花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

鎌倉・「明月院のナツロウバイ」

2009年05月31日 | 鎌倉散策

梅雨を思わせるような雨が三日も続いて、流石に気分も鬱陶しくなりました。
今日の日曜日は久しぶりに晴れたので、早速「鎌倉」にアノお花を見に行きました。

まだ咲いているかしらと不安でしたが、何とか残っていましたよ。
鎌倉・明月院の「夏ロウバイ」です。


3年前に初めてここで出会って知ったお花です。
あの時はほとんど人が居なくて、和尚様みずから「ナツロウバイ」の詳しいお話をしてくださいました。
「ロウバイは三種類あります。冬に咲くロウ細工のようなロウバイとこの白いナツロウバイ、そして黒いお花のクロバナロウバイ・・・ここにはこの三つが全部揃っています。ナツロウバイは私が京都から持ってきて増やしたものですから、鎌倉のお寺ではここだけにしかないでしょう」と・・・

それ以来このお花に恋焦がれている私です。
去年も見に来たのですが、遅すぎました


今年もやっと会いにこれましたが、今年は全体にお花が早くて、この「夏ロウバイ」も少々終りに近かった

3年前に来た時は5月20日頃で、まだ咲き始めの初々しい「ナツロウバイ」でした。
もっと早く見に来たかったのですが、この二週間、どうしても纏めなければならない用件があって、連日PCオタクをしていました。

アウトドァー派の私ですから、体を動かさないとすぐに「肩こり」「頭痛」に悩まされますが、今回は歯にまで痛みがきて・・・
歯医者さんに駆け込みましたが、レントゲンを見てもどこも悪くないそうな
このお花に出会えたら癒されて、少しは楽になるでしょうか

尚、この夏ロウバイはロウバイ科(クロバナロウバイ属)のお花です。
5月の中旬頃は、クロバナロウバイも一緒に見られますのでお勧めです。

ブログ仲間の「心のふぉと」のモカさんにこの「ナツロウバイ」のお話をしたら、早速見る機会が得られたようでUPしていました。合わせてご覧下さい。


「明月院」はアジサイ寺で有名です。
これからのシーズン、特に週末は行列状態となりますが、私はアジサイの前の静かな明月院が好きです。

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マウスオンでご覧下さい
まだ少し早いアジサイですが一部が色付いていました。

ここのアジサイの90%が日本古来の品種の姫アジサイで、「明月院ブルー」と呼ばれる爽やかな青色が魅力です


本堂横の丸窓からは、お庭のハナショウブを見物する人々が見えました。
私も去年は別途500円を払って中に入りましたので、ハナショウブの画像はこちらでご覧下さい。
叉去年の6月8日に見た明月院のアジサイと最後のナツロウバイはこちらを参考にして下さい。

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新装「氷川丸」

2009年05月26日 | 我が街・横浜

「氷川丸が横浜開港150周年を記念して新しく蘇ったみたいね。行って見たいわ」
年に2回ほど会ってお食事とお喋りを楽しんでいる高校時代のクラスメートのMさんを案内して、横浜駅東口「そごうデパート」横のベイクォーターからシーバスに乗って「山下公園」に行きました。

横浜港の顔とも言うべき「氷川丸」は2006年の12月に一般公開が終了しました。
その最後の日に私も行っていますので、詳しい事はマイブログの「さようなら!氷川丸」編でご覧下さい。

その「氷川丸」が去年の春にリニューアルオープンとなったようなのでMさんと一緒に見てきました。
全体的に明るく清潔でモダンになったような印象です。
入場料は200円。
入るとすぐの広間で、氷川丸の今までの歴史を紹介するビデオが流れています。

「日本郵船が有する「氷川丸」は、昭和5年に三菱横浜造船所において竣工、同年5月13日シアトルに向けて処女航海の途につきました。
建造費は当時655万円(現在の貨幣価値で120億円以上)だそうです。
太平洋戦争中は海軍に徴用され、戦後は復員、引揚者輸送に尽力したそうです。
昭和28年に氷川丸は再び貨客船としての姿を取り戻し、太平洋を横断する唯一の本格客船としてシアトル航路に復帰、昭和35年を最後に航路を撤退、引退となりました」(パンフレットより抜粋)

まだ飛行機が一般化されていない頃のお話です。
日本の宝塚歌劇団が初めてアメリカ公演に出かけた時も、団員達はこの客船に乗って行ったとか・・・
寿美花代さんが懐かしそうにインタビューで話していました。


昭和36年、「横浜港開港100周年記念事業」の一環として、生まれ故郷の横浜港、山下公園に係留された後は、横浜港のシンボルとして、日本人の心の中の客船のイメージそのものになりましたね。

近年流石に老巧化が目立ち、3年前にサヨナラしたのですが、その後も同じ所に係留されたままで気になっていました。
綺麗にお化粧直しをして蘇りましたよ。

優雅なアールデコ調に統一された船内のお部屋を、non_nonさんのソースをお借りして纏めましたのでご覧下さい。
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アールデコ調の階段
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一等特別室はチャップリンや秩父宮ご夫妻が利用なさったそうです。
寝室や団らん室の他にも、ここには浴槽と洗面台が備えられていました。

