花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

「境川ウォーキング」その2・潮風を感じながら・・・

2013年09月26日 | ハイキング・散策
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるとおり
先週は30度を超える夏日もありましたが
今週に入ると上着が欲しくなるような涼しさが続いています。

23日のお彼岸の日は孫娘の幼稚園の運動会でしたが、秋風が吹く曇空で助かりました。

9月20日の「境川ウォーキング」は晴天に恵まれた暑い日でしたが、
藤沢郊外の黄金色の田んぼが広がる風景は、もうすっかり秋の気配が感じられました。

そんな中、秋の七草のお花も見られて・・・


ススキ以外にもクズの花があちこちで咲いていました。

秋の七草は「おすきなふくは」と覚えればいいらしい・・・
ミナエシ・スキ・キョウ・デシコ・ジバカマ・ズ・ギですね

つる性の繁殖力が強い「アレチウリ」秋の七草の「ハギ」も咲いていました




江ノ島まであと10kmです。

表示板の右奥に見える高い建物は、以前あった大船ドリームランドのホテルです。
私が住む住宅地からも西の方向に良く見え、
何度かあの最上階の回転式のレストランでお食事をした思い出があります

今では横浜薬科大学の図書館になっていると聞きました。


立派な道祖神が立っていました。住宅地に入ってきたようです。

この近くに藤沢駅行きのバス停があり、女性数名がバスと電車で江ノ島に向かうそうです。
80代の女性がここまで歩いてきただけでも驚きで、大いに刺激を受けました。

60代はまだまだ若いと、思うことにいたします。


境川も田園風景から街中の風景へと変化していきます。


サイクリングロードから離れて「遊行寺」の前に出ました。

一遍上人を宗祖とする時宗の総本山で正式には「藤澤山無量光院・清浄光寺」

時宗の法王が遊行上人と言われていたことから「遊行寺」と呼ばれているそうで
藤沢はこのお寺の門前町として栄え、やがては東海道の宿場町としても発展し
寺の山号の藤澤山がそのまま街の名になったそうです
(遊行寺のホームページより)

このお寺の横には国道一号線が通り、しょっちゅう車で走る所ですが
国宝や重要文化財も多く、機会があったらゆっくり見学したい遊行寺です。


こちらはすぐ近くの「藤沢橋」、車の渋滞情報ではよく聞く名前です。
母が2年近くも入院していた病院がこの先にあり、週に何度も通いましたね

ここでちょっと迷い、今度は境川の左岸の道に入りました。


すぐに見えてきたのが船玉神社
かつては、江の島からこの付近まで船が出入りし、
鎌倉時代には三代将軍源実朝の渡宋のための船を建造する用材を伐り出した所と伝えられています。

ところが船は完成したものの、進水に失敗し砂浜で朽ち果てたそうで
乗船成就海上守護のために勧請されたのが「船玉神社」と伝わっています。

この先で橋を渡り境川の右岸をまっすぐ進むと、
東海道線の線路に阻まれて行き止まりとなりました。

この辺りで私も腰や膝が重くなりだし、藤沢駅から電車で江ノ島に行く事も考えましたよ


いったん藤沢駅近くの国道467号線に出て、再び境川の岸辺の散策道路に入りました。
電車に乗る人は誰も居ませんでした。

この道を4km、およそ1時間で最後のゴール「江ノ島」です。
頑張る気になりました


だんだん潮の香りがしてきました。

ボートの係留は禁止されているようですが・・・
マリーナなどの係留代が高いので、オーストラリアのパースでは、
自宅の庭に船を置いている家が多かったのを思い出しました。

使う時は台車に積んで、乗用車の後ろに繋げて運んでいましたね。
狭い日本の家の庭では到底無理ですが・・・


こんな人も居ました


いよいよ残すところあと1km
親指の先が痛くなってきました

山は少しかがんで、できるだけ持ち上げた方の足の膝を曲げ小幅でゆっくり歩きますが、
平らな道歩きは違っていて難しい・・・
今回は背筋を伸ばし、足の親指に力を入れて歩いていたような感じです


