。
エビなどいろいろ入った土瓶蒸しが、冷えた体に美味しかったです。

二日目の観光「明治村」も「なばなの里」も見応えがあって大満足でした。


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オフ会旅行「蒲郡&名古屋」二泊三日の旅(1)

2017年12月15日 | 旅日記
芸術の秋・運動の秋、そして行楽の秋を思い切り楽しんだ今年の10月11月でしたが
中でも一番の思い出はブログ友のラッシーママさんご夫妻と、大阪にお住いのあざみさんと出かけた
名古屋&蒲郡旅行でした。

夫を突然亡くして落ち込んでいた私に、ラッシーママさんは未亡人の先輩のあざみさんを紹介したいと
去年「安曇野旅行」に誘ってくれましたこちらです。

今秋は大阪のあざみさん企画の「中部地方」で集合です。

愛知県蒲郡(がまごおり)・三谷温泉へ(11月19日)
前回予告編的に紹介しましたが、お天気に恵まれた日曜日の朝ラッシーママさんのお宅に伺い
ご夫妻が運転する車に同乗させていただき10時20分頃出発
東名高速道路を一路西へ向かいました。



途中「富士川SA]で富士山を見ながら焼きおにぎりとワンタンスープをいただきながら一休みし
午後2時半に蒲郡インターで降りました。ここまでで350km以上走ったそうです。



まずは三谷温泉の見所の一つ、東洋一の高さを誇る18.78mの子安大師像を見に行くことにします。
弘法山の展望台からは目の前に広がる「三河湾」と、この日の宿(左側の建物)が見えていました。

大阪から電車で直行のあざみさんも丁度ホテルに到着だったのでお誘いしましたが、休んで待っているとのお返事でした。

高野山真言宗「金剛寺」の本尊子安大師


安産・子授かり諸願成就の子安弘法大師像は標高100mほどの小高い弘法山頂上に三河一円を見守るように
凛としてそびえ立ち、左胸に可愛いい子供を抱え慈愛に満ちあふれたお姿でした。



駐車場のすぐそばには立派な「金剛寺」の建物があります。



金剛寺本尊子安大師は、平城天皇の御代大同年間(1165年前)四国88ヶ所御修行の折、
61番札所愛媛県小松町に在る香園寺の山麓に難産に苦しむ女人に会い、大師秘法をもって加持祈祷なされて安産をなさしめ、
玉の如き男子を授かり以来子供を抱き給うたそのお姿を今に伝えて子安大師と縁起不思議の本尊であるそうです。



境内にあった七福神の銅像・・・
2007年から2013年までの7年間、我が家の年賀状は夫が木版画で制作した「七福神シリーズ」でした。
(毎年このブログにUPしましたので古いブログ仲間はご存知かと思いますが)

2014年には七福神全員を宝舟に乗せた図柄ができていましたが、「目が疲れて腰も痛くて無理」と実現できず
その年の夏に天国に夫は旅立ってしまいました。

七福神を見るとそんなことを思い出します。

三谷温泉の宿
今回の旅の宿のセッティングはすべて大阪のあざみさんがしてくれましたこちらです。

「リーズナブルなお値段でお食事も良く、三河湾が目の前の眺望も素晴らしい
パパさんも一緒の4人で一部屋というのもお値段的にはグ~~でしたね。

毎年お世話になる伊豆の別荘では実家の義兄みたいに接していますから、わざわざ二部屋取る気にもなれませんでしたわ。



こちらが夕食料理の一例です。
カニと殻付きホタテとウニ以外はすべてビュッフェスタイルで、お刺身も天ぷらも・・・
好きなものを好きなだけ持ってきて食べられます。大満足でした

食後は部屋に戻って女3人で喋って(パパさんはすぐ横で寝ていました)そして温泉に入って
部屋に戻ってまた喋って(今度はパパさんも一緒です)0時過ぎには寝入りました

翌日は「明治村」と「ななばの里」のイルミネーション巡りへ(11月20日)
翌朝は6時半ごろ目覚めて温泉に入りました。
我が家では4~5時間しか眠れませんが、興奮している旅先では安定剤を飲むせいかグッスリ眠れます。



