花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

「伊豆・箱根」家族旅行

2012年08月29日 | 旅日記
関東南部は10日以上も晴天が続き、残暑厳しい毎日です。
それでもツクツクボウシが鳴きだし、秋の気配が感じられるようになりました。

我が家が「伊豆箱根・家族旅行」に出かけた時は、摩訶不思議なお天気に翻弄されたのですが


8月13日朝、7時過ぎに我が家を出発した時は晴れていたのです
近くに住む息子一家は早朝の4時半に家を出て、7時過ぎには伊豆の白浜海岸で泳いでいたそうです。

主人が会員になっている「伊豆韮山のゴルフ場」に用があるからと、箱根に向った途端
霧の世界に迷い込みました。

十国峠のレストハウスに立ち寄っても、ご覧のとおりの有様です
寒いくらいでした。

伊豆スカイラインも霧でノロノロ運転で進み、ゴルフ場に着いたら土砂降りとなりました


ところが、海辺の伊東に下ると晴れている

息子にTELすると、孫達は海水浴を楽しんでいるようです
3年前の冬に、家族皆で泊まったホテルの手前にある「食堂」でお昼にしました。

ブログ仲間のラッシーママさんが紹介していたお店です。厚切りのお刺身に感動しました。


お腹もマンプクリンになって・・・
息子一家が遊ぶ白浜海岸で合流するつもりが、上りの道路が渋滞しているので気が変わりました。


この日の宿のある伊豆大川近くの日帰り温泉でノンビリする事にしました

旧盆の時は休日料金で、1600円の入湯料にビックリしましたが・・・
この景色を見ながらの展望露天風呂に、お値段も納得しましたよ。

私は気持ちの良い海風を肌で感じながら、せっせと指のリハビリに励みました。


アップで見てみると、上りの大渋滞が良く分りますね。

私たちは大広間でひと休みしてから、予約していた会員制のオーナーズホテルに向いました。
このブログでも何度か紹介しているホテルです。


一番左の赤い建物が、リハビリをしてきた日帰り温泉です詳しくはこちらをご覧下さい。

3時前にホテルに着き、息子一家を待つ間1時間ほどカラオケを楽しみました
孫達はホテルのプールでも更に泳ぎ、その夜は食後すぐに爆睡したようです


翌日は皆でホテルのプールとテニスを楽しむ予定が朝から雨・・・
それも静岡県地方は新幹線も止まるほどの豪雨

取り合えず朝食をユックリ戴きました。

ホテルの前の国道135号線は、10時を過ぎた頃から上りが渋滞し始めています。
私たちも10時にチェックアウトし、次の宿泊地の「箱根」に向う事にしました。


この日の箱根は晴れていて・・・
息子の会社の健康保険組合の保養所は、緑が綺麗な中にありました。


館内ロビーではミニ夏祭りが開催され、お子様が喜ぶコーナーがありました。

ダーツやヨーヨー釣りも楽しめます。ハー君は射的にも挑戦、見事クワガタをゲット


「家に14匹のクワガタがいるんだけど・・・」と、オカータンはあんぐりしていました


2日目は、横須賀じ~じとば~ばも加わって、いっそう賑やかになりました。

飲んで食べてお喋りをして・・・食後はお部屋で孫達のビデオ鑑賞です。


2日間、美味しい物を食べまくっての温泉三昧で、夫婦共々体重オーバーで慌てていますが
昼食はごく軽く済ませている息子一家の小食に驚いています。

お嫁ちゃんが、リカちゃん人形のようにスマートな理由がよ~く分りました。
我が夫婦は食べすぎですわ


            