あの橋の向こう側が江ノ島です。
途中からバスと電車に乗った方たちとも合流しました


竜宮城のような造りの小田急「江ノ島駅」の前に出ました。
見えていた弁天橋を渡ります。


弁天橋から眺めた風景がこちら


河口の江ノ島が目の前です。


16時近く、国道134号線の「片瀬橋」の下を流れる境川は、江ノ島大橋脇の
遊覧船乗り場の先で、相模湾へと注いでいきました。

私たちもここでフィニッシュです
皆で集合写真を撮りました

その後は居酒屋組みとお寿司屋組みに分かれて散会です。
すっかり喉が渇きました。
男性9名と女性3名で藤沢駅近くのお店で飲んだがとにかく美味しかったです。

この週は父の病院通いに付き添う日が続き、気持ち的に鬱積していました。
これだけ汗をかき、3万歩近くも歩いて目的地にゴールしたのですから
山と同じ様に達成感もあって気持ちもスッキリ

翌日は立山を縦走した時より疲れが出ましたが、頑張ってお墓参りに行きましたよ。


※境川の源流や上流の様子は山小屋さんがご紹介しています。
ご興味のある方はこちらこちらこちらでご覧ください。


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「境川ウォーキング」その1・秋を感じて・・・

2013年09月22日 | ハイキング・散策
9月19日・中秋の名月

18時20分、雲ひとつ無い東の空に昇った見事な十五夜お月様を
我が家の北側のデッキに立ち撮りました

そもそも「中秋の名月」は9月にある満月の日だと思いがちですが、
そうではなく 旧暦の秋の期間である7月・8月・9月 のちょうど中間の日、
秋のど真ん中(旧暦の8月15日)が「中秋」。

その当日に満月が見られるのは、今年を逃すと2021年までおあずけになるのだそうです。

主人はその事を知らなくて
「ラジオで’今日は中秋の名月でしかも満月です”と変な事を言っていたぞ」と
自分が変な事を述べていましたよ


こちらは寝る前の23時過ぎに2階の南側のベランダから写した中秋の名月です。
出始めのお月様とは色が違いますね。

中秋の名月にお供えするものは、米を粉にして丸めて作った月見団子と、
稲穂に似たススキなどを備えてお月様に 収穫を感謝するのだそうです。

連日、父の病院通いに付き添った私は時間が無くて何もしませんでしたが・・・


               

9月20日・「境川」ウォークに参加
ブログ仲間の山小屋さんからお誘いを受け、境川岸を18km近く歩いてきました。

町田市の最高峰・草戸山(365 m)北東面に源を発し、東京都と神奈川県の境界に沿って
南東に流れる境川は神奈川県大和市付近から南へ流れを変え、
藤沢市の江ノ島付近で相模湾に注ぐ、全長52kmの二級河川です(ウィキペディアより)

山小屋さんたちのグループはこの境川の源流から江ノ島までを4回に分けて踏破・・・
今回は最後のフィニッシュを迎えるのです。

我が家からそう遠くない「境川」、私は最後の回だけの参加となりました.