朝食も美味しくいただきました。お野菜が豊富なのがうれしいですね



曇り空だったのがちょっと残念でしたが、雨が降らなかっただけでも良かったわ。
あざみさんお薦めの「明治村」見学と、夜のイルミネーションが綺麗な「ななばの里」に行くことにしました。

ホテルの方の話では「明治村」まで1時間くらいとの事
今はナビがあるから便利です。

ナビに導かれて高速道路に入りましたが、何故か東京方面に向かっていた~
ママさんの話では、ナビをよく見ると「横浜の明治村」に向かっているらしい

「私結婚前も入れると40年近く横浜に住んでいるけど、横浜の明治村なんて知らないわよ」
帰宅後調べたら横浜線の中山駅近くに「明治村」という居酒屋さんが検索で出てきましたわ
戻って仕切り直しをしました。

ようやく着いた明治村では最後の紅葉が楽しめました



陽の光があればもっともっと鮮やかに輝くのですが・・・



そして明治村は思った以上に広い所でした。



何しろ園内に汽車ポッポが走っているくらいですから・・・



長くなりましたので、明治村の詳しいご紹介は次回といたしますね。

            

今年も残すところ2週間余りとなり、北国からは雪の便りを聞く季節となりました
冬型のお天気が続き、横浜も寒い日が続いています。

季節の変わり目には自律神経が乱れがちとなる私ですが、今回は血圧も上がりちょっとショック

医師からは「これからは自分で測って血圧を管理するように」と言われ、高い時は服用した方が良いと
一番弱い薬を処方されました。

今の所<上140~下80台>で落ち着いていますが、まずは夫が使っていた血圧計を探さねば・・・ 



医師から軽いハイキングやパトロール歩きはOKが出ましたので、先週の8日(金)に、
ワンゲルの会の忘年ワンデリングに参加してきました。

小田急の秦野駅から桜で有名な弘法山を歩き鶴巻温泉に出て「忘年会」という
落ち葉の道を歩く気持ちの良い3時間のワンデリングでした。

翌日は程よい身体の疲れと心の充実感を感じ、肩こりもなく、
歩くという有酸素運動は血圧にも効くような気がしましたわ。



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近況報告と、山の紅葉を楽しむ(2)・富士山「平成お中道を歩く」その2

2017年12月04日 | 山シリーズ
楽しいながらも怒涛のような日々を過ごし、長い間ご無沙汰をしてしまいました
気が付けば師走に入り・・・
大掃除とお正月の準備と、年賀状作りの計画が気になる季節になっていましたわ



新しい年は「戌年」、私の干支でもあります。
ブログ仲間のラッシーママさんから素敵な手作り作品を頂きました。ありがとう

マイブログの前回の記事で予告編的に紹介した「奥湯河原」を歩いた二日後
ラッシーママさんご夫妻の車に同乗させていただき、東名高速道路を一路西に向かいました。



富士川サービスエリアでランチタイムを取りましたが
お天気に恵まれ富士山が見えていました



サービスエリア内の敷地に建つこの東屋でママさんが用意した焼きおにぎりと
温かいワンタンスープをいただきました



静岡県側から見る富士山は、ちょうど裏側にあたる我が家から見る富士山よりも
雪がまばらで少ない感じです。



富士山のすぐ右側には「愛鷹連山」がクッキリと見えていました。



登る計画を何度か考えたけど、まだ果たせていない山です。
もう実行するのは体力的に無理だろうなぁ~



夕方近くに三河湾が目の前に広がるホテルに着きました。

詳しい旅日記は次回から記す予定ですが・・・
予告ばかりがどんどん増えるのに、相変わらずのゆっくりモードですみません。

11月19日から出かけた二泊三日のこの旅行と、一週間後に催された学生時代の親友taeさんの
「三回忌」の法要参加は三カ月前から決まっていたことですが・・・

私の自己管理能力の欠如で、旅行後すぐの防犯パトロール懇親会の幹事としての準備と
その翌日のご近所仲間の鎌倉での作品展&ランチ参加と連日出かけ、
趣味の会も出席しながら、超過密スケジュールをどうにかこなして一段落したら
頭がクラクラしだしました。

