19日には冷たい雨が降り、初冬の寒さがやってきました。
例年、この晩秋の頃は我家の二階のベランダから、夕景の美しい富士山が見られるのですが
何だか今年は少ないように思います。
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朝から風雨が激しく、神奈川県では珍しく「竜巻注意報」が出た11月14日(土)
午後には雨が上がり、夕方になって晴れてきました。
部屋の中に紅色の光線が差し込み、思わず西側の空を見上げてみると
真赤に染まった夕焼けが見えました

富士山の向こう側は晴れて、黄昏色に暮れ出した空が広がり、
そしてこちら側の雲に夕陽の光が照らされて、それは見事な夕焼けでした


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こちらは去年の12月に写した初冬の夕暮れの富士山です。
澄んだ空が透明の茜色に染まり、富士山のシルエットが印象的です。
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こちらは去年の2月、オーストラリアのパースに長期滞在時、
パース近郊のコッテスローの浜辺で撮った「インド洋に沈む夕陽」です。
水平線にストンと落ちた燃える夕陽が鮮やかでした。
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そしてこちらは今年の2月に旅した「バリ島」のインド洋の夕焼けです。
「夕陽」と「夕焼け」の違いが良く分りますね。
「タナロット寺院」
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インド洋に面したバリ島には、夕陽で有名な「バリ・ヒンドゥー教寺院」があります。
インド洋の荒波が打ち寄せる海岸に迫り出した、小島のような岩山に建つ「タナロット寺院」です。
16世紀、、ジャワ島の高僧ニラルタが「神々が君臨するのに相応しい場所」として
村人達に海の守護神を祭る寺院建立を勧めたと伝えられています・
今でもこの岩島には神の化身である黒い蛇が棲みつき、
海からやって来る魔物を追い払っているとか・・・
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落日の時間になると、参拝者はモチロン、大勢の観光客が対岸の高台から
タナロット寺院のはるか向こうに沈む夕陽を見ようと集まります。
近年、このインド洋の荒波で寺院の台座部分が侵食されたそうですが、
日本やドイツのODAの援助で岩礁が補強されたとか・・・
ガイドさんに感謝されました。
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寺の麓の岩場で、正装したバリ人に聖水をかけてもらう事はできるようですが
原則的に異教徒はここには上れないそうです。
打ち寄せる波の音・・・
茜色に染まる空・・・
黒く浮かぶ「タナロット寺院」・・・
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この日はちょっと太陽の光が弱くて、私たちは半分夕陽を諦め・・・
ディナーの場所のホテルまで、インド洋を見下ろす道を東に歩いて行きました。
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ゴルフ場の中にある「ル・メリディアン・ニルワナ・リゾート」のホテルの庭から見た風景です。
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突然空が輝きだしました


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居合わせた人々も、自然が繰り出す壮大なドラマを見ていました。
静寂の中で、神の降臨を望む気持ちが湧き上がってくるようでした。
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ホテルのレストランの窓からも、夕焼けの輝きが見えていました。
旅の4日目のこの日は、午後三時まで各自自由にホテルライフを楽しみ
それからガイドさんの案内で、バリ島で二番目に大きな寺院
17世紀に王家の寺院として栄えた「タマン・ユン寺院」を見学し
それから夕陽で有名な「タナロット寺院」にやってきました。
前日、ジャワ島の世界遺産の「ボロブドゥール仏教遺跡」と「ブランバナン寺院群」を
一緒に見学した2組のお仲間と、このレストランで一緒になりました。
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お肉とお魚のコース料理も美味しかったし

歌のサービスもあり、楽しいディナーのひと時を過ごす事ができました。
主人はチップを弾み、好きな曲を何度かリクエストしました♪
昔懐かしい、アイジョージの歌が多かったかしら・・・
「夕焼け空」から思い出した「バリ島紀行」を、今頃になって綴っています。
読んでくださった方々、ありがとうございました。
まだまだ紹介しきれない画像も残っていて中途半端です。
これからも記録保存のために時々UPする所存ですので、懲りずにお付き合いくださいね

前回は、決断力も実行力も失せて、オタオタしている私自身の心境を吐露しましたが・・・
実は昨日、歯医者さんで突然奥歯を抜かれました

歯根が割れてグシャグシャになっていたそうです
子供の頃から歯は丈夫で、歯医者さんとはあまり縁が無く、
自信を持っていただけにこの抜歯はショックでした。
今日は朝から痛くて、左頬がお多福さんのように腫れています。
思考力もなく、またまた「歳」を感じて凹んでいる私・・・
トホホホホ~