「夏祭り」が終わっても、決算報告や終了報告などの雑務が目白押し
慣れぬ電卓を使って疲れた頭を冷やすために、買い物がてら鎌倉に行ってきました。

晩夏の「鶴岡八幡宮」のハス

入り口の太鼓橋の左手は「平家池」
ここには白いハスが咲いていますが、もう最後の姿を見せていました。


花が終わって、花托が並ぶ風景も独特ですね。


まるで蜂の巣のようです。


広い源氏池の方には僅かに2~3輪、ピンクのハスが咲いていました。

残暑は厳しいものの、そろそろ夏も終わりですね。





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真夏の北八ヶ岳周辺・その3

2012年08月23日 | 旅日記
連日富士山が見える好天気が続いています
8月下旬とは思えない強烈な太陽が照りつけ、お部屋のクーラーもつけっぱなしの日々・・・

それでも真っ青な空と吹く風に、どことなく秋の気配が感じられますね。
このような晴天続きの時こそ「山」に行くべきですが、

連合自治会主催の一大イベント「夏祭り」が8月18・19日と開催され
翌日の月曜日に、すべての後片付けを終えたら頭がクラクラしてきました。

もっか疲れ果てて身体が思うように動きません


そんな中、我が家の玄関先のメダカが泳ぐ水盤に「ホテイアオイ」の花が咲き出しました。

メダカに餌をやりながら「この晴天時に山に行かないでどうするの」と
心は焦りながらも、ぼ~~っとした日々を過ごしています。


こちらは「デュランタ・タカラズカ」、毎年夏の終わりに咲きだします。

「夏祭りが終わったら、白馬の麓に2~3泊して八方池から唐松岳を登ろうか・・・」
と主人とも話していましたが、彼も仕事仲間たちと連日のゴルフと飲み会でお疲れさま

夫婦揃ってボォ~~~っとしています

昨日近場の温泉に行って、身体と骨折した手をほぐしたら、少し元気が出て
PCに向う気になりました。

まずは今月上旬に行った、北八ヶ岳山麓の記録を仕上げなければなりませんね。


「白駒池」

麦草峠のお花畑を通り、「←白駒池」と書かれた案内板に従って歩いて行くと
登山道は深い森に入って行きました。


八ケ岳特有の、樹齢数百年の時を刻んだツガ、トウヒ、シラビソの原生林です。

白駒の池周辺は10ヵ所の森に名前がつけられていて
それぞれの森には特徴があり、苔の種類にも違いがあります。

神秘的な北八ヶ岳「苔の森」は、日本蘚苔類学会より「日本の貴重なコケの森」に選定されました。


ここは「白駒の奥庭」と呼ばれるところ、そこだけぽっかりと庭状に開けた空間です。

季節にはシャクナゲ、コイワカガミ、ゴゼンタチバナ等の花が見られるということですが、
所々の露岩と一面の丈の低い針葉樹とが織りなす景色は、落ち着いた"和の庭園"を感じさせます。

同じ八ヶ岳では前日に行った北横岳付近の「坪庭」、黒百合平の「天狗の奥庭」などがありますが
主人に言わせると、もともと日本庭園はこうした自然界をお手本に作られたもので
「枯山水」などはまさにその典型ですね。


