花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

美ヶ原高原と中央アルプスの主峰「木曽駒ヶ岳」登山(その3)

2015年08月27日 | 山シリーズ
ロープウェー「千畳敷駅」から、「木曽駒ヶ岳」頂上を目指す(8月12日)
泊まったホテルは3人共8階の並びのシングルルーム・・・

食事から戻り各々別れ、一人で気楽に部屋のお風呂に入り(大浴場に行かなかったのが悔やまれますが)
TVをつけたままベッドに横になり10時頃にはそのままウトウト・・・

真夜中に一度起きましたが再び、4時過ぎに目覚めました。

ディザックに「木曽駒ヶ岳」登山に必要なものだけを詰め
手提げバッグにバスに置いて行くものを分類、

デジイチは重いので山に持って行くのはやめました。

6時15分には身支度を整え部屋を出て、3人で1Fのレストランでビュッフェの食事
山登りに備えてしっかりご飯を食べましたよ。


ホテルを7時10分に出発、歩いてバスの停留所に向かいます。

ここでこの日の現地山岳ガイド「堺澤氏」と合流、25人の団体様一行がシャトルバスに乗って
しらび平のロープウェー駅に向かいました。

まだ時間が早いので、バスもロープウェーもさほど混んでいなくてすぐに乗れました。
高低差950mを一気に登り、日本最高所の駅「千畳敷」(標高2611mm)に到着です。

トップの画像は千畳敷駅の展望台から見た南アルプスと、雲の間の富士山です


駅から外に出ると、岩峰鋭い「宝剣岳」と千畳敷カールがドカンと迫っていました。

全員トイレを済ませて、ストレッチをし、男性をリーダーとした5人ずつの班を編成し
9時に「木曽駒ヶ岳」を目指して出発。


目の前に広がるカールを右に進み、屹立する宝剣岳を左に見て登っていきます。

振り返って見ると、富士山に継ぐ高さの北岳を始めとする南アルプスが綺麗に連なっていて・・・
夫と登った「鳳凰三山」や「仙丈岳」「赤石~荒川三山~千枚岳」も見えているようでした。


行けるところまで行ってみようと思う?軽装の観光客も多くて、とても混雑していました。

キンポウゲが咲き乱れ、高山植物が綺麗でしたが・・・
団体で行く岩のゴツゴツした中の急登は、カメラを向ける余裕がありません。


渋滞待ちの時に唯一撮った「チシマギキョウ」の大株です


マップタイム40分の登りですが、途中2回立ち休みをしました。

その都度「必ず水分を取るように」との指示がガイドさんから出されます。
(私はスポーツドリンクと一緒にベビーチーズを口に入れました)

氷河が削ったカールの中に、ロープウェー駅とその横に並ぶ「ホテル」が良く見えています。

息子が中学時代(今から30年前)、家族のドライブ旅行で「妻籠」&「馬籠」観光に来た折
ロープウェーに乗って、建て替える前の「ホテル千畳敷」に泊まったことがあります。

霧で何も見えず、翌日は朝食後すぐに下りました


40分の所を1時間かけて八丁坂を登り、ようやく乗越浄土に到着しました。

ここでガイドさんはホテルが用意してくれたお弁当のおにぎりを食べるように勧めます。
「登りのエネルギーには炭水化物が一番!」とのことでした。


赤い屋根の山小屋「天狗荘」の右手に、これから向かう「中岳」が見えています。


「宝剣山荘」を右折して、天狗荘の前を進むと「中岳~木曽駒ヶ岳」までは一本道です。
(巻道はあるようですが今はあまり使われていない?)