集合は小田急「江ノ島線」高座渋谷駅に9時20分


今回は大和市と横浜市泉区に架かる「緑橋」からスタートです。
9時50分、橋の上から上流を写しました。


そしてこちらが江ノ島方面の下流です。

晴天の中、右岸のサイクリングロードをひたすら江ノ島に向かって歩きます。


500mごとに立っている標識


駅近くの団地群を抜けると、のどかな風景が広がり始めます。
参加者は19人、80代の方もいらっしゃって、若い60代が根を上げるわけにはいきません

フェンスに絡んだ色鮮やかなマルバルコウソウ草むらの中にはママコノシリヌグイ


今回は、歩く植物図鑑のような山小屋さんがご一緒なので、お花の名前は何でも教えてもらえます


周りは実りの秋を迎えていました。そろそろ稲刈りのシーズンですね、

彼岸花もあちこちに・・・紅白揃って咲いていました


この近くを流れる「小出川」の彼岸花も見頃の時期ですね。


こちらは「渡戸橋」
境川に架かる橋の中では周りの建物と相まって、一番風情が感じられる場所のようです。


変形のツリ橋が見えてきました

先日の台風で曲がったのではありません橋脇の今田休憩所で昼食タイムです
※画像はネットよりお借りしました。


歩き出して2時間が過ぎていました。
この今田休憩所は今回歩いた中で唯一ベンチとトイレが整っている場所です。


この「境川サイクリングロード」は大和市の国道246号から、江ノ島入り口までの
24.5km・2時間半が整備されています。詳しい情報はこちらです。

歩行者優先ですが、スピードを出している自転車が多いので要注意
今回は団体で歩きましたので、自転車の方が止まってくれましたが・・・


又この今田休憩所付近には、鷺の姿が見られました。


魚をハンティングする姿を撮りたかったのですが、まだまだ道のりは長いので
先を急ぎます。


ススキがたなびき、澄んだ空も秋の風情ですが、この日は30度を越えた暑さ・・・
陽射しを正面に受けながらひたすら歩きます

風があったので、日陰に入るととても涼しくて救われましたが・・・

9月8日は「黒斑山」、9月15日はフジアザミ咲く「三国山」に行こうと
山仲間3人で計画を立てましたが、いずれも天候不良で中止
(昨年と同じ流れですこちらをどうぞ

山小屋さんのお誘いは渡りに舟でしたが・・・
立山登山以来歩いていない私、体がなまっていて、運動不足を痛感しました。

※今日は我が家から「ダイヤモンド富士」が望めるはずでしたが
残念ながら夕方から雲って見えませんでした。

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夏の立山縦走・その4と台風18号

2013年09月16日 | 山シリーズ
台風18号は16日朝8時前に、愛知県の豊橋付近に上陸し
午前11時頃には、山梨県の北杜市辺りを北上中とか・・・
思ったより北寄りに進んできましたね。

こちら横浜は未明からの激しい風雨が更に強まって、凄まじい豪雨となりましたが
お昼近くになって少し収まってきたでしょうか

三連休の最後の日、交通機関が乱れて帰れなくなった方も多数いることでしょう。

そして今日は「敬老の日」です。
各地で「敬老会」の催しが計画されていたでしょうに・・・

父のホームには前日行ってきました。
2人でコーヒーを飲み、父の肩を揉みほぐし
そしてスタッフさんと一緒に、皆で棒体操をしましたよ。

京都・滋賀・福井県地方には初の大雨特別警報が発令されたとか
渡月橋のあるの桂川が1部氾濫し、20万人に避難指示が出されたと聞きました。

「桂離宮は大丈夫かと主人は心配しています。
以前、研修でお庭を見て感激したそうです。

台風は午後から東北地方に向かうそうですが、どうぞ大きな被害が出ませんようにと
祈るばかりです。


8月7日・剣御前でご来光を仰ぐ
前夜ガイドさんから「小屋の前の山を15分登ると、ご来光が綺麗に見えます」
「見たい人は早朝の4時半に小屋前に集合」と聞かされました。


板橋さんが案内してくれた岩場に上ると、左手に岩の殿堂剱岳
そして正面に後立山連峰が連なっていました。

4時50分、鹿島槍ヶ岳と五竜岳の間が茜色に染まり始めます。


剱岳はまだ黒いシルエットで、眠りから覚めていないようです。

夜中は星がとても綺麗だったそうです
Yさんが11時頃トイレに行ったついでに外に出てみたら、満天の星が輝いていたそうな・・・
「naoさんを起こそうと思ったけど、あまりにも気持ち良さそうに寝ていたのでやめたの」と
そんな話をしながら日の出を待ちました。