一等専用ダイニングでは着飾った紳士淑女たちの姿が偲ばれる格調高い雰囲気が漂っていて、シアトルまでの10日間の船旅を楽しんだに違いありませんが・・・
シケで船が揺れる日もあったに違いないと、思い描いたりもしました。

圧倒的に多いのが二段ベッドが並ぶ三等船室のようですが、外国航路を引退してからはユースホステルとして利用され、修学旅行生たちの宿舎にもなったようです。

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こちらは一番高い所にある船の要の「操舵室」です。マウスオンで大きな舵もご覧下さい。

昔の船員さんらしきスタッフの方が、機器を綺麗に磨いていました。
世界の海を渡り歩いた船乗りさんはどこかロマンが漂っていますね。
操舵室の下がキャプテンのお部屋で、こちらも見ることが出来ます。


山下公園に係留されている「氷川丸」が良く見えるレストランでランチを楽しみました。

私は父の転勤で山口県の県立高校に2年通いましたが、Mさんはその時の同級生・・・
東京に出てきている唯一の女子のクラスメートなのです。
何しろ男子が30数名、女子が13人しかいなかったクラスなのですからね。

最近ご主人様が退職なさって、彼女も少々ストレスが溜まっているらしい・・・
気晴らしのお喋りも必要かと思い、ユックリできる眺望のいいお店を選びました。

ここは「ホテル・モントレイ横浜」の13階、フランス料理のお店「エスカトーレ」です。

お肉コースの前菜お魚コースの前菜
パンプキンのポタージュスープお魚コースのメインディッシュ

デザート窓からの眺めも素晴らしい!

3500円のランチコースをいただきました(別途税やサービス料はかかりません)
私はお魚コース、Mさんはお肉コース・・・
月ごとに内容も変わるようですが、パンもコーヒーも自由にお替りできて、この眺望にこの値段、お勧めです
ボリュームもあり、お腹がいっぱいになりました。


私の席からはベイブリッジ方面が良く見えて、Mさん側からは大桟橋とミナトみらいが望めます。
お喋りも弾んで時々遠くを眺めて・・・

「主人は好い人で、友人とのお食事会も是非行ってらっしゃいと言ってくれるけど、本人はきっとお茶漬けをすすっているに違いないと思うだけでストレスになるのよ」
サラリーマンの奥様の皆が味わう夫の定年、どこも似たようなため息が聞こえてきます。

「ご主人は順調に出世をして、仕事がらみでこれよりずっと豪華なフランス料理を食べる機会がたくさんあったはず、そんなに気にすることはないわよ」というと
「そうね。元気に67歳まで働いてくれた事に感謝しているわ」と彼女・・・
きっと良いご夫婦なんでしょうね。


10年前、このホテルのこの場所で、我が家の息子は結婚式の披露宴をとり行ないました。
一階には庭に出られる大きなチャペルがあったのです。
この6月で息子夫婦も「10年目の錫婚式」

あれからホテルは外資系に代わり、名前も変わりました。
同じ13階から見える風景も少し変わっているでしょうか?
大桟橋にレンガ倉庫は前からあったけど、ヨットの形のインターコンチネンタルホテルの向こうに林立する超高層のマンション群が以前はありませんでしたね。

お腹がいっぱいになった私たちは、汽車道を歩いてレンガ倉庫に行きましたが、テントのお店も閉まっている所が多く、開港150周年イベントはどこでやっているの?
蜘蛛のロボットは?

4時を廻って見学する余裕もなく、ラウンドマークの「ミナトみらい駅」から地下鉄に乗ってそれぞれ家路に着きました。
「叉秋に逢いましょう」ね・・・






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「富士・芝桜まつり」と富士山

2009年05月21日 | ドライブ
この所、身辺何かと忙しくて中々ブログをアップする時間が持てず、お花はもう終わってしまったかも知れませんが・・・
箱根「山のホテル」のツツジ&シャクナゲフェアーの次ぎに行った「冨士・芝桜まつり」の模様を、遅まきながら紹介したいと思います。


箱根の乙女峠を越えて、御殿場から「東富士五湖道路」を走っていると左手目の前に大きな富士山が見えてきました。
「これなら芝桜越しの富士山が楽しめそう・・・」と心が躍りましたが、どこにその場所があるのかが分りません

河口湖畔のプチホテルのレストランでランチをいただきながら、シバザクラの情報を聞きました。
「このまま国道139号線を本栖湖方面に進んで行くと、本栖湖の先にあります。ナビには本栖湖リゾートと入れてください。たくさんの車が並んでいるし、ピンクの旗が立っているのですぐ分ります」との説明を受けました。


こちらが去年から始まった「富士芝桜まつり」の会場です
植付面積約2.4ha、約70万株の広大な桜色のパノラマが富士山の雄大な景色と共に楽しめます。

車1000台分の広い駐車場があり、澄んだ高原の空気と爽やかな風が気持ちの良い自然公園の中に桜色の世界が広がっていました

一般駐車場から芝桜会場までは・・・歩いて10分、ミツバツツジの小道を行きます。

鳥の声を聞きながら気持ちの良い緑の小道を歩いて行くと、突然ピンクの濃淡のグラデーションが綺麗な広場に出ます。


「秩父に比べると平坦で模様がイマイチ分らないなぁ~」と主人が呟きました。
「ここの魅力は何と言っても富士山とのコラボなのよ」と私・・・

3年前に秩父の「羊山公園」の芝桜の丘に行きましたが、あちらは丘陵地帯にシバザクラが植えられていて立体感があり、秩父夜祭で着る着物の裾と同じデザインだという模様もハッキリと分りました。
今回行った富士はまだ2年目、これからの株の成長と公園の進化に期待しましょう。