「中岳」頂上

さして苦も無く、登り10分ちょっとで頂上に到着。

しょっぱなから鎖がある「宝剣岳」が尖った姿でそびえていました。
40代初めに来た時は若さに任せて登りましたよ。

スリリングで楽しかった思い出が・・・
今では握力が弱り、もう無理でしょうね


このコースはロープウェーを使いますから「初級コース」です。
「これからどんどんアルプスに登りたい」と思う、比較的若い方の参加者が多いように感じました。

頂上の岩の間に咲くトウヤクリンドウイワツメグサもあちこちに見られます


娘時代に9月の「白馬岳」に唯一登りましたが、お花は殆ど咲いていませんでした。
40過ぎてこのコースを登り、たくさんの高山植物に出会い感激しました。

25年前にもこのトウヤクリンドウがたくさん咲いていて、その時に覚えたお花です。


中岳を下りいよいよ目的の「木曽駒ヶ岳」に向かいますが
その前に鞍部に建つ「頂上小屋」でトイレタイムです。

200円の有料ですが、山小屋とは思えない洋式の綺麗なトイレでした。

待ち時間にガイドさんの講義が始まります。
「岩の山を登る時、杖は2本よりも1本が楽」
先端にゴムのサックは付けず、尖ってない丸みを帯びた先の杖を使うのがベターとのことでした。


いよいよ「木曽駒ヶ岳」に登りだす所に、コマクサが咲いていました。


高山植物の女王と言われるコマクサです。

8年前に夫と最後に登った北アルプスの「燕岳~常念岳」のコースに
見事なまでに咲いていましたねこちらこちらでご覧ください。

「木曽駒ヶ岳」頂上

最後の急登もあっという間に終わり、ヒーヒーハーハーすることなく
登り15分で木曽駒ヶ岳の頂上(2956m)に到着しました。

時計を見ると11時半過ぎ・・・
2時間のコースを2時間半以上かけて登って来たようです。

目の前に「御嶽山」が見えていて
あの悲劇の噴火から10ヵ月、噴煙は殆ど分かりませんでした。


初心者向きのこのコースは小学生でも登れます。
ただし3000m近いアルプスですから、風の強い日が多いそうで侮れません。

天候の急変もありますから、登山用の装備もしっかりと整えて行くことを勧めます。


雲は多いもののお天気に恵まれ、我々シニアも無事に登れて良かった!良かった!

カメラ撮影を頼んだ若い女性に「もっと笑ってぇ~」と言われ、
3人の笑顔が並びました




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美ヶ原高原と中央アルプスの主峰「木曽駒ヶ岳」登山(その2)

2015年08月24日 | 山シリーズ
旧盆も過ぎ、夫の一周忌も終え
そしてこの土日はわが町の、四つの自治会が合同で開催する「連合夏祭り」に息子一家と参加

気が付いたら昨夜から秋風が吹きだして、急に涼しくなりました。
日暮れも早くなり夏の終わりは淋しいものがありますね。

このまま一気に「秋」到来でしょうか?
もう酷暑はパスですが、もう少し明るい夏の中に身を置いていたい・・・

亀さんのようにゆっくりの更新ですが、私の夏の楽しい思い出を続けます。

美ヶ原高原の最高峰「王ヶ頭」と、アルプス展望コース(8月11日)
駐車場から歩いておよそ1時間、私たちは2時過ぎに「王ヶ頭ホテル」に到着しました。


美ヶ原高原の最高峰「王ヶ頭」(2034m)に建つ雲上のリゾートホテルは
いつのシーズンも絶景が楽しめるようです。


周囲の「ヤナギラン」が見頃となっていました

山岳愛好家や写真家に人気のホテルです。私たちは外のデッキでソフトクリームを食べました


ホテルの裏側に、頂上の表示板が建っています。
そう!ここは深田久弥の「百名山」の一つに数えられているのです。


ご来光や夕日はもちろん、晴れていれば北アルップスが目の前に連なり
日本100名山の内の41もの山々を見渡せることができるのです。


ミネウスユキソウの大きな株が・・・
頂上の周辺はお花畑が広がっていました。

マツムシソウの大株も見られました。カワラナデシコもあちこちに・・・


高山植物に導かれるように、私たちは来た道と違う「アルプス展望コース」を進みました。


クルマユリ?、葉っぱが車状ではないので「コオニユリ」でしょうか?