私は山小屋で眠れないと翌日の行動に差しさわるので、安定剤を飲んで寝ます
火事になっても起きられないかもしれませんね


5時丁度、雲の向こうが更に明るくなりました。
二重三重に重なって光が輝きます


流石にこの時は一眼レフカメラを持ってこなかったことを後悔しましたよ。

「皆さん、朝日に向かってバンザイしている所を写させてください」と
岳人の記者さんが声をかけます。

皆笑顔でごく自然にバンザ~~イと手を挙げました
来年6月に発売される山の雑誌「岳人・2014年夏号」を是非買いましょう・・・


左には剣が、そして右には前日歩いた峰々がモルゲンロードに染まっていました。
下には剣御前小屋も見えていますね。


朝日が昇ってから、各自自由に小屋に下ります。
龍王岳の向こうに「薬師岳」と、更に奥に「黒部五郎岳」も見えていました。


そして、一ノ越の向こうに目を凝らすと「槍・穂高」まで見えました。

剣御前小屋周辺は、名だたる山々が見渡せる360度の展望が素晴らしい


小屋に戻って朝食を戴き、身支度をして6時20分に集合
全員でストレッチをしてから出発です。

このまま左手に進めば「剱岳」です。でも、もう私はとても無理
骨折した方の利き手が握力不足で、カニノタテバイ・カニノヨコバイを行くのは
自殺行為に等しい・・・

「雷鳥沢」に下り、室堂バスターミナルへ

雷鳥沢までのマップタイムは1時間10分、正面に「大日三山」を見ながら下ります。
今年はどこも「コバイケイソウ」の当り年、とても見事です。

10年位前に雷鳥沢から大日三山に登りましたから、歩いた道は繋がりましたね


テントが並ぶ雷鳥沢までド~~ンと下って、荷物を預けてある「雷鳥荘」に登り返します
そしてフィニッシュは、更に高い所にある室堂ターミナル

「立山にはオレンジ色の不思議なチングルマが見られます。探してみましょう」と
ガイドの板橋さんが言いました。
白いチングルマはたくさん咲いていますが、オレンジ色となると見つかりません
代わりにピンクがかったセリ科の白いお花を板橋さんが見つけて
「これもそうだけど、地獄谷の硫黄が原因と考えられています」と、説明を受けました。


1時間半かけて8時にようやく雷鳥沢のテント場に到着、休憩タイムです。
周囲に黄色い「ミヤマキンポウゲ」が咲いていたのが印象的

久しぶりの快晴に、キャンパーの皆さんは寝袋を干していました。


下ってきた登山道が見えていました。

雷鳥沢のテント場から「雷鳥荘」までの登りは、急な石の階段
ここの登りが今回一番辛かったです。足が重いというよりもお尻が上がらない

膝の上の大腿四頭筋(太もも)はまだ充分に太いけど、後ろ側の筋肉(大腿二頭筋)が
弱ったと痛感しました

「雷鳥荘」で預けた荷物を受け取り、重くなったザックを担いで
今度はトロリーバスの発着地、室堂ターミナルを目指します。

前日雄山の登りで体調を悪くし、雷鳥荘に戻ったご夫妻も元気に合流しました。


ガックリきた私が慰められたのが、室堂周辺に咲く高山植物です
白い「タテヤマリンドウ」がなんとも可憐ですね

エーデルワイスによく似たミネウスユキソウ優しい色合いのタカネヒゴタイ


他にもミヤマキオン等の黄色いお花、そして圧倒的に多いのが可愛いチングルマでした。


室堂ターミナルから扇沢へ
9時半にターミナルに到着しました。板橋さんとはここでお別れです。


声ヨシ、語りヨシ、姿ヨシの本当に素敵なガイドさんでした
彼は翌日新宿で「剱岳の講習会」の講師だそうです。

私たちは10時過ぎのトロリーバスに乗りました。

「大観峰」から望む黒部湖

この日はお天気に恵まれ、大観峰駅構内のテラス2Fから、黒部湖や後立山連峰の大パノラマを
楽しむことができました。

同じ旅行社の「剱岳登山」のおじ様10人と若い女性の添乗員さんのグループと
一緒になりました。

この二日間お天気が悪くて、剣を仰ぎ見ただけで登れなかったそうです。
帰る日に晴れるなんて残念ですね

黒部平駅展望台・「立山縦走コース」を反対側から見る

ロープウェーからケーブルカーへの乗換駅「黒部平駅」には後立山連峰と立山連山が
目の前に望める展望台があります。

そこから前日に縦走した山々が見えました。
室堂側から眺める景色とは違っていますね。

○印はロープウェーに乗り換えた大観峰駅
あのトンネルは雄山の中腹を貫通しているそうです。
私たちは扇沢まで下り、近くの大町温泉で入浴&昼食
3度目の正直で実現できた「立山縦走」、大満足でした。

        

関東地方、お昼過ぎには風雨も弱まり、台風は去って行ったようです
各地にどれだの被害をもたらしたのでしょう

3時頃から富士山が顔を出し、我が家からクッキリとシルエットの富士山が見えています。
明日は台風一過の晴天ですね。

被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。





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夏の立山縦走・その3と「東京オリンピック」決定

2013年09月12日 | 山シリーズ
2020年の夏季オリンピック・パラリンピックの東京開催が決まりましたね。
私の世代は、前回の東京オリンピックの記憶はある程度鮮明に残っています。
子や孫たちにもあの感動を味あわせたいと思う反面