駐車場からの道に合流し、ファミリーの観光客と一緒に更に10分くらい池に向って歩いて行くと
まもなく「白駒池」が見えてきます。


「白駒池」は北八ヶ岳の広大な原生林の中に、満面に清水をたたえた神秘的な湖。
標高2100m以上の湖としては日本最大の天然湖です。

国道299号線沿いの駐車場からだと、整備された原生林の中を歩いて約15分程度で
白駒池まで行けますので、足の弱い人でも大丈夫。

湖畔には二軒の山小屋とキャンプ場があるのみです。


池の周りには木道が設けられていて、20分程度で一周できます。

まだ骨折した手の完治の具合をレントゲンを撮る前で、医師のお墨付きももらっていませんでしたから
私は滑って転ばないように最大の注意を払って歩きました。


ここは485種類の苔が生息する「苔の森」、一面に広がる緑の苔に目を奪われます。

途中合流する「ニュウ」からの登山道に見覚えがありました。
以前山仲間3人で「天狗岳」に登り、黒百合ヒュッテで一泊して翌日「ニュウ」経由でここに出たのです。

あの時、この深い原始の森の中で3人のカメラが順番に作動しなくなりました
「八ケ岳の不思議パワー」と題して、この話を山の雑誌に投稿したら載ったのですが

それを何年か後にブログ仲間の山小屋さんが読んで、「もしかしたらnao♪さんですか?」と・・・
ピンポーンでしたね。


ここは「もののけの森」ですから、何があっても不思議ではありません。

実際にこの近くに別荘を持つ友人は「時計の電池がすぐになくなる」と話していますし
もう一人の友人はこの近くのキャンプ場でUFOを見たとか

帰路は国道299号線にある駐車場に寄り、お土産屋さんで一休みしてから(有料トイレあり)
来た道を戻りました。


1時間半の軽いハイキングを楽しんでから、八千穂高原のお蕎麦屋さんで
昼食を済ませ、お薦めの日帰り温泉を聞きました。

八千穂高原自然園の周辺は東洋一の白樺林が広がり、花々も咲いていましたが
空模様が怪しくなったので、そのまま温泉に直行しました。

そこはゴルフ場のホテルに隣接した温泉です。緑の中にコスモスが綺麗に咲いていました



見晴らしが良くて、私一人の貸切状態この日、女性は檜風呂で男性は岩風呂

露天風呂からは軽井沢方面の山々が・・・大きな浅間山を独り占めで眺めました


800円の入浴料でタオル一式も貸し出され、湯上りにはアイスクリームのサービスも付きました。

「この近くに来た時は必ずこの温泉を利用しよう」
「秘密のマイ温泉だからな、ブログには書くなよ」と主人が申しますので、名前は控えさせて戴きます


帰路の中央自動車道は真っ黒な雨雲が見られ、その内にスコールのような雨に巻き込まれました
最近の日本の気象は激しすぎますね。





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真夏の北八ヶ岳周辺・その2

2012年08月16日 | 旅日記
旧盆も今日16日の送り火で終わりでしょうか・・・

我が家の場合、主人の実家は東京でお盆のお参りは7月に済ませておりますし
私の実家はまだ仏壇もありませんので、お盆の行事はほとんど関係ないのです。

ただ息子の会社が一週間ほどお盆休みに入るので、毎年家族旅行に出かける時期という認識ですね。

地域の夏祭りの開催も間近となり、実行委員をしていて大忙しの中、
孫達との二泊三日の伊豆箱根旅行をこなしました。

同時に自治会主催の秋のバス旅行の計画も最終段階で、
今月はブログに関わる時間もとれず、週に一回の更新が精一杯

まずは秋風が吹く前に、真夏の蓼科高原の風景をご紹介したいと思います。

「蓼科ペンション村」


蓼科は八ヶ岳・蓼科山と北横岳の中腹、標高1700メートル付近に広がる高原リゾートです。
「蓼科山」を望みながら、一番奥の宿まで車で登って行きました

北八ケ岳ロープウェーのすぐそばに「ピラタスの丘・ペンション村」があり、
今回私たちはこの中の一つに予約を入れました。


周囲には白いお花があちこちに見られましたが・・・
鎌倉の「東慶寺」で見た「イワガラミ」にソックリなお花が多かった


温泉治療と足馴らし登山を目的にやって来た私たち、
こちらが今回ネットで選んだお宿です。