花火のような「ウドの花?」

ヤマハハコのお花はボケました湯の丸高原でもたくさん咲いていたウツボクサ




お花も綺麗で、晴れていればアルプスを眺めながら歩ける気持ちの良いコースです。


振り返って見た「王ヶ頭ホテル」と山仲間のKさんとYさん


白いあざみでしょうか?珍しい・・・

トップを歩きながら、私は添乗員さんから渡された簡単な案内図のコピーしかなく
「木曽駒ヶ岳」の地図はザックに入っているものの、「美ヶ原高原」の地図を持っていない事に後悔していました。

集合時間は厳守ですから、道を間違えたら大変です。


「烏帽子岩」が現れました。
ここから眺める北アルプスは素晴らしいらしい・・・

すれ違った人に道の確認をしました。
「山本小屋方面は、このまま左手にカーブした道に沿って行けば出ます」とのこと


やっと表示板が現れました。
このアルプス展望コースは2,9km、およそ45分かかりました。

行きに歩いた遊歩道に出ました。ホッ美しの塔が見えてくれば、駐車場ももうすぐです。


一口に「美ヶ原高原」と言っても、たくさんの山々やコースがあります。

私は短大1年の夏休みに、父の会社のテニス部の方々とこの高原でキャンプをし
翌日は霧ケ峰を目指して歩きました。

まだビィーナスラインがなかった頃で・・・
どこからどのコースを歩いたかは定かではありませんが、
翌日は霧ケ峰までたどり着けず、途中の和田峠でテントを張りました。

50年以上前に美ヶ原で初めて見た、北アルップスとニッコウキスゲの大群落は
今でもはっきりと覚えています。


私たちは集合時間の30分前に「山本小屋ふる里館」横の駐車場に到着
有料トイレを利用してからバスに乗りました。

今回の参加者の皆様は時間を良く守り、出発時間5分前には必ず全員集合
バスは4時過ぎに美ヶ原高原を後にして、再び中央高速に入っておよそ1時間半・・・

駒ケ根インター近くのビジネスホテルに到着しましたこちらです。

あてがわれたのは一人づつのシングルルーム・・・
ちょっと淋しいけど、気遣うことなく眠れるので、登山前には最適なお部屋だと思いますね。


今回参加したツァーに夕食は付いていません。
私たちはホテルから歩いて5分のファミレスで食事をしました。

翌日の「木曽駒岳」登山にそなえて栄養を考え、冷たい牛しゃぶセットとサラダを2皿
楽しく美味しくいただきました

<
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美ヶ原高原と中央アルプスの主峰「木曽駒ヶ岳」登山(その1)

2015年08月20日 | 山シリーズ
私がアルプスに魅せられたきっかけとなった山が、中央アルプスの主峰「木曽駒ヶ岳」です。
40歳を過ぎた頃に、我夫婦とご近所のご夫妻と4人で登り、360度の大展望に感激し
それから本格的に山登りにのめり込んで行きました。

私の山仲間達はまだ登っていなかったので、去年3人で行こうと新宿発駒ケ根行きのバスを予約したのですが
我が家の夫の突然の入院で流れました

その際、夏休み時のロープウェーは大混雑するから待ち時間が計れない・・・
その日の内にどこまで登れるか?、上の小屋に泊まるにしてもどこを予約すれば良いのか?

2600mのロープウェー「千畳敷駅」の横にあるホテルは早くから満室

ですから今年は最初から「登山バスツァー」を申し込み、登ってきましたよ

1日目は足慣らしの「美ヶ原散策」(8月11日)

私と鎌倉に住むKさんは横浜7時出発、そして相鉄沿線に住むYさんは8時過ぎに
町田から同じバスに乗りこみました。

バスは中央高速をひた走り、途中サービスエリアで2回のトイレ休憩をし
そこでお弁当や飲み物などを買いこみ、バスの中で食べたりお喋りをしているうちに
午後1時近くに見覚えのある「山本小屋ふる里館」前の駐車場に着きました。

そうここには5~6年前の夏に夫と来ているのですこちらです。


早速「カワラナデシコ」が出迎えてくれて感激です


こちらは「アキノキリンソウ」?