今年は去年より開花が一週間早くて、開園を早めたそうです。
私たちが行った5月14日は、薄いピンクが終わりに近くて、赤い「マックダニエル・クッション」が丁度見頃でした。

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園内には「龍神池」があり、畔を歩いていけます。マウスオンでご覧下さい
平日なのにこの人出・・・
土日の混雑が想像できますね。
ここを初めに知ったのはカーラジオから流れる「道路の渋滞情報」だったと思います。


池の水に芝桜の色が映って、華やかさが増して見えました

芝桜は昔から北海道が有名でしたが、本州でもどんどんこのような施設が増えていくでしょう。
お花で人が呼べるのですから、各地の観光協会が力を入れるのも無理ないですね。

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今回見頃だった三種類の芝桜をマウスオン・クリックでご覧下さい。
赤が「マックダニエル・クッション」
ピンクが「オータムローズ」
白が「モンブラン」

尚、この「富士芝桜まつり」は今月いっぱいやっていますが、すでにほとんどが終わったようです。
詳しくはこちらをご覧下さい。
駐車場代が500円、入園料も大人500円でした。

「紅葉台」

芝桜を見終わった後、私たちはランチをしたホテルの方から「富士山を見るなら紅葉台に行くと良いですよ。上まで車で登れます」と勧められたのを思い出し、行って見ました。

ハイキングコースのようなデコボコのダートな道を10分ほど登って行くと、古びた休憩所が現れます。
上の展望台(150円)に登ると、目の前に富士山がドォ~ン!と迫っていました。


お店のおばさんから「富士山の他にも西湖や本栖湖が見えます。そして緑のお庭は全部が樹海よ」との説明を受けて、手書きの地図を手渡されました。

展望台からは富士山の裾野の優美さと、黒く見える樹海の広さに目を奪われます


富士山の反対側に「西湖」が見えていました。
この紅葉台は東海自然歩道の一部で、ここから三湖台越えて足和田山までのハイキングコースが有名です。

私がまだ短大生だった頃、このブログでも時々登場する友人のtaeさんが知り合いの学生2人を連れてきて、このコースを私の仲間と一緒に6人で歩いた覚えがあります。
昔の学生は「合ハイ」を楽しんだものですよ
今では「合コン」と称しての飲み会ですが、昔は青空の下での合同ハイキングですから、とても健康的でしたね。


西の本栖湖方面は太陽の光に反射して良く見えませんでしたが、山の奥に「南アルプス」を見つけました
一番右側が富士山の次ぎに高い「北岳」でしょうか?
その繋がりが「白峰三山」?
辛うじて見えていますね。


再び「富士五湖道路」を通り、御殿場から「東名高速道路」で帰りましたが、夕方の富士山は雲が消えていっそう綺麗に輝いていました。
テブレ防止機能のついたコンデジで、走る車内から撮った写真ですが、崇高な富士山が微笑んで見送ってくれるようでした。

                                    

新型インフルエンザ患者がとうとう関東地方にも現れましたね。
アメリカ帰りの方々と、大阪京都を旅行した男性・・・

私の仕事場にも上からのお達しで、「海外はもちろんの事、関西方面の出張や旅行は自粛、職場ではマスクの着用」との回覧が廻ってきました。
でも、マスクは品切れ状態でどこのお店にも売っていな~い
二昔前のトイレットペーパー騒ぎが思い出されました。

それに出張や旅行の禁止では、日本の経済が停滞してしまうに違いありません。
運輸会社や旅行会社の方々の青くなっている顔が目に浮かびます。

各自が人に移さないように気をつけることは必要ですが、国民全員が大騒ぎして、お上の言う事に右習いして大丈夫なのでしょうか?
患者の出た高校には誹謗中傷の電話やメールが届いていると聞きます。
まるで非国民扱いで、恐ろしさを感じてしまいます。

そんなことを考えながら、今週はのど飴をなめ、咳ばらいをするのも遠慮して、マスク姿で仕事に励んでいる私です。


                               




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箱根「山のホテル」・ツツジ&シャクナゲフェアー

2009年05月18日 | 花シリーズ

先週の日曜日に、主人が突然「箱根の山のホテルのツツジが咲きだしたとテレビで中継していたから、都合のいい日に見に行こう」と言い出しました。

サラリーマン時代に懇意にしていた取引先の社長さんのお宅にお線香をあげに行ったら、仏壇に主人が写したその社長の写真が飾られていたそうです。
「亡くなる1年前に、山のホテルのツツジを見せに連れて行ったんだ。社長はあまりの美しさに驚いて、そして嬉しそうに笑ってね。その時僕が撮った写真がお葬式の時の遺影にも使われたんだけど。あの写真の笑顔を見たら、山のホテルのツツジの中で人の好かったH社長を偲びたくなった」と・・・