縦割り行政やマンパワー不足で、東北の復興も大幅に遅れている現状に
「オリンピックどころではないはず」という思いと

首都直下型地震や東海・東南海地震の不安が叫ばれる中での「オリンピック招致」は
リスクが大きすぎるのでは、という思いがありましたが・・・

こうして東京開催が決まった今、喜びに湧くニュースを見ていると
「やっぱり決まると嬉しいねと、夫婦で話しています。

これで日本も活気が出て、若者たちが元気になれれば良いですね。
私たち夫婦も7年後まで元気でいなくては・・・

福島原発の汚染水問題も決して「完全にブロックされている」とは思えませんが
安部さんは全面解決を世界中に公約したのですから
「震災復興オリンピック」と言われる大会を是非見届けねばと思いました。

立山・雄山から先の稜線
雄山までは小学生の団体やファミリーも大勢登ってきますが、
そこから先の大汝山~富士の折立の下りまでは岩だらけのヤセ尾根が続き、
登山者も少なくなります。

(H13年8月6日写す)
12年前に主人と歩いた時は晴れていて、今回ツァーで縦走した稜線が良く見えていました。

雄山の登りで体力不足となった女性二人をガイドさんのすぐ後ろに付け、ゆっくり進みます。
「ここで転んだら頭がざくろの様になるから、集中して歩いてね」と、注意を受けました。

「富士の折立」

昼食をした「大汝休憩所」から15分で富士の折立です。
頂上はガレてとても登れそうにないので、まいて行きます。

若者二人も迷っているようでした

(H13年8月6日写す)
富士の折立の下りから撮った、真砂岳~別山と続く登山道です。

今回泊まった剣御前小屋は別山の向こう側の別山乗越にあり
マップタイムはここから2時間です。


真砂との鞍部に下った時
「ここが1989年10月9日に起きた、立山中高年大量遭難事故の現場です」と
ガイドさんは足を止め語り始めました。

「居酒屋で知り合ったと言う関西の男女10人のグループが室堂に到着した時は快晴
「でも一ノ越から雄山に登りだした時にはミゾレが降り出し、ここまで来た時は吹雪

このすぐそばには内蔵助小屋があり、ここから雷鳥沢に下るエスケープルートもあるのに
結局雪で道が分からなかったようで

40代の元気な男性二人が剣御前小屋まで助けを呼びに行ったそうですが
その日のうちにたどり着けず、残った8人が全員凍死

当時「薄着で無謀な中高年登山」と騒がれましたが、ちょっと違っていて
ガイドさんは「決断できるリーダーがいなかったのが原因」と言います。
詳しい遭難事故の分析はこちらを参考に

「我々も雷が近ければこのエスケープルートを下って雷鳥沢に戻るが、雷雲は見当たりません」と
小さな計器を見ながらガイドさんがゴーサインを出しました。
それってカミナリ探知機