自由散策で与えられた時間は3時間・・・
私たちはザックを背負って、美ヶ原の山頂「王ヶ頭」(おうがとう・2034m)を目指すことにしました。


道端にはたくさんの高山植物が見られました。
薄いピンクの「白山フウロ」の可愛い事


牧場の間の、整備された美ヶ原パノラマコースの遊歩道を歩きました。

お天気は薄曇り・・・
展望はあまり効きませんが、歩くには丁度良い感じです。


アザミの群落が高原の風に揺れていました

蜂が忙しそうに蜜を吸っています。丁度見頃のアザミですね。


アザミにはノアザミ・ノハラアザミ・タムラソウとあるらしいのですが
私には区別はできません。


花々を愛でながら歩きだして15分で「美しの塔」です。
美ヶ原のシンボル的存在で、霧が発生すると鐘を鳴らして登山者に位置を知らせる
避難塔としてつくられました。

夫と来た時はここでのんびり撮影し、駐車場に戻りました。


美ヶ原高原は400haの広大な牧場に、5月~10月の期間およそ300頭の牛が放牧されます。


各種の電波塔が立ち並ぶのが美ヶ原の最高峰「王ヶ頭」(おうがとう・2034m)
そこには雲上のホテルが建っています。

夫と「いつか泊まりたいね」と話した覚えがありますね。


花火のようなこちらのお花は何でしょう・・・?


園芸種のような美しさの「マツムシソウ」が咲き


初秋の気配を感じさせる「ワレモコウ」が風に揺れていました。

こちらはツリガネニンジンでこちらは「シャジン」でしょうか?、よく似たお花です。




百名山にも数えられる美ヶ原高原の最高峰「王ヶ頭」が大部近づいてきました。

高原の花々は至る所に咲き乱れ、私たちの目を楽しませてくれました。
私も重い一眼レフカメラを持ってきて良かったわ

ピンクと白のお花は「ノコギリソウ」でしょうか?ギザギザの葉っぱが特徴ですね。



こちらも葉が特徴の「シャジクソウ」ウメバチソウも咲いていました。


爽やかな高原の風と高山植物を堪能しました。

毎年梅雨が明ける頃、私たち夫婦は高原に出かけていましたね。
「蒸し暑い中で仕事をしていると、無性に高原の爽やかな風が恋しくなる」と言っていた我夫・・・

去年の7月下旬、頸椎を捻挫して軽井沢で避暑をしていた時(亡くなる3週間前)には
自ら「湯の丸高原に行きたい」と申し出て運転し出かけました。

私一人で湿原まで歩いて高山植物の花々を撮影し、夫は湯の丸高原のビジターセンターのデッキで
のんびりと高原の風を浴びながら、私を待っていましたこちらこちらです。

あれから1年が経ち、8月18日は夫の一周忌でした。

息子一家とごく内輪で、まだ我が家に居る夫にお線香をたむけ家族で食事会でしたが
夫の入院時、2回も松戸から見舞いに来てくれた義弟夫婦と、最後まで夫の仕事を支えてくれた仲間たちが
お線香をあげに来てくれて、会社を休んだ息子と接待・・・

皆で夫の事を語り合い、泣いたり笑ったりシンミリしたりの一周忌を過ごしました。

多くの方々からもお花やお線香、お供物が届き、夫の事を忘れないでいてくれた人々に感謝です

私にとっては何が何だか分からないような、アッという間の1年でしたが・・・
今の心境を一生忘れないためにも、近々改めて私の胸の内を記したいと思っております。


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ブログ友と、半日横浜で楽しむ!

2015年08月16日 | 我が街・横浜
旧盆も今日で終わりです。各地の高速道路のUターンラッシュも収まったでしょうか?