先に奥様を亡くされたその社長さんは、我が家の近くで、息子さん一家と暮らしていました。
造園士として脱サラした主人の顧客第一号で、83歳の昨年の春に奥様の元に召されたのです。


二人の都合の付いた5月14日の木曜日に、ドライブがてら箱根芦の湖畔にある「小田急・山のホテル」の庭園に行ってきました。

岩崎男爵の別荘地跡に建つ、お城のようなホテルは去年60周年を迎えたそうです。
45000坪の庭園には岩崎男爵が植えたツツジやシャクナゲがそのまま残っていて、毎年5月の中旬頃になると、ヒノデツツジやクルメツツジなど30種3000株のツツジと、その開花を追いかけるように咲きだす300株のシャクナゲが競って咲き出します。


箱根は我が家からも近いので、ここのツツジは何度も見に来ていますが・・・
私が主人と初めて来た時は、まだ元気だった両親も一緒だったような気がします。
色鮮やかなツツジの前で、70歳前後の若い父と母と一緒に笑っている40代の私の写真がありました

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マウスオン・クリックで三枚の画像をご覧下さい
この「ツツジ&シャクナゲフェアー」に来ると、必ずホテルの中のラウンジでコーヒーを戴きます。
ここから見るお庭と富士山の眺めが最高なのです

この日は残念ながら富士山は雲の中・・・
3年前に来た時はツツジが終わりに近かったのですが、真っ白な富士山が見えました。
興味のある方はこちらでご覧下さい。


前回はこのデッキでコーヒーを飲みながらツツジと富士山を楽しみましたが、先日の14日は風が冷たくて室内に入りました。
「ツツジ&シャクナゲフェアー」の時期の庭園入場は有料で800円。
ここからの風景は別途お茶やスイーツを戴かないと写真は撮れません。


ツツジの奥には「シャクナゲ」の咲く斜面があります。
まだ少し早いかなぁ~とも思いましたが、歩いて行ってみると結構咲いていましたね
寒暖の差が激しい今年の春は、花々も咲き時が狂いだしているようでした。

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あけぼの色に茜色、真っ赤な朱色や緋色もありますね。
nan_nonさんのソースをお借りして並べましたので、スライドショーでご覧下さい

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最近は白いシャクナゲが目につくようになりました。
マウスオンでご覧下さい


陽が照りだして青空が広がってきました。
その内「富士山」も姿を見せるかも・・・
「富士五湖のどこかにシバザクラで有名な所があるらしいから、行ってみよう!」
私はどなたかのブログで見た風景を思い出しました。

「河口湖あたりで聞けば分るだろう」と主人もその気になったようです。
何しろ私たちは「山のホテルの駐車場が混むに違いない!」と、家を朝の8時前に出てきたので、まだまだ十分に時間があったのです。


シャクナゲの小道の前に、「山野草」を売るコーナーがあり、そこで主人はオレンジ色のシャクナゲと八重のカラマツソウを買っていました。
私はその横の白い藤棚を見上げて、箱根の標高の高さを感じ入っていました。

以前来た時にはなかった「バラ園」が整備されていて、たくさんのバラが植えてある洋風庭園が出来ていました。
まだ蕾みですが、ツツジの後はバラが楽しめる「山のホテル」のようでした。

尚、この小田急山のホテル「ツツジ&シャクナゲフェアー」の最新の開花情報はこちらを参考になさってください。


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春の鎌倉・お勧めコース

2009年05月13日 | 鎌倉散策

横浜側の朝比奈停留所からおよそ1時間かけて「朝比奈の切り通し」を歩き、「十二所神社」を見てから、私は滑川に沿って金沢街道をひたすら歩き、「光触寺」「明王院」「杉本寺」と行きました。

「光触寺」

北条時宗が開祖で一遍上人を開基とし、1279年に創建されたお寺です。
山号を岩倉山と称し“頬焼阿弥陀”と呼ばれる運慶作の阿弥陀如来と脇侍からなる阿弥陀三尊立像を本尊としているそうです。

山門をくぐると苔むした古い石仏がズラリと並んだ参道が現れ、思わず参道の真ん中で立ちつくし手を合わせました。

そのまま参道を進んで行くと突き当たりに一遍上人像があります。
その横の地蔵堂にはお供え物の塩を嘗めると伝えられる塩嘗地蔵が並んでいました。


このお地蔵様、元は金沢街道にあったとか・・・
六浦の塩売りが初穂として塩を供えると、帰りにはなくなっていたのでこの名前が付いたそうです。

壇家さんでなければ入れないお庭も綺麗に手入れされていて、藤の花が辛うじて残っていました。
人の姿もほとんどない静かなお寺です。

「明王院」

嘉禎元年(1235)に創建された真言宗御室派の寺。発願者は四代将軍・藤原頼経。
建立地の十二所は政所から見て鬼門の方位であったため、鎌倉の安泰を願って、鬼門よけの五大明王を祭る寺として建てられたとか・・・
本尊は不動明王

こじんまりとした風情のあるお寺です。
お庭も綺麗に手入れがなされ、この時期には牡丹が咲いていましたが、残念ながら境内での撮影はいっさい禁止でした。
ここで満開の牡丹を見て「鶴岡八幡宮の牡丹園に行ってみよう!」と思った次第です。