12年前、私たち夫婦はここを下りみくりヶ池温泉に泊まりました。

「真砂岳」頂上

鞍部の分岐から10分で「真砂岳頂上」です。


「タカネツメクサ」が咲いていました。
花びらが割れて10枚のように見えた「イワツメクサ」とは違いますね。

花冠裂片に毛が見えるチシマギキョウ可愛いウサギギク


ゆっくりと写真タイムです。

「別山」頂上
真砂岳から祠のある別山南峰までは、マップタイムで50分ですが
そろそろ疲れもピークで、急な登りにみんなの息遣いも激しくなります。


2時半にようやく立山三山の一つ「別山頂上」に到着です。

ガイドの板橋さんがこの祠のいわれを、落語のような語りで説明してくれました。
朴訥な富山弁がなんともいえない魅力ですが、お話の中身は忘れました

硯ヶ池の周りにはタテヤマリンドウやヨツバシオガマ等のお花畑が広がっている


白い雪渓のような硯ヶ池は最も高いところにある池だそうです。


山頂は北峰(標高2880m)と祠のある南峰(2874m)の二つに分かれています。

明治以前の剱岳に登れなかった時代には、この場所から剱岳を拝んでいたそうですが、
この時は残念ながらガスっていました。


「別山から30分で小屋ですが、早く着いても酒飲むことぐらいしかないので」と
途中雷鳥を探しながら、花々を愛でながらノンビリ下りました。

雷鳥の親子が見つかりましたが、カメラは間に合いませんでした。
青空も現れて、心が弾みますね。


トウヤクリンドウも微笑んでいるようでした。

3時半過ぎにこの日の宿「剣御前小屋」に到着です。


山小屋にはお風呂はありません。
お部屋で添乗員さん(女性)が配ってくれたウォッシュペーパーで顔や体を拭き
着替えました。

窓の外を見ると、剱岳が見えていました。
「明日は晴れそうね」

この日もガイドさんと一緒の飲み会があり女性陣も加わって、おつまみ類を出し合いました


板橋さんが脱サラして地元立山のガイドになり、キャンピングカーに乗って、
横浜の旅行社に立山を売り込みに来た当時の話をしてくれました。

参加者同士和気藹々と「板橋節」を聞くだけでも楽しい時間でした。


5時50分から夕食、この日のメニューはトンカツでした。

「私は雑誌岳人の者ですが、皆様の食事風景を写してもいいですか?」と
カメラを抱えた男性が・・・

「ハイ、会社に親が危篤と嘘を言って参加した人など、撮られたら困る人は手を上げて」
ガイドの板橋さんの言葉に、皆笑顔の食事風景となりました。


                         

7年後が楽しみな「東京オリンピック」ですが
開会式が7月24日って、どぅ~いぅ~こと

アメリカのスポーツ界とTV界のスケジュールの関係のようですね。
いくら莫大な金額のオリンピックの中継料を支払ってくれるにしても
東京の今年の夏は猛暑に豪雨、熱帯にも匹敵するお天気でした。

マラソンなどの屋外競技は真夜中にするのかしらと、
今から心配している私です


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夏の立山縦走・その2

2013年09月07日 | 山シリーズ
従来なら「一雨ごとに秋めいてきました」と記したいところですが
いやはや今年はその一雨が半端ではありません

5日未明からの雨は、雨戸を打つ音も凄まじく、
激しい雷の音で眠れませんでした。

私が住む神奈川は各種の警報が出て、TVにテロップが次々と流れたようですが
そのTVがウンともスンとも画面が出なくなり慌てました。
カミナリの影響かしら

午後からは父の病院の付き添いもあり、大雨の中を出かけましたが、
幸い施設の車で送ってもらって、病院に着くころには雨が上がりホッとしました。

8月6日・立山「雷鳥荘」出発
立山を歩いてから丁度一ヶ月が過ぎました。
3000m級の北アルプスの山々は、そろそろ秋の色に変わりつつあるでしょう。
私も「山行記」を早く仕上げねば