一ヶ月もかかった家の外壁工事が終わったら、すぐに夫の一周忌が近付いて
何かと落ち着かない日々ですが・・・

暑い中足場の組まれた家の「囲われの身」になった私を心配し
その上、1年前の何が何だか分からず辛かったこの時期の事が思い返され・・・

心が揺れる私を察して、友人たちが声をかけてくれたり付き合ってくれたりで
今月に入ってからはたくさんの気分転換をしました。

「横浜港クルーズ」(8月7日)
海上から見た山下公園に係留されている「氷川丸」と、マリンタワーの風景です


「横浜港クルーズのチケットが手に入ったから行かない?」と
ブログ仲間のラッシーママさんから声をかけて戴き、喜んで行ってきましたよ

ママさんはすぐにその時の模様をUPしましたが(こちらです
私はバタバタしていて10日も経ってからのご紹介、恥ずかしい限りです


「ロイヤルウィング」のナイトディナークルーズは経験ありますが、
日中の湾内クルーズは25年前に一度だけご近所仲間と行ったのみ・・・

その頃はまだベイブリッジやMM21もなかったような気がします。


今回は乗り場が分からず散々迷い、汗びっしょりかきましたが、
4時からの45分間のクルーズはとても気持ちが良かったわ


進行方向右手の本牧埠頭方面には、通称「キリン」と呼ばれる大型クレーンが並んでいました。


ベイブリッジをくぐって進むと・・・


反対側の左手に鶴見方面の「大黒埠頭」が見えてきます。
大型客船がベイブリッジをくぐれなかった時、この埠頭に横付けされたと聞いています。

この辺りでクルーズ船は回れ右して、MM21側を進み戻ります。


この3日前に行った「花火撮影」は、あの高くそびえるラウンドマークタワーの左側に
三脚をたてて写しました。


左手の緑色の小さな建物がある所が「ぷかり桟橋」
シーバスの発着所でもあります。

その横の大きな建物が各種の催しが開催される「パシィフィコ・ヨコハマ」
4日の花火はこの画像の右手から打ち上げられました。

右手に並ぶ高層マンションからの「花火の眺め」はサイコーだったことでしょう・・・
私のように5時間半も前から場所取りで苦労することないわね~


赤レンガ倉庫が見えてきました。
この日の日中は「氣志團」のライブをやっていたそうです。

休日などはいつも賑やかなイベントが楽しめる、若い人に人気の場所ですね。


出航した「象の鼻」パークに戻ってきました。

横浜・関内エリアにある「横浜三塔」が一瞬見えました
でも、ジャックの横浜市開港記念会館が画像では見えない

キングの神奈川県庁とクィーンの横浜税関、そしてジャックの横浜市開港記念会館の塔・・・
この「横浜三塔を一望するスポットをめぐると願いがかなう」という
都市伝説「横浜三塔物語」が存在します。

この「象の鼻パーク」は一番新しい施設で、ここからクルーズ船が出ること自体私は知らず・・・
3時に乗る予定が1時間遅れました

ラッシーママさん、暑い中たくさん歩かせてすみませんでした

中華街「おもしろ水族館」
八王子から横浜線で桜木町にやってきたラッシーママさんに
「中華街の水族館に行こう」と言われた時はビックリしました。

「私知らないわ・・・」

横浜で水族館と言えば八景島の「シーパラ」でしょう
近くの「江ノ島」にも、立派な水族館あるし・・・


正午に桜木町駅で待ち合わせた私たち
まずはラウンドマークタワーのカフェでランチです。

横浜港クルーズは山下公園の「氷川丸」横から出航と思い込んでいる私
「中華街は目の前だから水族館に行きましょう」と答え
みなとみらい線に乗って「元町・中華街」まで行きました。