展望抜群!天然温泉の宿です。
手造り感が優しい空間を醸し出しています。


ペンションは友人同士では何度か利用した事がありますが・・・

山スタイルの時は「山小屋」泊まりが多い私たち
夫婦でのペンション利用は今回初めてでしたが、若い人よりも中高年が多いのには驚きました。

ペンションと言えば洋食!、前菜から始まりスープはクリームチャウダー

地元の白ワイン「ピラタス」がお料理にはピッタリ!お魚料理はムール貝・・・

お肉料理は「ビーフシチュウ」最後のデザートもシッカリ頂きました。


漁村では民宿の「活き魚料理」、高原ではペンションの「洋風コース料理」が
何故か?合いますね

お庭にはキンロバイなど山野草もいっぱい・・・夜中に降った雨で、シモツケも濡れています。

色が濃い山ホタルブクロヤナギランも風に揺れていました。


早朝の散歩で山野草を楽しみましたが、6時半頃から土砂降りになりました。

お天気は下り坂・・・
TVの天気予報を見ると、長野県には全域雷注意報が発令されている

そんな悪条件の中、再起・初登山を敢行することもないなぁ~
滑って転んだら元も子もなくなるし・・・

神様がまだ「今回は温泉治療だけにしておきなさい」ということなのだろう
と解釈して、北横岳登山は諦めました。

そしてジックリ温泉に入り、指の屈伸運動をしてから朝食に向いました

「麦草峠」へ

代わりに向ったのが、お花畑が広がる「麦草峠」です。
雨の中、国道299号(メルヘン街道)を走りましたが、
午前10時、到着と同時に雨がやみました。


北八ケ岳縦走の折に一休みした「麦草ヒュッテ」が、
以前より綺麗に化粧直した姿で出迎えてくれました。

この前に車を止めてヒュッテが管理しているお花畑を散策します。


ナント、青空も出てきて「茶臼山」が見え出しました。

山仲間と縦走したとき、茶臼山から縞枯山に向う登山道で84歳の登山者に会いました。
前後に息子さんご夫婦を追従させ、しっかりした足取りのお婆さまの姿に
「私たちも見習わなくては・・・」と思ったものです。

ハクサンフウロウツボクサ

リンドウノアザミはこれからでしょうか?

八ケ岳に多いラン科のキソチドリキバナノヤマオダマキ


他にもたくさんの高山植物が咲いていましたが、遠くて写せなかったりボケたりで
ほんの一部を載せました。


数人のグループが「白駒池」に向って歩いていきました。
往復1時間ちょっとの距離らしい・・・

太陽も出てきました
私たちも登山用の身支度を整え、雨具や水を入れたザックを背負い
白駒池に向う事にしました。

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リハビリに通う病院もお盆休みに入りましたが、その前にレントゲンを撮りました。
「もう大丈夫!骨もシッカリ着いたので運動開始OKです」とお医者様

さぁ~、これからドンドン山の計画立てなくては・・・

でもまだグ~・チョキ・パ~も満足に出来ません
「モチロン、まだまだリハビリには通ってください」とのことでした



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真夏の北八ヶ岳周辺・その1

2012年08月09日 | 旅日記
立秋も過ぎて少し暑さも和らぎ、この2~3日しのぎ易いお天気が続いていますが
まだまだ猛暑には要注意が必要かと思います。

真夜中に起きてのオリンピック観戦も熱が入り、すっかり睡眠不足

それに加えて両手使いの普通の生活に戻ると、何かと雑事に追われ忙しいこと・・・

爽やかな高原の風が恋しくなり、急遽蓼科に宿をとり北八ケ岳周辺を廻ってきました。


主人と私の時間がとれた8月5日(日)、中央高速を走って蓼科高原に向いました

我が家から中央高速道路に入るまでが大渋滞に巻き込まれ一苦労、
すっかり時間がかかってしまいました。

でも笹子トンネルを抜けて山梨県に入るとスイスイ・・・

八ケ岳連峰が見えてきて、思わず車の中から「ヤッホ~」と叫びました。


諏訪インターで高速道路を下りると、長野県側からの八ケ岳が見えてきます。
尖った山は北八ケ岳と南八ケ岳を分ける境目の山「天狗岳」でしょうか・・・?