街道沿いには古いお墓が見られ滑川は住宅街を流れていきます

去年の12月初めに、ご近所仲間と境内の「石窯ガーデンテラス」でお食事を楽しんだ「浄妙寺」方向を右手に見て・・・
今年の3月に高校時代の友人と訪ねた、竹林が綺麗だった「報国寺」方向を左に見て・・・
私は地図を片手に鯉の泳ぐ「滑川」沿いを歩いて「釈迦堂口切り通し」を目指しました。

交番で切り通しに行く道を聞いたらナント!「釈迦堂の切り通しは去年の大雨で土砂崩れとなり、今は通行禁止」とか
仕方なく諦めて、すぐそばにある「杉本寺」に寄ることにしました。

「杉本寺」

鎌倉に幕府が開かれる400年以上も前の天平6年(734)光明皇后の寄進により、行基が開いたと伝えられ、鎌倉で最も古い天台宗のお寺です。
源頼朝により建久2年(1191)再建されたとか・・・
金沢街道に面して長い石段の参道が続き、両脇に白い奉納幟がいくつも掲げられていました。

高いヒールのサンダルを履いた若い娘が「私、登れな~い」と騒いでいました。
鎌倉は歩きやすい靴で廻りましょうね。

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マウスオン・クリックで三枚の画像をご覧下さい
仁王門を過ぎると頂上に茅葺きの観音堂が見えてきて、賑やかな読経が聞こえてきました。
ご本尊は3体ある十一面観音立像。
開基の行基、恵心、慈覚の3人による作とされているそうです。

最後は「杉本寺」からバスに乗って鶴岡八幡宮に出ました。
春と秋にお勧めのコースですが、暑い日などは明王院から浄妙寺までのコンクリート歩きがきついかも知れません。
バスは10分おきに走っていますから、足の弱い人はバスに乗り降りしながら廻るのがいいかもしれませんね。

                            

もう一つのお勧めは、カイドウのお花が咲く「海蔵寺」を訪ねた時のコースです。


お花の綺麗な4月13日、鎌倉駅の西口から「寿福寺」「英勝寺」「海蔵寺」「化粧坂・源氏山公園」「銭洗い弁天」と廻りました。

「寿福寺」

臨済宗建長寺派の寺で鎌倉五山第三位。
源頼朝没後の正治2年(1200)、妻政子の発願で伽藍を建立し、明庵栄西(みんあんえいさい)が開山。
頼朝の父義朝の屋敷がここにかつてあり、頼朝は当初ここに幕府を構えようとしたそうです。

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中門までは入れますが、その先は立ち入り禁止・・・
マウスオンで、本堂をご覧下さい

「英勝寺」

鎌倉唯一の尼寺として知られる浄土宗のお寺です。
江戸を開いた太田道灌の子孫康資の娘で、徳川家康の側室となったお勝局(英勝 院長誉清春)が開基だそうです。
寛永13 年(1636)に造られ、創建時の面影を残す仏殿、祠堂、唐門、鐘楼がありました。


そして「竹林」も見事です
「報国寺」の竹林ほどの規模はありませんが、竹の子が顔を出し、シャガが咲き乱れていました。

この後「花の寺・海蔵寺」に行ってユックリ鑑賞し、「化粧坂」から「源氏山公園」と歩き、そして最後に「銭洗い弁天」に寄りました

「銭洗い弁天」

正式名は銭洗弁財天宇賀福神社。トンネルを入っていきます。


源頼朝に、巳年の1185年(文治 1)、巳の月、巳の日の夜、「この福水で神仏を供養すれば天下泰平に治まる」という夢のお告げがあり創建されたと伝られています。
その後、北条時頼が霊水で金銭を洗い"一家繁栄"を祈ったのが今日の銭洗信仰の始まりだそうです。

お線香とロウソクを買うと、ザルを渡されます。
私もざるを抱えて早速洞窟の中に入り、ひしゃくで霊水を汲んでお札を洗いました。

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マウスオンでご覧下さい
このお金は遣い方次第では何倍ものご利益があるらしい・・・

春は税金の支払いに追われ、今年は買って丸三年目の車の車検の年、その上二年前の日光での自損事故が響いて自動車の保険料がやたらと高い
「トラックの保険料だってかかるのに」とため息ついていたら、ナント!主人が駐車違反で捕まった
こうなったらこのお金で「宝くじ」を買うしかありませんね。

最後は御馴染みの「銭洗い弁天」に寄るこのコース、先に紹介した「朝比奈切り通し・金沢街道」コースと同じ3時間半かけて歩きました。歩行数は一万歩弱・・・

化粧坂は7~8分で登れますが、急坂が苦手な方は住宅街の道を行きましょう。
お花が綺麗な季節がお勧めです。
二つのコースとも、途中にステキなお食事処は揃っていますので、一日かけての鎌倉が楽しめるかと思います。

長々と引っ張ってきた「春の鎌倉散策」もひとまず終わります。
でも、アジサイやイワタバコが咲きだす季節ももうすぐですね。
気が向いたら今年も見に行こうと思っていますので、懲りずに叉お付き合いくださいませ。