中華街のビルの中の一角にある小さな「水族館」ですが・・・
クイズ形式の信じられない面白さです。

水槽の中にカレーとは下に魚のカレイが?泳ぐ魚の下には野菜がいっぱい




こういう実験なのね~


写真には写らなかったけど、こちらの水槽の上には寿司屋のノレンが・・・
中を覗くと、寿司屋のカウンターだったわ

本物のタイやアジが泳いでいました


こんな水槽まであって「信じられな~い」
ここの企画にはアノ「よしもと」が加わっているらししい・・・

この後、クルーズ船に乗るために山下公園に行きましたが
京浜フェリーボートの出航は「あっちだ」「こっちだ」と言われ、猛暑の中駆けずり回りました

横浜そごうで、豪華な中華ディナー
ラッシーママさんがディナーを予約していてくれたそごうデパートまでは
クルーズが終わってからタクシーで行きました。


いやはや豪華な台湾料理のコースを堪能しましたわ。
この日は東京地方の最高気温が37度になった日で、乾杯で飲んだビールもとにかく美味しかった

暑い中、自分1人のために料理を作る気にもならずソーメンや買ったお寿司ばかり食べている私・・・



野菜いっぱいのボリュームあるメニューが嬉しい。一週間分の栄養を補給した感じです。


私たちはお腹がいっぱいになりましたが、まだまだ語り足りなくて
同じ階のフロアーで、アイスコーヒーを飲みながらお喋り・・・

気が付いたら9時になっていました。
ラッシーママさん、楽しい一日をありがとうございました

お土産に戴いたたくさんの「お手製のジャム」も美味しくて
孫ともども喜んでおりますよ

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相模川を歩こう、「山中湖」をめざして(6)

2015年08月10日 | ハイキング・散策
関東南部は8日間続いた35度以上の猛暑日も、「立秋」を迎えて一段落でしょうか・・・
爽やかな風が感じられました

屋根と外壁工事の25日間はとにかく暑くて息苦しくて
私のストレスもマックスに達しました。


まだまだ暑さは続くでしょうが、家を囲っていた足場と幕が外されただけでも気分が清々しましたよ


白いモッコウバラが見事だったお隣との垣根、ツンツンと枝が延びるのが難でご主人に相談を受け
夫の後輩が青紫の「ルリ祭り」を植えました。

暑さの中、涼しげに咲いています

7月14日に足場が組まれて、取り外されたのが8月6日
3週間以上囲われの身でした(予定の10日遅れ
とにかく真夏の工事は絶対に避けるべきですね。


我が家は急いでいたわけではありませんが、業者も毎月目標があるようで
急いで契約させられましたわ

足場と高圧洗浄の業者は、気持ちが良いほど段取り良く働き
それぞれ一日で仕上げましたが・・・

肝心の壁塗りの職人が、梅雨末期の長雨で前の工事が延びて人手不足だったのか?
何の連絡もなく、着たり来なかったりで酷過ぎました

8時半過ぎに来たかと思うと、12時に食事に行き3時過ぎまで戻らず・・・
(最後の二日間は違う会社から助っ人が2名来ましたが、その彼らは実に良く働いたのです)

それで時々顔を出す、32歳の社長と言う若いお兄ちゃんに言いましたよ。

「この暑さの中の外仕事は、リタイヤ後庭師になった夫を見ていて良く知っているから」
「十分に休息をとるのは構わないけど、ちゃんと言ってくれないと顧客は分からない」、

「息子の会社を始め、大手のミ〇ワホームやト〇タホームさんの孫請けの仕事で手いっぱいかも知れないけど」
「上の顔色ばかり見ていないで、お客様の顔を見る事も大事

「夫は8時からの仕事のためには7時45分には行って準備をし」
「どしゃ降りの日でも施主様には電話で行けない旨連絡していたわ」
「特に一人住まいのお婆様を大切にしたら、次々と紹介を受けて顧客が増えたのよ」

「今でも、仕事が丁寧で目配り・気配り・心配りがあったと惜しむお手紙が来て・・・」
「あなたもまだ若いから、これからのためにもお客様との連絡を密にする事を勧めるわ」と言いましたよ。

最後は彼も真剣な顔で聴き入ってくれました。

そんな夫が突然亡くなった季節が到来で、私も少々心が揺れる日々ですが・・・
心配してくれる友人たちの情けで、それなりに夏を楽しんでいます。

まずは6月にワンゲルの会で行った「相模川歩き」の後半をUPしなければなりませんね。

            

6月14日・相模川歩き「大月から三つ峠へ」(後半編)
大月駅から2時間半かけて歩いて来た都留市は
水の街と言っても過言ではありません。

この時は梅雨時でもあったし、富士の雪解け水も流れているのでは?
と思わせるくらいに、街中の用水路を流れる水には迫力がありました。


水車まであって・・・


小学校の脇の用水路では小さな水力発電所までありました。


住宅地の中にも水路が流れています。


そして都留市は、歴史ある城下町でもありました。

小学校の校庭に建っていた碑公衆電話もお城です。


人工37500人の都留市はウィキペディアによると
「大月市と富士吉田市との中間に位置すし、ほとんどが御坂山地や丹沢山地などに属する山間部であり
市の南西から北東へ桂川が流れる。