目指す「蓼科温泉」はあの「北横岳」の麓です

骨折した方の手も使えるようになったとは言え、まだまだグ~・チョキ・パーが満足に出来ません
温泉に入ってジックリと関節の屈伸運動をし、ついでにその周辺を歩きたい

てなことで、温泉治療と再起初登りの両方が楽しめる場所としてとして選んだのが
「蓼科温泉」と「北横岳登山」です。


所用があって、朝家を出たのが10時過ぎ、
蓼科の北八ケ岳ロープウェー駅(旧ピラタスロープウェー)に着いたのが3時近くになっていました。

この日の山登りは諦めましたが、翌日の天気予報は下り坂・・・
晴れているうちに展望を楽しむことにしました。

左手に「蓼科山」が見えてきました
右手には「南アルプス」の山々が・・・



眼下の緑は「シラビソ」と「米ツガ」の森
古い木は立ち枯れて、世代交代が進むのです




ロープウェー「山頂駅」から見た鋭い山々が並ぶ南八ケ岳と、雲がかかった「南アルプス」の峰々

あの山、この山、40代50代の頃にほとんど登った山々ですが
今はもうすっかり筋力も衰えて、初心者のつもりで簡単な山から再トライです


縞枯れ現象が見られる「縞枯山」は目の前です。

北八ケ岳に多いシラビソの立ち枯れ現象は、バラバラに枯れるのではなく列を成します。
それが縞状になって独特の風景を造り出しているのです。

この縞枯山には12~13年前に、天狗岳からニュウ~白駒池~茶臼山~縞枯山と縦走して
ロープウェーで下ったことがあります。

あの夏、私は膝を痛めて「歩けなくなったらいつでも下れるエスケープルートの多い山」
と言うことで北八ケ岳を選びました。

2人の山仲間に助けられ無事に縦走できて感激した、思い出のある北八ヶ岳です


「山頂駅」前には一周30分で楽しめる「坪庭」があります。

標高も2000mを越え、涼しい風が気持ち良い

一番多く見られた「アキノキリンソウ」
白い色がホッとする「ヤマハハコ」



こちらは「オトギリソウ」でしょうか?
「イブキジャコウソウ」も見られました




自然が造りだしたロックガーデンが広がります。

お花が一番綺麗なシーズンは6月から7月にかけての初夏・・・
今は端境期のようでした。


ここから「北横岳」への登山道がありました。
登りおよそ1時間、再起・初登りの山としては丁度良さそうです。
「明日は曇っていても登ろうね」


こちらが「北横岳」です。
たしか北峰と南峰と2つの頂上があったはず・・・

10年位前の秋に山仲間3人で「蓼科山」から「北横岳」と歩きましたが
360度の大展望が楽しめる山でした。


坪庭から木道を歩いて5分ちょっとの所にある「縞枯山荘」まで足を延ばしました。
三角屋根が印象的な古い山荘です。


赤とんぼや蝶が舞う楽園のような場所ですね。
私の花模様のバックに「アサギマダラ」が止まりました。

「カメラ!カメラ!」と叫ぶと、ヒラヒラと舞い上がり逃げていきました。
主人が追いかけて撮った写真です。


まだ息子夫婦が新婚の頃、私たちと息子夫婦とお嫁ちゃんの両親や妹も一緒に
蓼科に泊まり、翌日ここまで来てこの山荘でコーヒーを飲んだ思い出があります。

主人はすっかり忘れているようですが・・・
息子夫婦と両家の旅行はその後も続いていて、今年も二泊三日で行く予定。

あれから10年以上が過ぎ、今では2人の孫が加わり、
両家あわせて9人の賑やかなバカンスとなっています。



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フェルメール「真珠の耳飾りの少女」

2012年08月03日 | 美術館&史跡巡り
ようやく恋焦がれていたあなたに会えました



ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」(1665年頃の作品)

暗闇の中で光を浴びてこちらを見つめるあなた。
頭には高貴なウルトラマリンブルーのターバン、耳には真珠の耳飾り。
つややかな唇が何か言いたそうに軽く開いていて・・・
この絵を見た者は、その無垢な眼差しにたじろいでしまうといわれてます。

東京都美術館リニューアルオープン記念「マウリッツハイス美術館展」
(2012年6月30日~9月17日)


フェルメールやレンブラントなど、17世紀のオランダ・フランドル絵画の傑作を多数所有する
「マウリッツハイス美術館」(オランダハーグ)の改修工事に伴い
選りすぐりの名品約50点が日本にやってきました。