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緑の鎌倉・「鶴岡八幡宮のボタン」と孫の兜

2009年05月10日 | 鎌倉散策
世の中はゴールデンウィークが終り、いつもの生活に戻ったようですが・・・
新型インフルエンザ騒ぎがあり落ち着きませんね。
海外に行かなくても、いつ自分がニュースの主人公にされてもおかしくない状況の中、私も地域の人々が集まる公の施設での仕事が始まりました。
7,8,9の三日間は、久しぶりに頭も体もフル回転
家に戻ったらバタンキュウで、ブログ仲間の皆様にもプチご無沙汰ですみません。

我が家の連休は、主人が混雑する中の外出を嫌うので、端午の節句のお祝いに孫達に会いに出かけただけの・・・
主人は家庭菜園、私は冬物の整理に追われた日々でした。


菜々ちゃんの「初節句&一歳の誕生日祝い」に両家のジ~ジとバ~バが集まってニヶ月が過ぎました。
今度はお兄ちゃんの「端午の節句&5歳の誕生日祝い」と、そして2人の孫の「子供の日」のお祝いです。
バ~バのヘソクリもどんどん減っていきますが、元気に育ってくれるのが一番嬉しいですね。

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ハー君はもうすっかり手のかからない頼もしいお兄ちゃんです。
両方のジ~ジからの誕生日プレゼントが偶然にもブロック・・・
特に横須賀ジ~ジからは両手でやっと持てる大きさの「宇宙ステーション」のレゴ
いつか皆で北欧の「レゴランド」に行きたいね~

マウスオンで菜々ちゃんもご覧下さい
両方のバ~バからワンちゃんの玩具のプレゼントをもらって少々興奮気味です。

今年の秋はお兄ちゃんの七五三です。
オトータンと同じ鎌倉の「鶴岡八幡宮」にお参りに行きましょうね。
源頼朝さんはあまり好きではありませんが、強い武将にあやかってハー君の健やかな成長を願いたいと思います。

その鶴岡八幡宮に、私は「朝比奈切り通し」歩きの最後に寄りました。
「牡丹園」の春ボタン鑑賞が目的です。


「源氏池」の横に広がる牡丹園に、入園料(500円)を払って入りました。
春ボタンは和紙の傘の下
直射日光には弱い、深窓のご令嬢のようなお花なんでしょうか・・・


「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花♪」と、昔から綺麗な女性のたとえに謳われていますが・・・
典型的な牡丹色の大輪のお花は、世の男性を悩殺しそうな艶やかさ
バ~バは菜々ちゃんには百合の花のような清楚な娘さんになって欲しいなぁ~

艶やかな牡丹のお花をon_nonさんのソースをお借りして纏めましたのでご覧下さい

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牡丹色を中心に様々な色があることに驚きました。
そしてこれらのお花の甘い蜜に群がって、たくさんの蜂の姿が見られました。

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マウスオンでご覧下さい
お花は山野草を撮る事が多い私、正直、華やか過ぎる牡丹の撮影は戸惑いました
ムズカシイですね。


この牡丹園には桜の木も多く、今の季節は新緑の葉桜が綺麗でした
源氏池に向かってベンチが置かれ、休憩処もあります。


池の中ではハナショウブが何輪か見られて、渡る風に初夏の空気が感じられました。
「ハスの花」が源氏池一面に咲きだす季節ももうすぐですね。

この「牡丹園」も今日10日の日曜日で終了です。
私が見たのは丁度10日前の5月1日・・・
UPが遅れて情報としてお役に立てなかった事をお詫びいたします


そして今日は「母の日」
これからカーネーションを持って、施設にいる母の所に行く予定です。
母は70歳を前に、今考えると「うつ病」だったのか?
家に引きこもるようになり、5年間自称「白血病」になっていました。
その結果、すっかり足が弱って車椅子

そんな母を反面教師に、私は意識してせっせと歩いて筋肉を鍛えています。
私の望みは「死ぬまで元気に歩く事」




そして私宛に今日、お嫁ちゃんから優しい色合いのTシャツが送られて来ました。
仕事やハイキングに、Tシャツは何枚あっても重宝します。
どうもありがとう














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緑の鎌倉・「朝比奈切り通し」その2

2009年05月07日 | 鎌倉散策
「鎌倉七口」と言って、鎌倉には七つの切り通しがありますが・・・
この六浦と鎌倉を結ぶ道は、初代侍所別当和田義盛の3男、朝比奈三郎義秀が太刀で一夜のうちに切り開いたという伝説からこの名が付けられたそうです。


1240(仁冶元)年11月、幕府で造道が決定され、翌1241(仁冶2)年4月、工事が着手されました。
時の執権北条泰時みずから赴き、造道に熱心であったそうです。

道筋には今でもやぐらに彫られた仏像や石仏を見ることが出来ます。

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マウスオンでアップのお姿もご覧下さい

幕府は「切り通し」を敵の侵入を防ぐ防衛拠点とも考え、兵士が隠れる穴の造営はモチロンの事、道を曲がりくねらせたり少し急にしたりして、人や牛馬が通りずらくなるように造りました。
しかし一大物流ルートであった「朝比奈切り通し」はそうするわけにはいきません。
そこで金沢八景~鎌倉の道筋には幕府に縁の深い人物の領地としたそうです。