8月6日、朝7時に身支度を整え泊まった宿の玄関前に集合
全員でストレッチ体操をしてから出発しました。


小雨がポツポツと降っていましたが、見晴らしは案外利いて
剣岳の稜線も見えていました。


こちらは大日三山の山々です。

10年位前の丁度今頃(9月上旬)、山仲間3人で登りましたが
大日岳の途中にある山小屋はランプの小屋でした。


今回の山行は雷鳥荘を出発してミドリヶ池経由で、まず一ノ越山荘を目指します。

そこから雄山に登り、大汝山~富士ノ折立~真砂岳~別山と
稜線上を歩き,剣御前小屋で一泊

翌日は雷鳥沢に下って、雷鳥荘の前を通り
室堂バスターミナルから扇沢に戻ります。

よって一日目に使った温泉セットや洗濯物は、雷鳥荘に預けることができて
荷物が軽減化されました。中高年にとっては大助かりです


一ノ越に向かうパーティーが米粒のように見えています。
私達もあの二つの雪渓を渡って行きました。

途中、室堂山荘脇に建つ国の重要文化財指定「日本最古の山小屋・立山室堂小屋」
トイレタイムです。

立山に歴史的建造物があるなんて知りませんでした。
説明付きのツァーの良さですね。


「去年までは立山三山を歩くという事で浄土山から登りましたが、今年は雄山からです」
「お天気次第では雄山往復か、真砂の手前で下る可能性もあります」

ガイドの板橋さんの良く通る声が響きました。


一ノ越山荘までの登山道脇の花々が綺麗でした。
こちらの白いお花は「エゾシオガマ」

黄色いミヤマアキノキリンソウも咲いていました。


ちょっとピンクがかった「タカネヤハズハハコ」
濃いピンクのヨツバシオガマも見えていますね。

燕岳近くの合戦尾根にも多く見られたベニバナイチゴこちらはイワイチョウ


他に「クロトウヒレン」や「アオノツガサクラ」なども咲いていました。

雷鳥荘を出発して、およそ2時間で一ノ越山荘に到着しましたが
小学生高学年の団体登山が大勢いてとても賑やか・・・

「皆トイレには行ったか?」
「いつ雨が降るか分からないから、雨具は着たまま登るぞ~」
先生が大きな声で指示していました。

私達も見習うことにします。


一ノ越山荘から「雄山」へ

急なガレ場の1時間の登りですが、大渋滞で進みません
待ち時間が長くなると疲れが増します。


露に濡れた純白の「イワツメクサ」が可愛い

「花びらは何枚ありますか~?」とガイドの板橋さんが声を上げました。
10枚のように見えるけど、実は5枚が裂けているのだそうな・・・


ようやく三ノ越まで登ると雲が切れてきて思わず歓声をあげました。
「槍が見える」「右の大きな山は薬師岳かしら

Yさんと、当時属していたさる山岳会の皆様8人で行った「五色ヶ原~薬師岳」を
歩いた時の事を思い出しました。


小さなコンデジカメラのズームを使って、槍ヶ岳と穂高の山々をアップです。

「あそこも、裏銀座コースから西鎌尾根を登って行ったわ」と、Yさんが呟き
体力があった40代の頃を懐かしみました。


10時半頃、ようやく雄山神社の峰本社に着きました。
ここから先は神社の領域です。

受付で500円の参拝料を納めて、階段を上り神殿へ・・・

神職のお祓いが済むとお神酒が振舞われるここが3003mの雄山頂上です


晴れていれば、立山と共に日本三霊山をなす「富士山」と「白山」も望めるはず・・・

雄山は小学生の団体であふれていたので、昼食は大汝の休憩所でとる事にして
出発します。

大汝山

雄山からおよそ30分で大汝山、ザックを置いて岩をひと登り
ここが立山連山の最高峰(3015m)の大汝山頂上です。

晴れていれば眼下に「黒部湖」が見えるはず・・・
私達は順番に狭い岩場に立って、ツァーの仲間同士カメラを交換して写し合いました。


大汝休憩所で宿で配られたお弁当を食べました
朝が早かったので、流石に12時近くなってお腹が空きましたね。

後で知ったことですが、雄山の登りで奥様が体調を悪くして(高山病?)
雷鳥荘に戻って行ったご夫婦が一組あったらしい・・・

この窓に貼られているポスターは、松山ケンイチ主演の映画「春を背負って」の案内です。
名カメラマンだった木村大作氏が2年前に初めて監督として撮った映画「剱岳・点の記」
25億円収入の大ヒット

その木村監督がやはり立山を舞台にした映画を今撮っているそうで
モデルとなるのがこの小屋

「ヒロインの蒼井優さんもこの小屋に泊まったらしい」
「木村さんは剱岳・点の記以来、立山が大好きになり、今日も立山に来ているはず」
「封切りは来年6月だから是非観て下さいね」と、ガイドの板橋さんに薦められました。

顔ヨシ、声ヨシ、姿ヨシの板橋さん、素敵なガイドさんで気に入りました。
プロフィールはこちらです。


          

まだ購入して2年なのに、突然見られなくなったリビングの大型テレビ

メーカーのサービスステーションにTELして、翌日点検してもらったら
テレビ本体の部品の不具合とか
部品代はサービスでしたが、出張工事費に12000円もかかってしまいましたわ