この桂川に沿って急峻な山と深い渓谷に挟まれた平坦地に市街地が形成されている。
また、この川に沿うようにして中央自動車道(河口湖線)、国道139号、富士急行大月線が通じている」


「田原神社」で一休み・・・


富士五湖や御殿場からの帰路、高速道路が混むと夫はここ都留市から
道志に向かい、山越えをして丹沢の宮ケ瀬経由で厚木に出て、横浜の我が家に帰りました

そんな事を思い出させてくれた「道路標識」です。


都留市を流れる「桂川」(相模川)は、水量が豊富な滝も見せてくれました。


「三つ峠」が見えてきました。

15年くらい前のGWに、山仲間のKさんと三つ峠の駅から登りだし、頂上の小屋に泊まって、
「清八山~本社ヶ丸~鶴ヶ鳥屋山~笹子駅」と縦走したことがありました。

まだまだ若くて元気な頃の懐かしい思い出です。


激しい流れの「桂川」(相模川)


珍しいお花が咲いていました。
山小屋さんに聞いたら、最近増えている外来種で「ビロードモウズイカ」と教えてくれました。
植物博士並みにご存じで、いつもお世話になっています


古い道路が整備されると、道祖神や仏塔などがこうして一カ所に集められるのでしょうね。


水量豊富な「桂川」(相模川)は富士山の湧水も含まれているのでしょうか?


この日唯一顔をみせてくれた「富士山」です。

途中お花が綺麗な小さな公園で一休みしていると、地元のおば様たちが
「どこを歩いて来たの?」と声をかけられました。

「大月駅から都留市を通って三つ峠駅までの予定」とリーダーが答えると
ビックリされました。
「酔狂な」と思われたに違いありません。

午後3時過ぎに「三つ峠駅」に到着しました。
6時間以上歩いたことになります。歩数計を見ると35500歩でした。


50分以上の電車待ちがありましたが、どなたかが買ってくれたビールが美味しかったです。
駅舎の前で全員揃っての記念写真を撮りました。

きかんしゃトーマス号に乗って大月で乗り換え、高尾で「懇親会」をしました。
この日は二夫婦も加わり、女性は私を入れて3人・・・

70代でご夫婦そろってお元気に歩けるなんて、本当に羨ましい限りです。
歩いた後で皆で飲むビールやサワーはとても美味しいですね


※デジイチのホワイトバランスの印の所に見慣れない数字が・・・
そういえばこの6月7月に写した画像が妙に赤っぽい

先日参加した花火の撮影勉強会で、講師に直してもらいました
良かった良かった

今回はお見苦しい画像の羅列で失礼いたしました



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真夏の夜空を彩る「花火」と、電車が止まって大騒動

2015年08月05日 | 我が街・横浜
相変わらずの猛暑が続いています。
渓流の風景が涼しげな「相模川歩き」の後半をUPする予定でしたが・・・

急きょ4日(火)に行われたMM21での「花火大会」(神奈川新聞主催)の模様と
京浜東北線での架線切断による、帰路のバタバタ顛末を飛び入りとさせていただきます。


15000発の花火が打ち上げられ、20万人が集まるMM21での花火・・・
5年前には夫と桟敷席で見て、自己流で撮影しましたこちらです。


今年は写真仲間のSさんと、午前中に「花火の写し方」の講習会で勉強してから
参加者皆で、午後1時半には桜木町駅のすぐそばの日本丸が係留されている公園に三脚を設置しました。