ここでは今でも、往時を偲ぶ遺跡がたくさん残っていました。


茂みの中に長いお髭が特徴の「ウラシマソウ」が見られました。
マムシ草にソックリですね。

そのすぐそばで三脚を立てて、太いレンズを構えているおじさんが二人
「ルリビタキがいるよ」と教えてくれましたが、私の目では追えません

どこからか水が沸いていてそれがスジになり
まとまった流れになって滝と交わります

この鎌倉古道では川の誕生と成長過程が見られます。
道の真ん中で湧き出していた清水はやがて一筋の川となり、小さな滝つぼへと流れ込んでいきました。

このコースはぬかるんだ道を下るので、滑らない靴、水に強い靴が必要です。
私はトレッキングシューズを履いて歩きました。


この滝のそばに、鎌倉五名水の一つの「梶原太刀洗水」(かじわらたちあらいみず)があるらしいのですが・・・?

私は滝の横の石に座って休憩し、オムスビを食べました。
冷たいお茶が美味しいこと
この5月1日は初夏のような暑さの日でした。


この「朝比奈の切り通し」は鎌倉七口の中でも規模が大きく、その古き原型が保たれている鎌倉古道です。

私はふと「鎌倉七口」を全部歩いてみたくなりました。
その内の一つの「化粧坂」は前回歩いていますが、わずか7~8分の道のりでした。


1時間ほど歩いた鎌倉古道「朝比奈切り通し」(いにしえ風に書けば朝夷奈なんですね~)はここで終了です。
水の流れは更に・・・

太刀洗地区を流れて滑川へと成長し

鎌倉市内をゆっくりと下って行くのです。


県道と交わった所が「十二所神社停留所」
鎌倉駅から金沢八景行きか太刀洗行きのバスに乗って、鎌倉側から「朝比奈切り通し」を歩く場合はここで降りるといいですね。

私は県道を渡った先にある「十二所神社」まで行って見ました。


素朴な「村の鎮守様」といった風情の木造社殿が、杉林に囲まれて佇んでいました。
創建は弘安元年(1278)。
かつては熊野十二所権現社と呼ばれ、光触寺の境内に鎮守社として祀られていたそうです。


石の祠がその古さを物語っているようでしたが・・・
とにかく案内板も何一つ見当たりませんでした。

私は更に川に沿って歩き、「十二所神社」が昔あったという「光触寺」から「明王院」「浄妙寺」「杉本寺」と進み、最後は鶴岡八幡宮の「牡丹園」で盛りのボタンを見てきました。

お寺見物だけでは飽き足らないという方は、真夏前の緑の綺麗な季節に、是非「朝比奈切り通し」を絡めて歩いてみませんか?
私は今回、3時間半、およそ13.000歩の歩きとなりました。


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緑の鎌倉・「朝比奈切り通し」その1

2009年05月04日 | 鎌倉散策

ゴールデンウィークもそろそろ終盤ですね。
関東地方はずっと好天気に恵まれましたが、明日からどうやら崩れるらしい・・・

5月5日は「端午の節句」「子供の日」
初孫のハー君の誕生祝も兼ねてのご招待があったので、山のようなプレゼントを抱えて行ってきます。

この連休、弟一家が義妹の実家のある弘前に帰省中なので、私は施設にお世話になっている両親の、万が一の時の対応を考えて遠出は控えました。

こちらの画像は、先日私が一人で歩いた横浜から鎌倉に通じる「朝比奈の切り通し」・・・
緑豊かな深山幽谷の趣の感じられる「鎌倉古道」です。


京浜急行の「金沢八景」駅から鎌倉叉は大船行きのバスに乗って10分(私は逆の大船から乗りました。渋滞もあり30分かかりましたが)、朝比奈の停留所で降ります。
案内板に従って歩いて行くと、早速このような石仏が出迎えてくれました。
その昔、道中の安全を祈願して建てられたのでしょうか?


横浜市の南部にある我が家から車で鎌倉に行く道はイロイロありますが、一番近いのが六浦県道を走り、朝比奈から坂を上って鎌倉霊園の前を通り、浄妙寺や報国寺に通じる道を進み鶴岡八幡宮前に出る道です
渋滞がなければ30分もかからない距離ですが、この「朝比奈の切り通し」はまさにその道と平行している昔の道なのです。

高速道路の下を潜り抜けて山道に入ります。至る所に「落石注意」の看板が見られました


鎌倉の町は三方を山に、正面を海に囲まれた天然の要塞のような地形で、それだからこそ武家政権である鎌倉幕府がこの地に定められました。
しかし物や人が出入りするという点ではこのような地形はとても不便・・・
そこで鎌倉幕府が山を切り開いて作ったのが「切り通し」です。

中でもこの「朝比奈の切り通し」は、当時重要な港であった六浦と鎌倉を結ぶ一大物流ルート。
そのために比較的道幅が広く作られたそうです。
この道を、いにしえの人々が往来し人馬が行きかっていたかと思うと考え深いものがありました。


15分くらい歩くと道は二つに分かれていて、左に進むと「熊野神社」です。

今回アウトドァー派の友人達を誘ったのですが、皆さんお忙しいらしくて、結局私一人での鎌倉歩きとなりましたが・・・
鎌倉は我が家近くのテリトリー、他にも歩いている方々がいましたので「怖い!」と感じる事はありませんでした。