最大の注目はフェルメールのシンボル的作品の「真珠の首飾りの少女」です。



ご近所の仲間に呼びかけて、8月1日、上野にある「東京都美術館」まで行ってきました。

忙しい4人なので行く日にちが決まるまでがまず一苦労
もっと涼しい時期に行ければ良かったのですが、結局暑い盛りの美術館鑑賞となりました。

当日は少しでも空いている内にと、家を朝八時に出ましたよ。



リニューアルなった東京都美術館到着は10時前、列に並んだ時は10分待ちでした。

実はここまでにたどり着くだけでも大変だったのです。

”東京都美術館で開催中の「マウリッツハイス美術館展」の目玉
フェルメールの「真珠の耳飾の少女」を見に行きませんか?”
と私はお誘いしたのに・・・

いつの間にか西洋美術館の「ベルリン美術館展・真珠の首飾りの少女」とゴチャゴチャになり、
「耳飾り」を見るか「首飾り」にするかで意見が分かれひと騒動

どうして隣同士の美術館で同時期に、
フェルメールとレンブラントを看板にした作品展が開催されるのか
これから予定していらっしゃる皆様も、充分に調べて入館してくださいね。



彼女は中ほどの階の一部屋に意外に小さい姿でこちらを向いていました。
光の魔術師・フェルメールは、
少女の両目と唇の端と真珠の部分に光を当てています。

ジックリ見ようと立ち止まったら「止まらないで進んでください」とスタッフさんが叫びます

列から離れてうしろ側からジックリ見るのは可能でしたので、私たちはしばらく魅入りました。
「抜き襟の東洋的な衣装だわ」「このフェルメールブルーが何ともいえないわね」

人はどんどん増えてきました。
列に並び、彼女のそばにたどり着くのに10分以上かかります。

でも、それだけ待っても見る価値はあり、私たちは最後にもう一度戻って、
この不思議な魅力を感じさせる少女の姿を見に行きました。

数日たった今でも、私を見つめる少女の表情が脳裏に焼きついて離れません。



フェルメールの作品はもう一つ、初期に描かれた「ディアナとニンフたち」が出展されています。



こちらはレンブラントの自画像です。

同じ時代に活躍していたレンブラントはほぼ毎年自身の自画像を描き続けてきました。

今回出展された「自画像」は、晩年に描いた現存する3枚の内の1枚。
63歳の画家が穏かな表情をたたえるレンブラントの代表作です。

他にもブリューゲルやルーベンスの作品が見られます。でも今回は「真珠の耳飾の少女」が目玉ですね

全体的には規模の大きな「ベルリン美術館展」の方が見応えはあるのでしょうが
あちらのフェルメールは「真珠の首飾りの少女」で・・・

フェルメールの代表作の「真珠の耳飾りの少女」は東京都美術館ですのでお間違えのないように・・・


「韻松亭」でランチ


少し遅めのランチは上野精養軒そばの「韻松亭」
風情あるお店です。

個室でユッタリとお食事ですリーズナブルな懐石料理に舌鼓・・・

この後にご飯とお味噌汁、そしてデザートが付きました。

おしゃべりに花が咲き、気がついたらもう4時半。
私はリハビリを受けるために仲間よりも一足早く失礼して帰途につきました。

今回この「真珠の耳飾りの少女」を鑑賞し、私のフェルメール熱も少し落ち着きました。
2008年に中学時代の友人と、この東京都美術館でたくさんのフェルメールを見ましたねこちらです。

それ以来、好きな画家の一人になりましたが、
500点以上もの作品を世に出しているレンブラントと違い
ヨハネス・フェルメールがその生涯で残した作品はわずか30数点。

この作品の少なさと、光を紡ぐ独特の技法の美しさから、
彼は光の天才と呼ばれているそうです。


              

美術鑑賞と滑り込みセーフのリハビリで、ドット疲れた翌日は朝から富士山がよく見えていました。
この季節には珍しい光景です


あれだけあった雪もとけ、少々平凡なお山の姿です。

ギンギンの太陽が輝く真夏日が一週間以上も続き、流石に疲れ気味
そろそろお天気に変化が出てくる頃でしょうか


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