ホームドクターにこの3週間のスケジュールを話したら血圧を測られ、私の通常の130前後が跳ね上がって
170を超えていると言われ、軽い薬を処方され少し静かにしているようにと言い渡されました

11月は楽しいことが続いて私のテンションも上がりっぱなし・・・
最後はtaeさんの三回忌で、珍しく3人揃って参加した学生時代の仲間と彼女を偲んで泣いて笑った一日でした。

もう無理が効かない歳になったと反省中です

予告が長くなりました。
今回の本題は前回の「富士山・平成お中道を歩く」その1の続きです。


            

「平成お中道を歩く」その2(10月7日)
富士山・吉田口五合目から須走口五合目までの新コースを行く



ワンゲル仲間12名で秋色の樹林帯の中、須走口六合目の山小屋を目指して進みます。
木々の形が、強風や雪害などの厳しい環境を物語っていました。



トロロ昆布のような「サルオガセ」が・・・
北海道では「霧藻」と呼ばれていたような気がします。



須走口6合目の山小屋に近づくと黄葉が目立ちました。



標高2450mの6合目に建つ閉鎖中の「長田山荘」前で記念写真を撮りました。
そして小屋前のベンチで休憩です。

目の前には雲海が広がっていた・・・



次々と甘いお菓子が回ってきます。疲れが取れますね。



ここから先はバス停とお休み処がある須走口五合目に向かって、1時間半の下りが続きます。



今回唯一咲いていたお花は「山トリカブト」
こんなに清楚な色合いのお花ですが毒草です。殺人事件に使われたこともありましたね。



溶岩石がゴロゴロした登山道をひたすら下ります。
40分くらい下った所で、80歳近いお仲間の殿方が「足がつった」と動けなくなりました。
一緒に参加していた奥様がシップを貼ってあげて、リーダーが血流が良くなる芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)の
漢方薬をスポーツドリンクとともに飲ませました。

「少し休ませてから行くから、女性軍は先に下っていつもの店で待っているように」との指示
道は一本道ですし、リーダーの奥様は事前の下見にも参加していますから何の心配もありません。



下るごとに霧が深くなってきました。

聞くところによると下界は一日中このようなお天気だったらしい・・・
やはり富士山は雲の上の青空に出会う確率が高いのですね



午後2時55分、須走口登山道五合目ゲートに到着です。およそ3時間半の富士山歩きでした。



お昼ご飯は歩き出す前の11時に食べましたので、流石にお腹が空きました。
足がつった殿方の応援に残った男性軍には悪いけど、一足先に名物のキノコ蕎麦をいただきました。

1年前の9月にこのお店で同じお蕎麦を食べてフジアザミが咲き誇る「富士小富士」から
グランドキャニオンまで歩きましたねこちらで紹介していますが・・・

今年の方がキノコが豊作で、お蕎麦の中の具も多いらしい。

40分後に殿方4人と奥様が無事に下ってきました。
シニアの山登りには「シャクヤクカンゾウトウ」が欠かせませんね。
整形外科で処方してもらうか・・・
売薬としては小林製薬の「コムレケァー」という名で薬屋さんで購入できます。



須走口五合目から、午後に二本のJR御殿場行のバスが出ています。
トラブルが起きても十分な時間があり、私たちは5時半過ぎのバスに乗りました。

今年の冬に入会した私と同じ歳で同じ趣味(カメラ)のくせ毛のアンさんが、お店で聞いたという
お蕎麦に入っていた11種類のキノコの名前をバスの中で教えてくれました。

キノコの名前はどれがどれだか?、さっぱり分からない私です。

朝6時に家を出て息子に車で戸塚駅まで送ってもらって、新宿から高速バスで富士吉田口5合目まで直行し
帰路は御殿場線で終点の興津に出て、東海道線に乗り換えて21時半過ぎに帰り着きました。

少し遠かったけど、秋を感じながらの富士山歩き、とても楽しかったです。
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