「インターコンチネンタルホテル」と、コスモワールドの大観覧車の間から
花火が見えるようです。

花火が打ち上げられるのは午後7時から・・・
ここで5時間半も待機していたら、熱中症が怖い

Sさんとラウンドマークタワーのカフェで5時までお喋り・・・
冷房で身体か冷やされノドが痛くなり、咳が出だしました。

最近は急な温度変化に、身体が対応できなくなってきました

浴衣姿の若い女性が目立ちます。カメラを趣味とする私たちの三脚がズラリと並ぶ・・・


無料の広場には夏休みの学生や、子供たちを連れたファミリーが圧倒的に多かったですね。


午後5時には私とSさんもこの場所に戻り、バルブ撮影の設定をして
花火開始の時間を待ちました。


午後7時、まだ明るさを残したトワイライトの空に花火が打ち上がりました
レリーズ(リモコンシャッター)を押したり離したりのタイミングが難しい・・・


コスモワールドの大観覧車の灯りは消えています。


ようやく暮れた空に、鮮やかなスターマインが色を染めます。


ズドンと重なるように響き渡る花火の音も、真夏の風物詩ですね


運河も花火の赤い色に染まります。

レリーズ(リモコンシャッター)を使えば、ファインダーを覗かなくても済みますから
生の花火も十分に楽しめました。


午後7時半を過ぎて、花火はいよいよ佳境に入り
鮮やかに夜空に舞い上がります。

この頃、歩いて5分足らずの桜木町駅から・・・京浜東北線が止まっているという放送が聞こえていたが


早めに帰る人で「改札規制」が行われているのだろうと
私たちは受け止めていました。


終盤に向かっていよいよ色鮮やかに夜空を染めて
見物客の中から歓声がもれていました


帆掛け船の形をしたホテルも、今夜は反対側の花火が見えるお部屋は満室に違いない・・・


夫と来た時は、6000円の桟敷席で、椅子に座ってお弁当をつまみながらビールを飲み
目の前で打ちあがる花火を楽しんだ思い出が・・・


三脚をたてて5時間待った甲斐がありました。

待ち時間は苦手だけど、付き合ってくれた友がいたから
未熟ながらもなんとか写真も撮れました。


フィナーレは流石に見応えがありました。
思わず拍手です

現地解散で、桜木町駅に行くと、大勢の人々があふれていて・・・

制服姿の係員が「架線切断トラブルで京浜東北線は動いていません」
「お隣の横浜駅まで歩くか、みなとみらい線のご利用をお勧めします」と
マイクでひっきりなしに案内していました。

そこに我街行きのバスが来ましたが大混雑・・・
私たちは「その内電車も動き出すだろう」という期待も込めて
コレットマーレビルで食事をして行くことにしました

そう・・・
5月の結婚記念日にお一人様飲み会をした、駅横のビルです。


映画館とレストラン街のある6F・7Fはまだやっていて浴衣姿の人も大勢いました。
取りあえず、行列の少ないすぐに案内されそうな中華レストランに入りました。

暑さで食欲がなかったから、2人で大きなお好み焼きのような焼きそばと
点心をつまみに飲んだがとにかく美味しかったです。

夫が亡くなって以来、私が淋しい時にはいつも寄り沿ってくれている
Sさんには感謝ですね

9時半に駅に行きましたが、まだ電車は動いていなくて
我街行きのバスはとても一台では乗り切れない大行列が・・・
タクシーも2時間待ちとか

「戸塚行きのバスに乗り、地下鉄で上永谷に出てタクシーにしようか?」と迷いましたが
2台続けてやってきた「磯子駅行」のバスに飛び乗って、そこから先はタクシーねと・・・

延々40分バスに揺られ、磯子駅に着いたら磯子~大船間の電車は動いていました。
ラッキー

でも磯子駅で20分以上も待たされて、我が家にたどり着いたのは11時半
桜木町から、普段の3倍以上の2時間かかりました。

それでも今日のニュースを見ると、その日の内に家に帰れた私たちはまだ恵まれていて
日をまたいでの帰宅者が続出したらしい・・・

昨夜は疲れ果てて返って頭が冴えて眠れず、今日はグダグダしていますが・・・
家の工事の方は最終章で、責任者2人(息子の会社の系列会社とその請負業者)が審査に来ました。

明日ようやく足場が解体されます。ホッ





コメント (26)
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