「熊野神社」は鎌倉時代から信仰を集めていた神社のようです。
7~8分歩くと、緑の中に古い鳥居が見えてきました。
マウスオン・クリックで、鳥居、本殿、奥の宮の三枚の画像をご覧下さい♪

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建物は建て替えられて新しいようですが、鳥居や石灯籠に古さを感じます。
木々の間にピンクの石楠花やツツジが咲いていて、足元の茂みの中には紫のタツナミソウが見られました


中高年のご夫婦がやって来たので「ここにタツナミソウが咲いていますよ」と教えてあげました。
なにやら私と同じ区内にお住まいの方らしい・・・

この時期の人出の多い喧騒の鎌倉とは思えない静けさです。
もっともここはまだ横浜市のようですが・・・

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杉の林の中を歩いていると、紫色の花びらがたくさん落ちています。
見上げてみると、高い所に「ヤマフジの花」が・・・
マウスオンでご覧下さい


分かれ道に戻って、今度は「かまくら道」と書かれた方に進みます。


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新緑の奥多摩・「御岳渓谷」

2009年05月02日 | ドライブ

大都市東京を流れ、最後は神奈川との県境の東京湾に注ぎ込む「多摩川」も、奥多摩ではこのような青色が眩しい清流なんですね
この御岳渓谷では「カヌー」などの川遊びを楽しむ若者の姿がたくさん見られました。

そういえば、40代の頃「日本の川を旅する」という本を読んで、原作者のカヌーイスト野田知佑さんに憧れたことがありますが、今でもまだカヌーでの活動をしていらっしゃるのでしょうか?



「玉堂美術館」を後にした私たち、時計を見るとAM11時半でした。
何しろ朝の7時に家を出てきたのですから・・・
そろそろお腹が空いてきたので、すぐ隣にある「いもうとや」と書かれたちょっと和風のお洒落な造りのお店に入りました。

このお店は、地酒「澤乃井」の小澤酒造直営の料亭「ままごとや」さんの姉妹店らしい・・・
だから「いもうとや」
河合玉堂の複製画や、玉堂夫人の川合とみさんの千代紙コレクションなどを、四季にあわせて展示しています。

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マウスオンでご覧下さい 
大きな窓から新緑の御岳渓谷を眺めながらのランチはスパイスが効いて、これだけでとても贅沢な感じがします

私たちは「いもうとや弁当」と岩清水のコーヒーセットをいただきました。
竹の子ご飯と生湯葉のお刺身、お豆腐田楽などが楽しめました。
ハイキングでは毎度「オムスビ」専門の私ですが、たまにはこんな優雅なひと時も良いものです



「お墓参りのついで」とは言いながら、やはりこの新緑を見ると歩いてみたくなります。
食後、目の前の吊り橋「御岳小橋」を渡りました。



吊り橋の上から上流方面を望んだ風景・・・
「御岳橋」の右手に「御岳駅」があります。


こちらは反対側の下流方面・・・
JR青梅線の「軍畑駅」から、途中「寒山寺」や「櫛かんざし美術館」に寄りながら「御岳美術館」までの川沿いを歩く遊歩道があります。

山は苦手の方でも、新緑が美しいこの季節、心地よい清流のせせらぎの音を聞きながら歩く遊歩道はお勧めです。
詳しい案内はこちらをご覧下さい

河原の茂みの中には春の野の花が見られました。
non_nonさんのソースをお借りして纏めましたのでご覧下さい

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カキドオシ
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相変わらずお花の名前に自信がなく?マークが多くて申し訳ございません
詳しいブログ仲間の皆様!頼りにしておりますのでよろしくお願い致します。

※山小屋さん、教えていただきありがとうございました。



対岸の「御岳渓谷遊歩道」から、「玉堂美術館」方面を見た風景です。
山の上の方が萌黄色に輝いているのが見えていて・・・
「もしかしてあそこが御岳山?」、急に行ってみたくなりました。

主人を促して、ケーブルカーの駅まで行ったのですが、「俺は駐車場で寝ているから、お前一人で上まで行けば」とつれない返事。全くね~

急なドライブで郊外に出かける時の服装も、私はいつもハイキングスタイルで、夫は替え上着を羽織ったゴルフスタイル・・・
「俺は仕事で一日7000歩は動いているから、特に遊びで歩こうとも思わない」というのが口癖です。
「冬から春までは造園の仕事もさして無く、最近はあまり動いていないじゃないの~」と、喉まで出かかった言葉をグッとガマンして、諦めて家路に着きました。

さて・・・
今日からいよいよ5連休のゴールデンウィークが始まり、多くの方々が行楽にお出かけかと思います。
主人は研修と称して、一昨日から造園仲間と伊豆旅行に行っていますが、今夜帰ってきます。

主人不在の気楽な3日間「お天気が良いから、軽くハイキングをしよう!」と、アウトドァー派の友人達にメールを出しましたが、皆都合が悪く
結局私は一人で鎌倉の切り通しを歩いてきました。

一人も叉気楽で良いものです。青空の下、鎌倉時代の往時を偲び、心行くまで歩いてきましたよ


コメント (16)
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