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8月も終わりました・納涼祭とオフ会報告

2013年09月02日 | 日常の日記
先週初めには秋の風が吹き、ホッとしたのもつかの間で
またまた週末には35度を越える猛暑となりました


我が家の駐車場脇のコンクリートの隙間に咲くど根性フヨウの花・・・
今夏の暑さに屈することなく旧盆前から咲き続けています。


そしてこちらは玄関脇の水盤の中で咲く「ホテイソウ」
この涼しげな色に癒されますが・・・

賑やかに鳴いていたミンミンゼミやアブラゼミも聞こえなくなり、
時々耳にするツクツクボウシや虫の音に秋が感じられますね。

それにしても今日の埼玉&千葉の竜巻被害のニュースには驚かされました。

私が子供の頃には「竜巻」は遠い国でしか見られない現象と思っていましたが
日本もいつの間にか荒々しい気候風土に様変わりでしょうか

父の施設の「納涼祭」(8月24日)
孫達と一緒に楽しんだ、地元の連合自治会主催の夏祭りの一週間後は
父がお世話になっているホームの「納涼祭」でした。


和太鼓の音が鳴り響き・・・


息の合った見事なバチさばきに酔いしれました。

去年は孫達も連れて行きましたが、今年はハー君のサッカーの試合と重なり
親もお当番で車を出さなければならずに残念でした。


日系ブラジル人の歌手、山城カミーラ美幸さんのミニ歌謡ショーもあり

10月に津軽三味線でデビューする若い二人も参加車椅子の父も楽しんでいました。




恒例となったホームの若いスタッフさんたちの、力強い「よさこいソーラン」

軽快な音楽と踊りに、父は興奮気味・・・

私も両親がお世話になったこの施設に通いだして7年になります。
昨年末に亡くなった母のことでも色々お世話になり、
スタッフさんたちともすっかり顔なじみとなりました。


若い男性が増えましたが、皆さん長く続いて入れ替わりが少ないのが助かります。

父はカレーと焼きそばをぺろりと平らげ満足そう・・・
孫やひ孫が来れなかったのはちょっと淋しいけど、
娘(私)と息子(弟)が顔を出したから喜んでいました。

お天気もどうにか持って、最後は盆踊りで今年の「納涼祭」も締めとなりました。


伊豆の伊東で「オフ会」(8月30日~31日)
今年もラッシーママさんに声をかけていただき
ラッシー家の伊東の別荘での夏合宿に参加しました。

小田原駅で銀河さんと合流し、熱海駅で大阪から参加のlilyさんとも落ち合い
ラッシーママさんご夫妻が待つ「伊東駅」に向かいました。

天気予報は下り坂でしたが、夏空が広がる暑い日でした。

南国風の風景が広がる海岸道路・・・去年と同じ食堂でお昼を頂きます


今年で5回目となる合宿だそうです。
私は一昨年から3回目の参加ですが、今までは翌日の都合がつかず日帰り参加でした。


新鮮なお刺身定食が美味しい・・・
ラッシーパパさんも一緒に、再会を祝してビールで乾杯しました。


去年は温泉とカラオケで、スケジュールもいっぱいでしたが・・・
今年はノンビリと別荘でお喋りです。

食べて、飲んで、お話して、時間がたつのも忘れます。
中華ちまきとソーメンの夕食もいただき、お腹はマンプクリン


夕食後は手芸教室です。

千代紙やチラシで細かく折った三角のパーツを組み合わせた「屋形船」を、
ラッシーママさんの指導の下に作りました。


最後に目と口を書き入れて完成、とても表情豊かで楽しい作品ですね

骨折以来手先に力が入らずに苦労していますが、そんな私でもどうにか作れました。
むしろリハビリに良いみたい・・・

お喋りしながら作っていたら、真夜中の1時半になっていました


この可愛い猫ちゃんは、1年ぶり2度目の対面となったlilyさんお手製のお土産です。
可愛いですね

皆さん器用で羨ましい限りです。

ラッシーママさん手作りの朝食をいただき4人揃って門前で記念写真・・・


これからおにぎりを持って、細野高原にハイキングに出かけますが、
私は午後から所用が出来て、残念ながら不参加です


ラッシー家の別荘は高台にあり、道路に出ると伊東の街や海も見下ろせて
津波の心配もありません。

台風もそれたようで、この日も良いお天気でした
11時過ぎに、私だけ伊東駅で下ろしてもらってさよならしました。

細野高原歩きはとても気持ちよく楽しかったようですラッシーママさんのブログでご覧ください。

ハイキングに参加出来ずとても残念でしたが
ご夫妻の息の合った接待に、楽しい時間を過ごさせていただきました。
感謝感謝です。ありがとうございました


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